畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

避妊

2011-12-24 19:09:19 | 猫、犬

12月24日(土)   ときどき 

三連休の真ん中、土曜日のクリスマスイブ。ラジオでは、あちこちにぎやかと報じている。我が家は、出荷日。さらに、暮も押し迫った、なんとなく気ぜわしい土曜日。出荷用の餅搗きの準備などもあり、一日中、作業場で過ごす。

ソラの避妊手術だが、今日もまだ、あまり元気はない。しかし、外には出たいらしく、サッシの前で、開けてくれと泣いたり、その前に用意した、座布団の上で寝ていることが多い。

我が家で、猫を飼ったのは、この地に引っ越す前のこと。移住を決めていた、一年前の春だったと思う。済んでいたマンションの駐車場に、捨てられていた子猫を、娘が見つけた。移住することになっていたので、飼っちゃおうかと、家猫にした。ミーコと名付けた。いろいろとエピソードがあり、忘れることのできない猫だ。

それ以来、我が家に猫がいなくなったことはない。ここに移住してから、ミーコは家の外を知り、土や草を知り、猫も知った。そして、恋もした。メスだったので、子供も産んだ。その何産めかの子猫が生まれ育った時、我が家の猫は、6~7匹になっていた。それで、あまり増えすぎてもと、避妊手術をしたことがある。ミーコの子供のチビタと云う雌猫で、手術の時、もう、子供が出来ていたと知らされた。そのチビタ。手術後に、性格が、がらりと変わってしまった。あまりの違いに、避妊手術の猫格の破壊のように感じてしまった。以後、避妊手術は止めた。子猫が産まれたら、すぐに、一、二匹を残して、あとは殺した。川に捨ててきたのだ。ペットになる前の、猫と人との関係だ。それでも、人慣れしない猫は、育て上げて、離乳するようになってから、連れてくることなどもあり、多い時は、二十数匹の猫に餌をやっていた。

今、高齢化した我々夫婦との関係で、止むなくソラの避妊をすることにした。すでに、ソラはペット猫なのでもある。