昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

嗚呼・・・地球が壊れる!

2004-12-27 22:27:07 | 日々の雑記
                 

 朝刊に続いて夕刊一面の見出しに、唯々唖然として声も無く肝を潰している。
二十世紀以後最大のマグニチュ-ド9・0の巨大地震がインドネシアのスマトラ沖で発生しそれに因る10メートル余を超える大津波が、インド洋ベンガル湾一帯を襲い更に東アフリカにまでに及んだと言う。
 
もともと海抜の低い島の多い地域だけに、各地の凄まじいその被害はまさに筆舌に尽くせない。死者行方不明者の数は優に二万人を超えるだろう。その中での日本人の数は今のところでは四十人前後と言うが、十七社の旅行会社からなる旅行者は1,500人ほどになると言うから、今後もっと増えるに違いない。全く残念と云わざるをいないし、未だ安否の分からぬ人たちのご家族の心中を察するに余りある思いであり、不幸にも亡くなられた方々のご家族様には、心から深くお悔やみを申しあげる次第です。

 それにしても今年の異常気温と云い、新潟中越地震を初め全国各地で起きる地震、その中には未だかって地震の気配の殆ど無かった北海道留萌地方など、その地震の数は枚挙に及ばないほどである。

 こうしてみると「日本沈没」どころか、掛け替えの無い此の地球そのものが壊れて仕舞うのでは無いかと、途方も無い思いにかられ心戦く一日であった。
                     

二人の孫

2004-12-27 19:37:56 | 日々の雑記
 私たちには女の子の孫が二人居て、車で十五分ほどの処に住んでいる。今日から冬休みが始まり、塾の冬季講習を終えて早速く我が家にやって来た。夏休みが終って以来約四か月ぶりの事である。
 孫が小学生になってから母親が働き始め、それ以来「土・日・祝祭日」を除いて殆どの日を我が家で晩飯を済ませていた。今では二人とも中学生に成って成長した所為か滅多に病院通いも無くなったが、小学生低学年の頃には、流行りの病気は「イの一番」に罹っていたから、そうした時には老妻共々に病院へ掛け付けたものである。
 二人の孫は我が家で育ったと云っても決して言い過ぎではない。

 しかし中学生に成った今は下校時間が遅くなった上、部活の終る時間が遅くなる場合には七時近くなる事が多いため、我が家に来る事は殆ど無くなった。
そんな事で孫の顔を見られるチャンスは、塾や習い事の送り迎えが、親達の都合の付かない時だけである。それが年明けの一月廿日頃までは、晩飯の時間まで我が家で過ごして行くことになる。

 中学生とも成ればもう立派な大人・・・?食べる量もバカにならない。その食事の用意も大変である。老妻はその事を時折り口にはするが、内心はそうでも無いらしく、この事が一つ元気のもとでも有り、生き甲斐(大袈裟かな?) でもあるらしい。

 かくして孫達にとっては「婆」が一番の頼りであるらしく、何か身体の不調の時には一番先に声を掛けて来るし、母親(次女)も又然りである。

 冬休みが始まって一番喜んでいるのは、どうやら送り迎えの運転の他何の苦労も無い私なのかも知れない。