畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

刈り始

2010-08-24 06:29:45 | 農作業
8月23日(月)  いちじ 

刈り始める。早稲系のヒメノモチ。今年は、機械を新しくしたので、試運転を兼ねてのことになる。基本は同じでも、メーカーや機種により、操作は微妙に違ってくる。午前中は、操作の確認や、点検。
午後、暑い中、2時前から出かける。確認しながら、刈り始める。今年からは、袋に詰まった籾を、トラックに積み込み、さらに、乾燥機に運びいれる必要はない。かなり、気持ちに余裕を持っての、作業開始だ。
夕方、いくら補給しても、脱水気味の疲れた体で、乾燥機に籾を入れ、点火した時の、あの、体中から、すべての精気が、抜けてしまったかのような、そんな感覚を、感じる必要は、ないだろう。
田んぼの方は、結構草が多い。注意しながらの作業だが、何かちょっと具合が悪いところがある。途中、機械屋に来てもらう。ちょっとした、操作のバランスのせいだったようだ。以後は順調に刈り進む。とはいえ、草も多く、出来は良くない。
コンバインのタンクにたまった籾を、軽トラに積んだ、グレンタンクに排出する。タンクの上まで、排出パイプを移動させ、スクリュウコンベアで移動する。グレンタンクから乾燥機へも、コンベアだ。動力スイッチを押すだけで、重労働から、解放してくれる。
乾燥機の点火は、4時ころ。まだ一作業できる。グレンタンクを下し、水タンクと、ポンプを積み込み、水道の蛇口をひねる。ニンジンの水かけだ。
稲刈期間中は、他の作業は、ほったらかしだった。しかし、これからは、身体に少しは余裕ができそうだ。時間さえあれば、チョッとだけは、手当をしてやれそうだ。畑も少しは良くしてやれるかもしれない。