ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

「織姫塚伝説」~その後~

2007-05-27 | 自由研究

 「織姫塚」がある辺りは、道が行き止まりになっているので、いつも車で近くまで行っては、諦めていたのですが、先日勇気を出して、近くに車を止め、少し歩いてみました。すると、「行き止まり」&「藪だらけ」だと思っていたところも、歩いてみると道があることがわかり、そこで近くの住人の方と遭遇しました。

 そこで、「『織姫塚』はこのへんにありますか?」と訪ねてみると、そのご婦人は「???」な様子。「呼ばり塚は?」と質問を変えてみると、「ああ、それなら、そこをまっすぐ行ったところだよ。」と教えてくれました。更に進んで行くと、釣りを楽しんでいるオジ様がいたので、同じ質問をしてみると、この方は何でもご存知のようで、私たちが郷土史などを研究している仲間うちで話題にしていた件を、全て語ってくれました。聞けば、ここの地主の方だと言う....。

 オジ様としばらく話していると、そこに先ほどのご婦人が合流、実は、ご夫婦なのでした。(^^) 奥さんの方は「織姫塚」については知らなかったようで、面白がって話題に参加してくれました。

 今度、研究グループのメンバーで、見学させてもらう件をお願いしていたところ、偶然にも、その先のお宅の住人がご帰宅。実際は、そのお宅の敷地内を通らなければ、現地には近づけないので、交渉してみようと思っていると、そのご夫婦が、先回りして、頼んでくれました。大邸宅なので、さぞや、「エラそうな」お方かと、思いきや、とてもざっくばらんな気さくな方で、快く承諾してくれたので、「何でも、やってみるもんだなァ」と、その状況に感心してみたり...。(^^)

 というわけで、その2件のお宅の連絡先もgetしたので、あとは、メンバーと行く日を決めるばかりのところまで来ました。「織姫塚」と呼ばれる、水中の岩は、引き潮の時には見えている状態だそうなので、「大潮」の日に、見てこようかと思っています。

 ネット検索していたら、こんなレポートを見つけました。あちこちの川を訪問しているこの方も、O先生の本を参考にしていたことにも、ちょっと驚き...。(・o・)

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4 コメント

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この勢いで 宝くじもゲットだね。 (しゃあ あずなぶる)
2007-05-27 18:56:01
この勢いで 宝くじもゲットだね。
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ポテト姫さんの説明では、何故川底に織姫がいるの... (朱夏)
2007-05-27 22:14:48
ポテト姫さんの説明では、何故川底に織姫がいるのか不明なので気になって仕方がありません・・
こんな感じなら納得できるのですが・・

昔、涸沼川で度々船が座礁して死人が出るので、「*巫女が水辺で神の衣を織り、一夜妻となれば厄災が払われるという言い伝え」に倣って、機屋を経て、村の娘を差し出すことになった。
ところが、娘には許婚あり、悲嘆にくれた末、川へ身を投げてしまった。以来、船の事故は後を絶たず、娘を供養するた為に塚を建て、以来、『織姫塚』と呼ばれるようになった。また、両親と許婚の青年は娘の名を呼び続けたが遺体はあがらず、別名『呼ばり塚』の由来とされる。
江戸時代に水戸黄門の武勇伝と水戸に伝わる*庚申講の九穴のあわびの伝説が結びつき、水面に出没する岩を織姫の墓とする話が加わり、二つの塚が存在することになった。
(*古事記の棚機津女(たなばたつめ)伝説)
(*庚申講 http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiCard/0760021.shtml

・・なんて書くとここを検索して信じる人がいるかも?伝説はこうやって生まれるのかも知れませんね。
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>しゃあさん (ポテト姫)
2007-05-28 13:00:50
>しゃあさん
 あ!しまった! 6億円が当たるというくじ、買うの忘れた~!と思ったら、ホントに何人か当たった人がいるんですね。6億円あったらなァ...。(笑)

>朱夏さん
 そうなんです。私も、そこのところが、わからないんです。調べれば調べるほど、謎が出てくる...不思議ですね。一説によると、「織姫塚」の他に「彦星塚」というのがある...なんて話もあるそうな...。ガセネタかもしれないので、今、真意を追求中です。

 「織姫」...推論の一つとして、「機織」の盛んな地域から、遊郭に売られてきた娘が、そこで身投げした...とか、そういうことも連想してみたり...。
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>呼ばり塚 (ポテト姫)
2007-05-28 13:15:59
>呼ばり塚
 そうそう、そこで出会った地主さんのお話では、その辺りに、昔「渡し舟」があったらしく、(その地主さん宅の屋号が、そもそも「○○河岸」だそうな。)その「呼ばり塚」の上に立ち、対岸の人たちを「お~い!」と呼んだことから、その名前があるとのことでした。
 「死者の魂が生きてる者を呼ぶ」という、私が想像した、オカルト的な話ではなかったらしい...。(・_・;ヾ
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