2度目にその場所を訪れたのは、今年2月に入ってからでした。
いつもの喫茶店からAさん運転の車で走り出すと、途中車内で、
『Cが深く関わる』
と聞こえてきました。
Cは人名です。
よくある名字ですが、今回のグループにはいません。
その日もどこに行くかはその場その場でのおまかせでした。
その日は、行った場所で次に行くべき場所を指定してきてくれました。
ここに行ったら次はここ、というルートがちゃんと作られていたわけです。
さて、2度目のその神社では前回と違い、この土地がはっきりと動き出しているのが具体的な言葉で語られました。
何もわからない中を夢中で走るのですから、こういう言葉には安心します。
神社参拝後、なんとなく5人めいめいが好きなように歩き回っていました。
開放感を感じたせいでしょうか、寒さが身にしみるのですが、心地よくそれぞれの時間を過ごしていました。
わたしはあらためて池を確認しました。
そこはやはり前回同様、藻で覆われて池には見えません。
気づくと、Oさんが中年の男性に話しかけられています。
軽トラックが一台、わたしたちが入ってきたときにありましたが、人の姿は付近に見られませんでした。
ゆっくり散策しているうちに男性が二人戻ってきたのでした。
Oさんと話しているその男性は、ゴルフクラブを片手に下げ、ジャージ姿でリラックスした風情です。
長々とそこにいるわたしたちを奇異に感じて地元の方が話しかけてきたのかとはじめは思ったのですが、ずいぶん話し込んでいます。
近づいて話に加わると、熱心に名草戸畔の話をしています。
Oさんの働く喫茶店で、名草戸畔の研究をしているPさんという方を東京から招いて講演会をしたときにいらした方だと言うことでした。
名草のことは非常に詳しい上、名草を人に知らしめたい、後世に残したいという強い情熱をもつ方でした。
名前を聞くと、Cさんでした。
Cさんに、この池の大事さを話し、きれいにしないと龍が出てこられないと伝えると、
「ここは神の池だから、さわってはいけないと昔から言われているんだ。」
とのこと。
しかし外来種の藻が繁殖して汚れているのは異常事態です。
Cさんも、あらためて考えて
「なんとかしなきゃな。」
とおっしゃいます。
池そのものが危機にさらされているのですから、やはり人の手が必要です。
いつもの喫茶店からAさん運転の車で走り出すと、途中車内で、
『Cが深く関わる』
と聞こえてきました。
Cは人名です。
よくある名字ですが、今回のグループにはいません。
その日もどこに行くかはその場その場でのおまかせでした。
その日は、行った場所で次に行くべき場所を指定してきてくれました。
ここに行ったら次はここ、というルートがちゃんと作られていたわけです。
さて、2度目のその神社では前回と違い、この土地がはっきりと動き出しているのが具体的な言葉で語られました。
何もわからない中を夢中で走るのですから、こういう言葉には安心します。
神社参拝後、なんとなく5人めいめいが好きなように歩き回っていました。
開放感を感じたせいでしょうか、寒さが身にしみるのですが、心地よくそれぞれの時間を過ごしていました。
わたしはあらためて池を確認しました。
そこはやはり前回同様、藻で覆われて池には見えません。
気づくと、Oさんが中年の男性に話しかけられています。
軽トラックが一台、わたしたちが入ってきたときにありましたが、人の姿は付近に見られませんでした。
ゆっくり散策しているうちに男性が二人戻ってきたのでした。
Oさんと話しているその男性は、ゴルフクラブを片手に下げ、ジャージ姿でリラックスした風情です。
長々とそこにいるわたしたちを奇異に感じて地元の方が話しかけてきたのかとはじめは思ったのですが、ずいぶん話し込んでいます。
近づいて話に加わると、熱心に名草戸畔の話をしています。
Oさんの働く喫茶店で、名草戸畔の研究をしているPさんという方を東京から招いて講演会をしたときにいらした方だと言うことでした。
名草のことは非常に詳しい上、名草を人に知らしめたい、後世に残したいという強い情熱をもつ方でした。
名前を聞くと、Cさんでした。
Cさんに、この池の大事さを話し、きれいにしないと龍が出てこられないと伝えると、
「ここは神の池だから、さわってはいけないと昔から言われているんだ。」
とのこと。
しかし外来種の藻が繁殖して汚れているのは異常事態です。
Cさんも、あらためて考えて
「なんとかしなきゃな。」
とおっしゃいます。
池そのものが危機にさらされているのですから、やはり人の手が必要です。