畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

移動

2010-08-27 05:07:44 | 農作業
8月26日(木) 

母のショートステイの迎えを待ちながら、籾すり。昨日刈りいれ、今朝には、乾燥の終わった籾を玄米にする。籾貯蔵が原則だが、小作米、贈答用、早期新米用に、10俵ほどを玄米にしておく。
迎えは、10時少し前。送りだしたら、5日間。時間に拘束されず、作業できる。
「さあ! やるぞ」

残った籾を貯蔵タンクに移し、準備完了。今日からの刈入れに移る。家からは、車で移動する、離れた田んぼが多い。移動にかなりの時間を取られてしまう。
ちなみに、今日の移動を追ってみる。
まず、軽トラックに、コンバインの乗降用のアルミブリッジを積み、作業予定の田んぼに走る。ブリッジを下して、とんぼ返り。荷台からはみ出るほどのコンバインの載った、2tトラックが、同じ道を走る。目的地に着いたら、荷台にブリッジを掛け、コンバインを走り下ろす。空になったトラックには、ブリッジを積める。家に引き返し、車を乗り換え、籾を入れるグレンタンクを積載した、軽トラックで、刈り取る田んぼに向かう。これで、やっと、稲刈が始まる。
作業が終わると、
まず、籾の運搬だ。作業場の、空になった乾燥機に、グレンタンクから、籾を移動させる。しばし休憩していた2tトラックで、田んぼに走る。アルミブリッジを掛け、コンバインの搭載だ。下ろす時より載せるときの方が、苦労する。トラックと平行に、ブリッジにちゃんとクローラーが一致するように、コンバインを微走行させ、ゆっくりと、走らせる。無事荷台に上ったときは、何度もやってはいるが、ホッとする。
ブリッジをのせるスペースはない。その場の隅に寄せ、家へと帰る。軽トラから、グレンタンクを下し、空で現場に向かう。ブリッジを積み込み、これが重く長い。次の田んぼへと、県道から、農道へ。目的の田んぼのそばで、邪魔にならない所に、ブリッジを下す。再び家で、車を乗り換え、刈取り予定の田んぼに、コンバインを移動させる。
今日の、田んぼ作業は、ここまで。家には、水タンクが待っている。
タンクに水を入れるのにも、時間がかかる。畑のニンジンとインゲンに水を飲ませ、帰路に就くころは、16日齢のまん丸い月は、かなり高くなっていた。