そらみつ みそら file  ~To Provide You With Unity~

こころとからだについて、気がついたことを書いていきます。
『』の中の言葉は、見えない世界から伝わってきたものです。

「考える」と「悩む」

2022-12-22 17:46:00 | Weblog

仕事を辞めたいとか人間関係がとか、悩みとしては深刻なのは分かるのだけれど、まずは身体に目を向けてどうにかしましょう、と提案したい。

身体の不調のせいで気持ちも滞り、日頃の実力も気遣いの能力も思うように発揮できず、自己嫌悪に陥って逃げに入っているのではないのか。

まずは正常な思考を取り戻すことが先決だ。

身体を元通りにするだけで、思いのほか容易にそれは戻ってくることが多いのだ。

自分がどうあれば良いのか、そもそも悩むに足ることなのか、問題が違って見えてくることだろう。


具合が悪くなると、具合が悪いなりにしか頭は働かない上に、後ろ向きな思考ばかりを寄越してくる。

調子の良いときの考え方は再現できない。


体調は悪くないと思い込んでいた人が、身体のケアを通じて元に戻ったときに、ああ本当はこんなに軽いものだったか、と感慨に浸る。

人って器用にできていないものだと僕は思うのだ。


逆もある。

体調が良いと、悪い人の観点を自分のものにしにくい。

これも気をつけなくてはいけないことだ。


考えがまとまらないときは寝転んでしまう。

本を読んでいて頭に入らなくなったな、と気づいたらさっさと寝転がり身体を変えてしまう。

それが僕の日常のケアだ。

疲れ始めで気づいてあげて気の入れ替えをしてしまえば、おおごとに至らない。


食べるのは解決にならない。

気分転換にはなってもそれ以上のものではなく、かえって重くなる場合も出てくるし、食べるものによっては長期的には健康に影響が出てくる。


生産的な考え方ができないときにはいくら考えても前に進まない。

時間の無駄になるから、ほんの10分ほど寝転がって身体を変える。

生産的に考えられる時間が増えると、それが脳の自然な状態になっていく。


いつも良い状態にしておいてから考える、それだけだ。

そうせずに身体が重いまま頭を使うのは、「悩む」ということになる。

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