畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

輪作

2009-05-04 19:52:56 | 農作業
5月4日(月)  いちじ 

午前中で、畑の片づけは、とりあえず、終わりとする。トマトのアーチや、ナス、ピーマンなどのマルチの片づけは、後回しとする。片付け終わったところで、夏のナス科の野菜の植え付けは、充分間に合う。ナス科は、連作を嫌うので、4~5年周期位で、畑を回して使う。収穫の手間を考えて、同じ畑にまとめるから、ある程度のスペースを必要とする。だから、ナス科の作付けを、どこにするかを中心に、他の作付けを、考えることになる。
他には、ある程度の面積を必要とする、輪作の必要な作物は、ソラマメだ。ソラマメと、ナス科は、5月にはダブるので、半年ぐらい、空きになる畑ができてしまう。
明日は、久しぶりの雨の予報。25日以来雨がなく、田んぼの土も出てしまっている。待望の雨だ。その前に、片づけが終わり、ホッとする。
ごごは、ジャガイモ畑。石灰を追肥。中耕土寄せを行う。この石灰の追肥も、雨待ちだった。雨(水)に触れないで、長いこと空気に触れていると、カルシウムが、溶けにくい炭酸カルシウムに、変わってしまうから。だから、ジャガイモの花の咲く時期の、カルシウムの追肥は、雨肥として、雨の降る直前にやることになる。うまい具合に、それも、間に合った。
今日は、満足。明日の雨待ちだ。

マルチ撤去

2009-05-03 20:49:42 | 農作業
5月3日(日)  いちじ 

曇りと云っても、薄日が透けるような、明るい曇り空。気温も、引き続き高めだ。
そんな気だるさを感じる中、今日も、気持ちに鞭打ち、畑に出かける。
草は刈り終わったので、片づけ。畑の隅の方には、ヤマウドが生えている。当然、他の雑草も群れている。そんな所に、刈草マルチ。ヤマウドを囲んで、どっさりと刈草を、山のように敷いておく。すこしは、草を抑え、ウドの株を包んでくれるだろう。それ以上の草は、梅や柿(渋柿だが)の木の周りに敷く。
マルチの撤去は大変だ。土の中に埋め込まれている部分には、草の根がびっしりと固まり伸びている。根の束、あるいは、根が縄を結っている、そんな具合だ。スコップで土を伐り、マルチを抑えている土を根と共に外し、マルチを引き抜く。20m位の畝に、30分以上もかかる。腰をかがめながらの作業なので、連続してはできない。
マルチを外し、草を片づけ、マルチを外し、草を燃し、そんな作業を、一日続けた。
夕方には、何とかめどがつく。後、半日少しで、予定部分は終わりそう。耕して、
夏野菜を、植えれるようにしないと。

萌黄

2009-05-02 21:29:18 | 農作業
5月2日(土) 

今日も初夏の一日。
昨日に引き続き、畑の片づけ。草を刈り、マルチを撤去し、刈った草を片づける。こんなに伸び放題に伸びた草は、とてもすき込めない。ロータリーに絡みついてしまうだけだ。畑から出して、角の方に山にしておくほかない。
それにしてもこの天気。程よい暖かさで、気だるく、眠気をもようしてくる。集中して、長い時間作業出来ない。時々休みながら、なんとか、作業を続ける。

そんな一休みの時、見る山肌は、ところどころ、新芽の、新葉の萌黄色が、もっこりしていて、面白い。
まだ片付いていない、去年のトマトの棚と
萌黄の山



皐月

2009-05-01 20:57:36 | 暮らし
5月1日(金) 

晴天が続く。文字通りの、五月晴れである。気温も高く、初夏の様な日だ。暫くは、雨もなさそうで、少し心配でもある。
玄米の、大口注文があり、石抜きをしたものの、在庫がなく、急遽、石抜き作業。田植えも終わり、雨の日にでもと、思っていたのだが、この晴天の日に、物置仕事となった。ついでのことだからと、5俵ほどやると、昼少し前までかかる。
午後は畑。この畑は、キャベツ、ブロッコリーなどの片づけがまだ。マルチもそのままである。どころか、昨夏の、トマトの支柱などもそのまま。いくらなんでも、さぼり過ぎだ。
とにかく、草のひどい畑である。特に、冬の牧草である、カラスムギが、雑草化して、優選種となって、はびこっている。黒マルチの間には、もみ殻を、たっぷりと敷きつめたが、効果なし。防虫用のネットで、トンネルにしているから、機械で、中耕除草できないから、一冬の草が、暖かくなり、一気に伸びて、見事なものだ。
草刈機で、刈り払う。丈が長く、蔓性の草もあり、力がいる。夕方の、歯医者に行く時間まで、約3時間。疲れた。