昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

呆れた・・・NHK!

2004-12-20 15:08:24 | 日々の雑記
 またまた新聞記事での事だが、朝刊一面に昨夜のNHK番組「NHKに言いたい」二時間余に亘る長時間放送模様を掲載されていた。
番組そのものの後半を見ただけだったが、物々しいタイトルの割には唯の「言い訳番組」に過ぎず、「猿芝居」にも劣る(比較したら日光猿軍団の猿達に悪い)・・・、むしろ馴れ合いの茶番劇乃至は懇談会に等しかった。

 番組中海老沢会長は謝罪と言い訳のみに終始、企業トップの己の責任を如何ほど感じているのか、それは全く露ほども感じられなかったのは私だけでは無いだろう。相も変らぬ人を食った顔で厚顔無恥そのものであった。
 辞任に付いても「信頼回復に努めるのが責務」との繰り返しで、遂に「辞任」の言葉は聞かれなかった。

 口でこそ「信頼回復・改革等」が先と云っている様だが、長い就任期間の中で企業トップの責任を何一つ果たしていないのに、例えば多額の金額を横領したソウル支局長の処理さえ満足に出来ず有耶無耶にしているトップが今後一体全体何が出来ると云うのか全く疑問である。それどころかその様な技量は皆無だと思う。

 とにかく大きな権力を持つ役職に恋々とする本人もどうかと思われるが、周りのスタッフが問題だと思う。例えば昨夜の番組中に寄せられた視聴者の声の紹介だが、画面下を流れるテロップにはかなり厳しいもの(辞任を求める)が在った筈なのに、その様なものは一切発表されず、街頭インタビューを含め当たり障りが無く会長には都合の良いものばかりだった。これ一つ取り挙げてみても何処かの集団と同じで、自浄能力は全く見られず根本から変革する必要があると思った。

 海老沢会長がこの期に及んでもなお役職に恋々とする理由は何だろう?それほど旨いものが在るのだろうか、先のソウル支局長を厳罰に出来ない訳と何か繋がりでも在るのではと・・・「下衆の勘繰り」もしたく成ろうというものである。

 そんな事でこれまで一連の不祥事で腹を立てた事はあったが、受信料不払いまでの気は起こらなかった。しかし昨夜の会長の態度で一変、早速く今朝早々に地元放送局に電話をして、取り敢えず受信料支払いの保留の申し込みを伝えた。
 
「大きな権力には、大きな責任が有る」・・・とのこの至言を大声で伝えたい!