長野県と新潟県の県境に近い、黒姫山に登ってきました。
信濃富士の名で親しまれる、美しい山です。
ちょうど紅葉で美しい季節でした。
天気予報はだいぶ雲も厚くなると伝えていましたが、登山口に着くと、雲一つない快晴でした。
わたしの山行きは、「こんなに!?」というほど天候が荒れることもありますが、今日のような紅葉では、それはもったいない!
日本晴れに感謝しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/b0/75a1122139dfa58b192c256ec3554012.jpg)
自然の音しか聞こえない山の中は、自分と、そして自然と対話する絶好の機会です。
わたしたちは、いつもいつも、「言葉」を使って考えてしまいます。
「苦しいなあ」と感じるのも、言葉を通じてです。
自分でつくり出している言葉にしばらく黙ってもらって、「ただそこに在る」ありがたさに身をゆだねてしまうと、その場が至福の瞬間になります。
見晴らしのいい尾根に出て、遠くに目をやると、もう頂上が雪に覆われている山がふえてきています。
紅葉の黄や赤、コメツガなどの針葉樹の濃い緑、笹の黄緑色、遠くの山の頂の白、そしていっぱいに広がる空のすがすがしい青、と、自然界にしかつくり出せないコントラストを満喫します。
太陽は下界でとは違う、強さと優しさで存在感を示しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ed/ed515a5f4cd328872b37e37b7baa2a98.jpg)
頂上に着いて、小さなほこらの前で目をつぶって祈ると、足下がぐらっとゆれた感覚がありました。
何かが突き上げてくるような感じです。
そして今度は言葉で、この突き上げるエネルギーがこれからどのように働いていくのかを伝えてきました。
今まだ地上までは出てきていないエネルギーは、頂上から少し歩いて下った池まで行く間に出てくることも伝わってきました。
火口原とよばれるその平地は、さまざまな表情を見せるこの山の中でもひときわ輝きを放っていました。
その一帯の池にはオオサンショウウオが生息しているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0a/d4536dc1438fb07be95ecf98a9a1855e.jpg)
そしてその火口原に足を踏み入れ、さっきまでいた頂上に目をやった時、雲の形でエネルギーが噴出しているのが見えました。
頂上で足の下に感じたエネルギーは地を揺らすような大きなものでしたが、こうして実際に目で確認したそれは、かわいくて実はちょっと拍子抜けしたのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/78/ab679d2945551d29dd1b828b7d1a4ad1.jpg)
しばし休息し、登りとは違うルートで下山しはじめて、ふとまた頭上を見上げると、今度は見事に大きい雲がありました。
目に見えないものが顕在化する、その妙を味わいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/73/b9779fb9d5701c43a5f1e7af4f21e21f.jpg)
ある土地を訪れることは、その土地の見えないいのちとじかに交流することです。
じっくりと対面し、対話をすることで、その土地にも必ず変化は起きますし、当人が気づく形で、その変化を見せてくれるのです。
信濃富士の名で親しまれる、美しい山です。
ちょうど紅葉で美しい季節でした。
天気予報はだいぶ雲も厚くなると伝えていましたが、登山口に着くと、雲一つない快晴でした。
わたしの山行きは、「こんなに!?」というほど天候が荒れることもありますが、今日のような紅葉では、それはもったいない!
日本晴れに感謝しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/b0/75a1122139dfa58b192c256ec3554012.jpg)
自然の音しか聞こえない山の中は、自分と、そして自然と対話する絶好の機会です。
わたしたちは、いつもいつも、「言葉」を使って考えてしまいます。
「苦しいなあ」と感じるのも、言葉を通じてです。
自分でつくり出している言葉にしばらく黙ってもらって、「ただそこに在る」ありがたさに身をゆだねてしまうと、その場が至福の瞬間になります。
見晴らしのいい尾根に出て、遠くに目をやると、もう頂上が雪に覆われている山がふえてきています。
紅葉の黄や赤、コメツガなどの針葉樹の濃い緑、笹の黄緑色、遠くの山の頂の白、そしていっぱいに広がる空のすがすがしい青、と、自然界にしかつくり出せないコントラストを満喫します。
太陽は下界でとは違う、強さと優しさで存在感を示しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ed/ed515a5f4cd328872b37e37b7baa2a98.jpg)
頂上に着いて、小さなほこらの前で目をつぶって祈ると、足下がぐらっとゆれた感覚がありました。
何かが突き上げてくるような感じです。
そして今度は言葉で、この突き上げるエネルギーがこれからどのように働いていくのかを伝えてきました。
今まだ地上までは出てきていないエネルギーは、頂上から少し歩いて下った池まで行く間に出てくることも伝わってきました。
火口原とよばれるその平地は、さまざまな表情を見せるこの山の中でもひときわ輝きを放っていました。
その一帯の池にはオオサンショウウオが生息しているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0a/d4536dc1438fb07be95ecf98a9a1855e.jpg)
そしてその火口原に足を踏み入れ、さっきまでいた頂上に目をやった時、雲の形でエネルギーが噴出しているのが見えました。
頂上で足の下に感じたエネルギーは地を揺らすような大きなものでしたが、こうして実際に目で確認したそれは、かわいくて実はちょっと拍子抜けしたのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/78/ab679d2945551d29dd1b828b7d1a4ad1.jpg)
しばし休息し、登りとは違うルートで下山しはじめて、ふとまた頭上を見上げると、今度は見事に大きい雲がありました。
目に見えないものが顕在化する、その妙を味わいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/73/b9779fb9d5701c43a5f1e7af4f21e21f.jpg)
ある土地を訪れることは、その土地の見えないいのちとじかに交流することです。
じっくりと対面し、対話をすることで、その土地にも必ず変化は起きますし、当人が気づく形で、その変化を見せてくれるのです。