畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

晴間

2009-05-29 20:35:53 | 農作業
5月29日(金)  のち  いちじ 

昨夜はかなり降ったようだが、朝には曇りになる。時々、小雨が落ちたりしたが、日中は、だった。午後は、陽も射したりする。
ここまで回復するとは思わず、昨日の続き。籾すり作業。機械を据え付けたからには、ある程度の量をやらないと、据え付けと、清掃片づけの時間の割合が大きすぎる。昨日と合わせ、26俵の玄米にする。
作業場に積まれた、52袋の米袋。これを全て、保冷庫に移動しなければならない。かっては、平気で、何も感じなかったが、今、米袋の山を前に、どっと疲れが出るようになった。加齢のせいでもあるが、何より、右手の痺れと、力が入らなくなったことが、重い物の運搬を、億劫にさせる。ちょっとしたことだが、右手がおかしいことで、体全体の、バランスが崩れ、重い物を持つという作業で、全身の疲れをよりひどくする。玄米の石抜きも含め、フウフウしながら片づける。
その後は、機械の分解掃除。米を扱う機械は、残米があると、そこに虫がつき、次の作業の時、大変になる。特に、これから夏に向かう時、もっとも、虫がわきやすい時だ。だから、かなり分解して、奥の細かいところまで、掃除するようにしている。コンプレッサーにエアガンを付けて、高圧の空気を吹き付けて、残米や、ゴミを吹き飛ばす。かなり、念入りにやっても、完璧に掃除はできない。完璧にやるには、一度解体し、再組み立てするしかない。そこまではできないから、ほどほどで、妥協する。
それでも、掃除が終わる頃には、夕方のチャイム。晴れ間も出た、外の天気が、もったいないように感じる、一日だった。