畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

人参播種

2010-08-18 05:29:00 | 農作業
8月17日(火) 

もう待てないので、ニンジンの種まきを予定する。と云ってもこの残暑厳しい、真夏の太陽の下。一週間ほど前に、撤去した透明マルチの下の畝。小雨ぐらいしか経験していないので、乾ききっている。その上、砂地がかった畑土は、カンカンに照らされ、焼けるほどの暑さだ。午前中に種を落とすと、炒り種になってしまうかも。作業は、夕方、出来るだけ遅い方が良い。それまでは、作業場の片付けなど、稲刈に向けた、準備に、手を付けておく。
500Lのタンクに水を満タンに。散水用のポンプとホース。べた掛け用の不織布などを準備しておき、出かけるのは、3時過ぎ。
畑のカラカラの土は、まだまだ熱いが、種蒔。テープに等間隔に配置された種を、蒔く。要は、テープを播種機で、土の中に埋め込んでゆくのだが。ところどころ、表面に露出していれば、手直しで覆土する。朝露の確保も兼ねての、不織布のべた掛け。そして、散水。しばらくは、降雨は望めない(田んぼのためには、望まない)から、たっぷりと掛けてやる。カラカラの表土は、水をはじくから、一気に掛けても、流れるだけ。何往復化して、じっくりと、土に浸みこませる。満タンのタンクが空になるころは、陽も沈みきったころになる。
家に入るのは、7時過ぎ。シャワーを浴びるると、なにもやりたくなくなる。
母の着替えと、夕食だけは、どうにか済ませて、ビールを流し込むと、、、、、、。

七十二候
蒙霧升降(もうむしょうごう) 深い霧が立ちのぼり降るころ