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映画 ジュリアン・ムーア「フォーガットン(04)」

2006-02-05 13:39:12 | 映画
 映画のデーター・サイトallcinemaで、これほどこき下ろされている映画も珍しい。「なぜ?」「どうして?」が一杯出てくるからかもしれない。

 テーマは母親の愛を描こうとしたが、描ききれていない。普通ならラストの抱擁シーンなどは、ほろりとして涙の一粒も流す場面だ。何の感興も起きない。
 映画で憂さを晴らす人もいるだろうし映画の主人公になったようなロマンティックな気持ちになる人もいつだろう。映画ファンは分かりやすくて感動を与えてくれて楽しめるという欲張りなことを考えている。この映画もラストまでテリー(ジュリアン・ムーア)の妄想と理解すればすっきりと収まる。
            
 監督は、ジョセフ・ルーベン1951年ニューヨーク生れ。ジュリアン・ムーア1960年12月ノース・キャロライナ生れ。「めぐりあう時間たち」で印象に残ったが、もう45歳になっている。若作りしているが歳を隠せていない。
 ドミニク・ウェスト1969年イングランド・シェフィールド生れ。「モナリザ・スマイル」でジュリア・ロバーツの相手役が印象に残る。
            
 アンソニー・エドワーズ「ER」ドクターも精彩がない。「ER」の仲間ジョージ・クルーニの活躍を思うと気の毒になる。「ER」のころからこの人の使い道は少ないのでは?と想像していたが。
            
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