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ユアン・マクレガー悪役に挑戦「ガンズ&ゴールド’13」劇場公開2014年11月オーストラリア映画。

2015-02-21 21:42:04 | 映画

               
 ユアン・マクレガーは、一言で言えばこういう荒っぽい犯罪者には向かいだろう。私のイメージしていたのは、知的犯罪者ということ。例えば、投資会社の社員でIT技術を駆使して犯人を特定できないような巨額の横領とか……。

 こんな強面の野郎がいる刑務所の設定はちょっと無理な気がする。それが分かっているのかもしれないが、ブレンダン(ユアン・マクレガー)の周辺には親衛隊のような屈強な男たちがガードしている。ユアン・マクレガーも髭面で一応それなりの雰囲気は出ている。

 この髭面も、上映中のクリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーも髭面、メジャーリーグの多くの選手も同様の面構えだからワルが髭面と決め付けられない。少なくとも優男の顎の線だけは隠してくれる。

 新入りのJR(ブレントン・スウェイツ)がチェスの腕前が抜群に冴えているのが気に入り下心があって親切にする。やがてJRの出所となりブレンダンからの指示は脱獄の手助けだった。この辺も簡単にことが運ぶのがちょっと安っぽいかな。こういう連中がJRをおいそれと信用するんだろうか。そんな疑問があるからだ。

 そんなこんなでとにかく脱獄は成功する。後は金塊精錬所を襲って、出来立ての金塊を強奪となる。ところがこういうのには必ず裏があって、ここでも強奪の話を持ちかけてきたサム(ジャセック・コーマン)の悪巧みだった。

 裏切られたブレンダンも黙ってはいない。これからいろいろ話はあるが、そんなことはどうでもよい。とにかく最後は無精ひげのまるでサラリーマン。ユアン・マクレガー・ファンとしては、物足りない映画だった。
          
          
          
          

監督
ジュリアス・エイヴァリー出自不明

キャスト
ユアン・マクレガー1971年3月イギリス、スコットランド生まれ。
ブレントン・スウェイツ1989年8月オーストラリア、ケアンズ生まれ。
アリシア・ヴィキャンデル1988年10月スウェーデン生まれ。ジャセック・コーマン1956年8月ポーランド生まれ。

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