ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

300人の第九

2010-12-13 | 日記・エッセイ・コラム

201012121222001_2

 過去に3回ほど、「歌う」側にいた私ですが、昨日は、初めて客席で聴いてみました。 2年前に行った時には、あいにくの雨模様で、史上初の室内での演奏でした。

 感想はいろいろあるけど、今は時間が...。後ほど書き足そうと思います。

 一番思ったことは、「ステージア」(YAMAHAのエレクトーン)の音は凄い! 今回、演奏している姿が見えない角度だったため、「見なければ」、弦楽器そのものの音と間違えるくらいの、本物の音に近いと思いました。この形での演奏会が始まった当初は、「ステージア」ではなかったようで、「凄い」とは聞いていたけれど、離れた場所で聴くと、その違いがわかるんだナと、今回改めて感じましたね。

 ここ3年ほど、参加してないけど、「聴く」と、歌いたくなってしまう、不思議な魅力がありますね、「第九」は。  ♪ フロイデ シュ~ネル ゲッテルフンケン トッホテル アォス エ リーズィウム~ ♪

 では、続きを。 第4楽章の冒頭部分が始まり、しばらくは楽器だけの演奏。その後、♪ ジャ~ン ダダダ・・・~ の音楽に続いての、バリトンソロが始まると、私の周りにいた人たちが、その歌っている人を見ようと、みんなで体をモソモソ動かし始める。「ホ~!」というような‘ため息'も漏れたり...。たぶん、初めて聴いた皆さんなんでしょうね。 その後、一回目のサビ?の部分が終わると、思わず拍手も起こりました。「イヤ、凄いね。たいしたもんだ...。」などと言いながら。まだまだ先が長いのですが...。

 なんていう、人間ウォッチングをしているのも楽しかったです。でも、「生で演奏しているのを聴く機会」は、貴重なので、偶然でもあの場にいた人たちにとっては、得がたい経験だったんじゃないかと思う私です。

 そういう私も、ただ聴いただけでも、元気をもらえたような、なんとも清清しい気分になれました。年末恒例の行事となっているのは、日本だけらしいですが、最初のきっかけは「客集め」だったにしても、ここまで続いているのは、やはり、この曲が持っている魅力やエネルギーが原因なのかもしれないと、今回改めて思いました。

 さて、11回目も、続いていくのかな...?

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前撮り | トップ | ‘お好み焼き'の思い出 »

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 くしくも、私の会社の大先輩(私よりも23年早... (子猫)
2010-12-13 23:00:55
 くしくも、私の会社の大先輩(私よりも23年早く定年退職)が書かれた自叙伝の中で「第九」の合唱に臨んだ時の感想を書いた部分を昨日読んで感動していましたが、それに輪をかけたような記事に感動を新たにしています。
返信する
 ありがとうございます。「第九」の合唱を、歌う... (ポテト姫)
2010-12-14 13:01:46
 ありがとうございます。「第九」の合唱を、歌う機会に恵まれるのもなかなかないものですが、けっこう難しいので、歌いこなすには、これまた大変な曲ですが、歌った時の気分がいいのは、確かですね。
 例えば、高い山に登って、頂上に到着した時の気分に近いかな...?

 子猫さんも、機会がありましたら、ぜひトライしてみてくださいませ。(^_ー)
返信する
 「第九」の一部である「喜びの歌」は舞台の上で... (子猫)
2010-12-14 15:58:43
 「第九」の一部である「喜びの歌」は舞台の上でソロで唄ったことはありますが、合唱はありません。
 先日、あるテレビ番組で面白い川柳を知りました。
 それは「合唱で 音を外して ソロはない(そろわない)」というものです。
 先日も書きましたが、合唱の時、自分の声だけが聞こえるようではいけないと思い、周りの人々の声を聴きながら唄うように努力しています。
 私もカーペンターズの曲が大好きですので、いつか「第九」に挑戦してみたいと思います。
返信する
今年、受験の娘。受けるのは全て、私立の女子高です。 (しゃあ あずなぶる)
2010-12-16 07:18:58
今年、受験の娘。受けるのは全て、私立の女子高です。
で、「第九」の季節、生徒の父兄は引っ張り出されるそうです。
ボクはイヤだな・・・。歌うってイヤです。
だから、カラオケもダメかな。
返信する
 このコメントを書くのは、実は二回目。なぜだか... (ポテト姫)
2010-12-18 05:30:35
 このコメントを書くのは、実は二回目。なぜだか、書いてる途中で突然PCが消えちゃいました。(T_T)

>子猫さん
 「第九」=「喜びの歌」なのは確かですが、いわゆる「喜びの歌」の部分は、ごくわずかで、実際はもっともっと長いし、スケールも大きい曲ですよね。
 もし、本物(オーケストラ演奏)をまだ聴いていないとすれば、ぜひ「生演奏」を聴いてみてください。第4楽章まであるので、途中眠くなったりするかもしれませんが(^^;)、ベートーベンが表現したかった「大きさ」というか、そういうのが味わえると思われますよ。

>しゃあさん
 全て「私立」...凄いなア。(・o・;) 「生徒の父兄が引っ張り出される」ってことは、自分たちで演奏するイベントでもあるのかな?

 私が「運動オンチ」なように(体力には自信あり)、誰にも苦手なものはあるから、「歌うのが苦手」でも、しかたないんじゃ...? (^^;) そういう私も、「歌好き」ですが、カラオケは苦手です。真剣に歌いすぎて、「歌で遊ぶ」ことができないんですね。場の雰囲気を読んだり、何かと気を使わなきゃいけないから、楽しめない...こんな感じです。
 気を使わなくていい間柄のメンバーだったら、楽しめるかもしれないですが...。(^_ー)
 
返信する

コメントを投稿