畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

サツマイモ植え

2009-05-14 19:21:01 | 農作業
5月14日(木)  ときどき 

晴れたり曇ったりの天気で、日差しは強いし、畑も乾燥気味。あまり条件は良くないが、サツマイモの苗を植えることにする。今年は、いろいろの品種の苗を作ろうと、挑戦したが、失敗の様だ。珍しい品種中心に、伏せた種イモが腐り、かろうじて残った一、二個からしか、芽が出ていない。作り続けている、ベニアズマ、コウケイなどは、それなりに、育っているが。
苗を切り取り、畑に行く。サツマイモ用の畝は、黒マルチが、張ってある。鉛筆くらいの太さの、竹の棒を用意する。先端をU字型に削る。その棒で、苗をマルチの上から、突き刺すように、土の中に押し込み、植え付ける。お湿りが欲しい位だが、日曜日の雨(?)まで、我慢してくれるだろう。今日は、200本強、植える。
その後は、夏野菜用のマルチを張る。

袋詰め

2009-05-13 20:27:58 | 農作業
5月13日(水)  いちじ  いちじ 

夜のうちは降らなかったようだが、朝から、ぱらぱら。濡れるか濡れないかといった降り方で、雨具は要らないほど。そんなパラパらが、夕方まで断続的に。時間は短いので、雨の役には立っていない。
ハッチク掘りと、ソラマメの収穫。ハッチクは、伸びすぎ位も何本かあったが、手頃なもので、10数Kg採れ、今日の出荷には、十分だ。一時間ほどで、畑に回り、ソラマメの収穫。しゃがみこんで、一つ一つ、ハサミでの収穫だ。ソラマメは、株が大きくなり、丈も伸びるので、倒伏するものがあり、時間がかかる。一時間少しで、予定の量になり、切り上げる。
作業場で、まず、ハッチクの整理と荷造り。根を切り落とし、余分な土を払い、切り口を新聞紙でくるみ、ポリ袋を根元に被せる。筍は、どんなものも、根の切り口から水分が出る。そのままだと、びしょびしょになり、他の野菜も濡れてしまう。特に、ハッチクの場合、濡れ方がひどい。
ソラマメは、自然食品店用の「商品」を作る。400gずつ量り、ポリ袋に入れて、口を絞り、テープで、ガチャンとシールする。店に並び、不特定多数のお客さんに、購入してもらうものだから、ある程度は、そろえての袋詰め。直送のお客さんなら、直に野菜の説明はできるが、店置きの場合、そうはいかない。その分気を使うことになる。それと、細かい作業の繰り返し。夕方までかかり、120袋の出荷。
疲れた。畔の草刈りでもと思ったが、やめて、ハウスのキュウリ、インゲンに水をやり、夕飯の準備に。ソラマメを茹で、ハッチク(生のまま)と豚肉の炒め物。残りのハッチクは、水で煮込んでおく。ビールのつまみはこんなもので。草餅の端切れが、ご飯変わり。

一気に旬

2009-05-12 20:29:29 | 農作業
5月12日(火)  ときどき 

今年のソラマメは速い。
ソラマメの産地でもある、この地方。ソラマメは、大相撲の夏場所中に、出荷すれば、高値だ、と言われてきた。我が家では、早出しに、それほどこだわらないで、栽培している。それでも、例年、夏場所が始まってしばらくで、収穫が始まっていた。それほど遅れなくて、よかった、と出荷していた。
しかし、今年は、かなり速い。場所の始まる前の週から、収穫を始めた。その上、一気に、熟してきている。ほとんどが、今が、収穫の適期といった状態。野菜をゆうずうし合っている、仲間にも、使ってもらっても、まだ一通り、採り終わっていない。
急遽、自然食品店に連絡。出荷量を増やせないか、交渉する。今週、二回分は、追加発注をしてもらった。それで、今日から、ソラマメ採りも始める。一日で、収穫と、出荷調整は無理なので。七、八割がた、収穫し、残りは、明日朝だ。

昨日の続きの、畝立、マルチ張り。機械を移動して、ナス、ピーマンなど用の、畝立、マルチ。

入歯

2009-05-11 19:52:40 | 暮らし
5月11日(月) 

暑いぐらいの気温だが、ほとんど陽は射さない、曇り空。靄がかかったような一日。畑作業を一日。サツマイモ、ズッキーニ用の畝立、マルチ張。米ぬかや、油粕、石灰などを撒いて、綱を張り、機械で、耕しながら、畝を立て、マルチも張る、の繰り返し。
夕方は、早めに引き揚げ、予約の歯科医へ。
出来上がってきた、入れ歯をはめる。口の中に、異様な物質が入っているような感じだ。何度も、噛み合わせを調べ、調節してくれたが、ちょっとした噛み合わせの違いで、口の中を意識してしまう。口の中、あちこちに、異物が触れる感じだ。
不摂生と20年以上もの、歯の治療のさぼりの結果だ。我慢するしかない。
しかし、今まで、前歯ぐらいでしか、噛んでいなかった、食べ物が、チャンと噛めるようになるのだろうか。試しに、パンを頬張ってみる。だめだ。奥歯で噛もうとしても、食べ物が奥に行かない。今までのように、前歯で噛んでしまう。奥に送ろうとすると、入れ歯にくっ付いてしまいどうにもならない。
口の中に、ギブスを付けられたようで、どうにも自由に、思い通りにならない。
しばらく、調教の日々が続くことになる。

冷却装置

2009-05-10 20:07:36 | 農作業
5月10日(日) 

暑い一日だった。昼の時、居間で、25度。日陰で、この気温だから、日向では暑いわけだ。
昨日のトラクターの不調は、冷却装置。この暑さのせいでもないだろうが、オーバーヒート。冷却水が沸騰して、噴き出している。ラジエターの詰りか、他の原因か。と思い、昨日のうちに、洗浄剤等を購入しておいた。
液を抜いてみるに、勢いよく排出されるので、詰りではないようだ。けれど、念のため、洗浄液を投入し、ラジエター内を洗浄。再度、冷却液を入れて、試運転。20~30分の作業で、水温計は、レッドレベルに。ボンネットを開けると、リザーブタンクはあふれんばかり。沸騰して、水蒸気を噴き出している。
やはり、悪いほうの原因だった。エンジンの冷却部についている、サーモスタットという装置が、開かなくなっているのだろう。この装置、エンジンがそれほど高温でない時は、しまっていて、エンジンを温める。適温を超えて、熱くなると、開いて、温水をラジエターに送り、冷却する、という役割をする。それが開かないから、冷却水が、冷やされることなく、熱いエンジン内で循環し、蒸気機関の様になってしまっているのだと思う。
今日は日曜日。明日、車の整備会社で、確認し、再度、点検だ。

ラジエターの様子を見ながら、苦土石灰を散布し耕す。他の畑に、別のトラクターで行き、再度耕起。雨が降って、表面が固まったので、畝を立てる前に耕しておく。

ハチク

2009-05-09 19:50:09 | 農作業
5月9日(土) 

出荷の日なので、朝一番で、竹山に行く。かなりの雨が降った後の晴天。そろそろ、頭を出し始めたかと、様子を見るためだ。モウソウ竹は、もう終わりだ。そろそろ、次のハチク(淡竹、この辺では、ハッチクという)の出番だ。その次はマダケと続くのだが、モウソウは初物、ハッチクは味、マダケはそろそろ飽きてきた頃という感じだ。
で、ハッチクはよく食べる。モウソウの様にあく抜きに糠で煮たりしない。採ってきて、皮をむき、そのまま味噌汁の実にしたりする。歯触りも少し違い、しゃきしゃきした感じだ。
ハッチク林は、借りている田圃の裏山という感じ。以前は同じ地主の、田んぼだったが、今やそんな面影はない。林の中に入ると、狭い段々になっていて、棚田だったことが想像できる。手入れしていないから、枯れた竹が倒れていたり、混み合っている所があったり、避けながら、探し回るが、少々早かったようだ。小さいもの中心で、20本も採れなかった。でも、伸び過ぎているものもあるから、次回はもっと出ているだろう。
帰って、出荷の手伝い。
午後は、トラクターで、夏野菜用の畑の耕起。草の根が大きく残っているから、丁寧にやるが、きれいにはならない。何度かやることになる。トラクターが、ちょっと不調。明日点検することにして、帰宅。田んぼの畔の草刈りを2時間ばかり。

快復

2009-05-08 20:08:02 | 農作業
5月8日(金)  いちじ  いちじ 

と、こんな、目まぐるしく変わるような、全天候。霧雨が続いたかと思うと、パアッと、陽が射す。一時的で、再び、どんより、曇り空。予報は、ほとんど終日、雨マークだが、実際の空は、気ままなもの。昼からは、雨はなく、太陽が、顔を出すことが多くなる。5日から、続くぐずつきは、明らかに、快復に向かっている。明日からは晴れて、初夏の陽気と、予報は当たりそうだ。
天気に連動して、体も、元気が快復基調。片付け終わったハウス内に、キュウリ、インゲンを定植する。一気にやってしまい、今日は、気分よく、一日を終われた。散髪で、すっきりしたおかげでもあるかな。
管理機の作業機を付け替え、車軸ロータリーにして、耕す。固まっているから、管理機の小さなロータリーでは、耕すのは大変だ。車軸ロータリーは、タイヤの代わりに、つけるもので、耕しながら、ゆっくり進行できるから、少々硬くても、ある程度深く耕起できる。
カキガラ石灰、菜種油粕を撒いて、土によく混ぜる。ネットを張り、鍬で植え溝を伐り、たっぷり水を撒く。インゲンは、もう蔓が伸び始めている。ギリギリのところだった。70本ほど植え付ける。キュウリは、ちょうど良い苗。例年は、伸ばし過ぎて、蔓の絡まりを、ほどきながら。今年はそんなことなく、50本くらい植える。

散髪

2009-05-07 21:41:45 | 暮らし
5月7日(木)  いちじ 

崩れる天気は、一日、続く。朝から、霧雨が降ったり止んだり。陽は射さないし、気分を滅入らす天気だ。
稲の育苗ハウスを片づけるが、なんとも、気が入らない。だらだらと続けるが、途中で嫌になる。
夕方早く、5時頃に、風呂釜に、薪をくべる。早めに風呂を沸かし、散髪だ。気分を変えるには、これがいい。(私にとっては、だが)
そろそろ、3か月位になるはずだ。田植えも終わったし、ちょうど良い。今日は、こんな天気で、風呂の沸くにも、時間はかかる。すぐにとはいかない。
少し温めだが、釜に薪を多めに放りこみ、電気バリカンを準備する。洗い場に座りこみ、スイッチ、オン。ブウーンと云う音とともに、まだ、黒髪が、ばさり。所によっては、エッ、こんなに白いの!。バリカンを頭皮に沿わせて、ブーーン。目は上を見えないから、何度も繰り返すことで、それなりに、せざるを得ない。
30分も掛けて、そろそろよいだろう。鏡も見ないが、散髪完了。シャンプーをふりかけ、湯をかぶる。
こんな天気の、早い夕、少しは、すっきりしたかも。

ソラマメ

2009-05-06 20:23:37 | 農作業
5月6日(水)  ときどき 

昨日からの雨は、恵みの雨だった。土の出ていた田んぼも、たっぷりの水を湛えていた。畑は、余るぐらいの水を、吸い込んだ。
田んぼを一通り、まわり、様子を見る。水手を見て、手直しなどしながら回るので、たっぷり、二時間はかかる。
その後、ソラマメ畑に回り、初収穫。もう十分収穫できるような状態だ。今日の出荷分を、採って帰り、初荷に。来週からは、自然食品店にも、出荷する。
午前中は、パラパラ程度だった雨だが、午後、ソラマメを量ったりしていると、本降りになってきた。もう十分の、雨量なのに、明日も、こんなはっきりしない天気の様だ。なんとも、こちらの、望むようにはならないのが、自然なんだろうか。

ソラマメ



さなぶり

2009-05-05 13:31:58 | 暮らし
5月5日(火)  のち 

朝から、時折小雨がパラパラしている。
今日は、午後から、農家組合の集まり。さなぶり、である。私たちの集落の、田植えの終わったお祝いである。ようするに、豊作を祈って、一杯飲むということ。昔ながらの行事は、少なくなっているが、「早苗饗」だけは、毎年続いている。
午前中は、ひょろひょろに伸びすぎた、枝豆を定植。ぽつぽつ降っている雨粒が、ジャガイモの花を、うっすらと濡らしていた。からからに乾き、固くしまった畑の土も、しっとりさせてほしい。
稲の育苗ハウス内、育苗用資材の片づけ。

ジャガイモの花


薄紫の小さな花


品種によっては、白い花も