畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ソラ

2011-12-07 18:19:46 | 猫、犬

12月7日(水)   ときどき 

出荷作業、そして、大豆置き場を作る。

やはり、風邪をひいてしまったようだ。昨晩から、平熱より少し高い体温。喉は相変わらずだし、鼻もグズグズしてくる。アルコールだけでは、長引く予感もして、葛根湯の世話になり始めた。おかげなのかどうかわからないが、その後は、小康状態を、保っている。

さて、久しぶりに、我が家の動物のこと。家猫、ソラだが、とても変わった猫である。家の中で飼うには、面倒がかからず、とてもよいのだが猫らしくない、猫である。 猫に行儀があるのかはわからないが、とても行儀がよい。我が家の居間には、座卓とテーブルがある。テーブルは、毎日の食事に使うから、醤油注しや湯飲みなどが上がっている。座卓は、友人たちや、来客のときの食事以外は、机として、なにやかやと使うから、書類とか、雑多なものが上がっている。

ソラは、我が家に来たばかりの頃は、数回、座卓の上に上りはした。その時、しっかりと叱ったのは当然である。その後は、座卓の縁に足を掛けることはあるが、上ったことはない。テーブルには、一度も上ってはいない。テーブルには、椅子が並べてあり、その椅子の上には上るし、そこで、よく眠ってもいる。椅子にのぼり、正座(猫の正座がどういうものかはわからないが、尻を着き、前足はちゃんと伸ばした状態を、正座とみなす)をすると、顔がちょうどテーブルの高さになる。食べものがのっかっている時など、そんな状態で、鼻をぴくぴくすることはある。「だめだよ」とか、「何をしてるの」と、注意すると、すぐに止めて顔を下ろす。

食事(猫の餌だが、次の訳で、ソラのは、食事という)だが、自分のサークルの中の、お皿の置き場でしかけして食べようとしない。炊事場で、犬猫たちの魚のアラを煮る。鍋を下ろして、皿に入れるのだが、その場にきていても、けして食べようとしない。意地悪して、しばらく、鼻先において様子を見ても、鳴き声を上げて催促はしても、口はつけない。その皿を、サークルの中においてやると、しっかりと食べる。だから、テーブルの上に、私たちが食べる魚を置いておいたまま、ソラだけを残しても、決して喰い荒したことはない。

外猫たちには、作業場に皿を置いて、食べさせている。今は、ソラも、ほとんど外で過ごしている。夕方に、外猫たちに、餌をやる。外猫たちは、勝手口の前で、待っている。餌鍋を持って出ると、鳴きながらまとわりつき、作業場へと走る。一緒に遊んでいたソラは、「それは、あんたがたの餌」とでも思うのか、全く関心を示さない。三匹の猫たちが、食べていようが、われ関せず。一匹で、しばらく遊んで、連れ合いが、犬たちにも餌をやり、家に入った頃を見計らって、濡縁にのぼり、サッシガラスの前に、ちょこんと座り、開けてもらうのを待っている。

そんなソラの、唯一のいたずらは、ファックス機の上に上ること

棚の上のファックス機の上で、電気をつけて

蛍光灯のスイッチの紐にじゃれていて、電気をつけることを覚え、

得意そうに座っている