畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

予兆

2013-07-12 19:32:21 | 猫、犬

7月12日(金)  

朝、夕は曇ることもあるが、日中は真夏の太陽、カンカン照り。

起床してすぐ、カーテンを引くと、テラスの上で、ソラが声を出した。珍しいことだ。この所、テラスの上にも、なかなか上がろうとせず、時間をかけて、ようやく飛び乗る、という具合だった。しばらく、なでてやって、餌に誘うが、どうしても、家の中には、入ろうとしない。餌皿を目の前に持って行ってやる。それでも、臭いをかいだりはするが、すぐには口を付けない。しばらく喉をなでてやったりしていると、おもむろに、皿の前に行き、ちょこちょこと食べ始める。もともと、小食。少し食べて、皿の前を離れ、毛づくろい。再びさらに口を入れて食べる。そんなことを数回繰り返す。そうそうは、付き合っていられない。朝の家事にとテラスを離れる。動き回る目に、テラスで、毛づくろいするソラが映る。しかし、30分も経つ頃には、ソラの姿は消えてしまっている。

予兆はあった。近くに別荘を持つ友人が、一、二カ月に一度、一週間ほど、滞在する。その時、夕食だけは、我が家で、一緒に食べる。

一月前ぐらいだったと思う。我が家の食卓には、三脚の椅子がある。普段使っていない椅子が、ソラの一つの居場所だった。ソラの居場所は、居間の何か所かにあり、その1つが、椅子の上だった。友人が来るので、ソラを下ろし、ネコの毛を掃除する。ソラは、他の居場所の一つに連れて行った。しかし、せっかく拭き掃除した、椅子の上に、すぐ飛び乗ってくる。しばらくいたちごっこ。そのうち、友人が来て、椅子取りゲームは終了する。数分もすると、もうソラのことなど忘れたように、三人の食事は進む。しばらくは、テーブルや、座卓の下で、毛づくろいしていたソラが、サッシの前に行き、声を出した。いつものことと、外に出してやる。

田回。畔の草刈。宮畑、二回目のロータリー耕。大豆種の選別。