ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

季節の色

2009-04-02 | 自由研究

200904021034000  今、「伊右衛門(いえもん)」というお茶の付録に、「かさねいろ‘豆巾着’」というのが、付いてるようです。娘が偶然見つけ、私がそういうのを好きなのを知ってるので、面白がって集めてくれました。

 ← 全種類集まったので、記念に写真を。 大きさ的には、携帯電話を入れるのに、ちょうど良い感じですかね...。

 実は、昔「古語辞典」を買ってもらったときに、巻頭に「かさねの色」が一覧表になって載っていて、「色」に興味のあった私は、平安時代の頃に、既にあった多くの色や、それを重ねることで「季節感」を演出したという、「オシャレ感覚」?に感心し、よくながめていたものです。

 今回の、付録の巾着は、昔のように「天然色素」ではなく、「人工色素(化学染料)」なんでしょうが、微妙な色合いがステキで、ちょっと平安貴族のロマンを感じますね。

 それぞれの、季節と名前は次の通り。

200904021035000  ←【春】 右: 「紅梅(こうばい)」  左: 「藤(ふじ)」

200904021035001  【夏】 右: 「夏萩(なつはぎ)」 左: 「橘(たちばな)」 →

200904021036000  ←【秋】 右: 「紅葉(もみじ)」 左: 「鴨頭草(つきくさ)」

200904021036001  【冬】 右: 「枯色(かれいろ)」 左: 「氷重(こおりがさね)」 →

 自然の草木などから、様々な「色」を出した技術は、今考えても凄いことだと思う、私です。

 そういえば、「紫色」が貴重だったのは、貝の一種(名前は何だっけ?)から取れる微量の色素を使ったから、と聞いたことがあります。あとは、「アメフラシ」を刺激して、色をもらうこともあるそうな...。

   

コメント (5)
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