処暑も過ぎた或る日、湿原道路に出掛けて先ず驚かされたのは、空気の変わりようだった。照る日曇り日には全く関係なく、肌にベッタリと纏わり付いていた、湿気の多い空気は一変していた。
何時ものように葦の野面を渡って来る風には、濃くて重い湿気さは跡形も無く、さらりと乾いていて正に涼風そのものだった。ホッとして見渡す葦原は何時の間にか、立ち枯れていた葦は姿を消し、瑞々しいばかりの若い葦で一面が覆い尽くされていた。また何時もは靄がかって姿を見せなかった阿寒の山々は、頂きこそ厚い雲に覆われていたが、麓方面の稜線がハッキリと見えるのも、近付く秋の現われであろうか。更に道路脇の植物群も主役交替とばかりに、何故か紫がかった花が多い。それに花の大半の佇まいは、控えめで可憐だった。
余り野草の知識に疎い私の知るところでも、例えば、クサフジ・トリカブト・ツリガネニンジン・アザミ・シモツケソウ・ヒルガオなどがあげられる。
クサフジ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/4b/e7170345b92ddb2c7efb272893b4c631.jpg)
イブキトリカブト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/06/3886b885333256927817b090fa11c8f9.jpg)
ツリガネニンジン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c6/3523a4f841165b0252e0378dc54cc2a7.jpg)
ノアザミ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/96/715bd8f7fda0fed5f6aaf58310701b29.jpg)
コヒルガオ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/7a/590a38b718bdbe3b15388722b06ea329.jpg)
ヤマハギ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/cc/627ea46273043a1add0f713f548ec18c.jpg)
ホザキシモツケソウ
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何時ものように葦の野面を渡って来る風には、濃くて重い湿気さは跡形も無く、さらりと乾いていて正に涼風そのものだった。ホッとして見渡す葦原は何時の間にか、立ち枯れていた葦は姿を消し、瑞々しいばかりの若い葦で一面が覆い尽くされていた。また何時もは靄がかって姿を見せなかった阿寒の山々は、頂きこそ厚い雲に覆われていたが、麓方面の稜線がハッキリと見えるのも、近付く秋の現われであろうか。更に道路脇の植物群も主役交替とばかりに、何故か紫がかった花が多い。それに花の大半の佇まいは、控えめで可憐だった。
余り野草の知識に疎い私の知るところでも、例えば、クサフジ・トリカブト・ツリガネニンジン・アザミ・シモツケソウ・ヒルガオなどがあげられる。
クサフジ
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イブキトリカブト
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ツリガネニンジン
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ノアザミ
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コヒルガオ
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ヤマハギ
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ホザキシモツケソウ
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