そらみつ みそら file  ~To Provide You With Unity~

こころとからだについて、気がついたことを書いていきます。
『』の中の言葉は、見えない世界から伝わってきたものです。

言語化の前に処理する 2

2022-06-21 07:37:57 | Weblog

「悪い言語化」を起こさせないための前提条件がある。

 

まず、やってくる全てのことは自分にとって必要なことだと意識しようとしていることだ。

「嫌だな」

は率直な感想だが、

「こんなもの、なければいいのに」

は現実を見ていない思考であるし、自分に必要だという事実の拒否である。

わかっていても、そう思ってしまうことはある。

 

でも、全て必要なことしか自分に訪れていないと頭で理解できていれば、転換は可能だ。

気をつけていれば、いつかきっとできる。

一方、嫌なことを、自分以外のもののせいとしか考えない人には、言語化の方向転換への道が閉ざされているということになる。

 

第二の条件として、身体のコンディションが挙げられる。

体調が良くない時は、どうしてもネガティブな考え方に傾きやすい。

余分な思考が現れて仕方がないなら、自分の状態を確認し、疲れていることがわかったら、一旦休んで疲れを取るのが最善だ。

 

実は、身体を楽にすることについては、

『思考すなわち言語化でコントロールできる』

と伝えてくる。

言語化で疲れを取ることもできるし、発展させれば病気を起こさせない、治癒に向かわせることにもつながるわけだ。

当然、難易度は高くなるが、「無理」と決めつけず、可能性を探っていきたいものだ。

 

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言語化の前に処理する 1

2022-06-16 17:20:55 | Weblog

何かの事象に接したとき、思いがやってくる。

何かに接したとの実感もなく、唐突にくることもある。

それが、

「嫌だな」

とか

「面倒臭いな」

というものに類いするときは、言語化する前に想像できるものだ。

 

これを実際に言語化してしまうと、ネガティブな感覚を一歩押し進めてしまうことになる。

思いが浮かんできた時点で、そのタイプのものだと認めつつ、

「自分の成長のために必要なものだ」

「とにかくやってみよう、それが大事なんだ」

との方面に言語化することで、気分を暗くさせずに済む。

 

言語化は現実化への強い推進力だ。

言語化することで、実現への過程を脳は瞬時に演算する。

脳の能力はとてつもないものだ。

歓迎すべからぬ事態を呼び込み、断ち切るのが困難になってくる。

 

また、言語化により気分を暗くさせてしまうと、感情の澱になる。

淀みになり身体に影響を及ぼす。

前向きな気持ちでスパスパと行動に向かうのと、雲泥の差をもたらしてしまう。

感情の連鎖はため息を生み、起きているのが嫌になってきて、防衛反応で眠くなる。

今日一日が楽しくないとの予感があれば、朝布団から抜け出すのが一苦労なのを思い出してほしい。

 

トラブルの芽は、可能な限り小さいうちに摘んでしまいたい。

となると、この「悪い言語化」を防ぐことは有効な手段だ。

思いがきたと感じたらできるだけ迅速に、それを「ポジティブな言語化」に向かわせる。

あるいは、

「こんなものはなんでもない」

とニュートラルな姿勢を保つ。

どれだけ身と心が軽くなるか、想像できるだろうか。

 

悪い言語化は、雛形となって、現実の出来事が起きた時に一定の行動を取らせやすい。

「やっぱりこうなった」

と対抗心を芽生えさせ、理想的でない反応に走らせる。

悪い言語化をせずにおくと、そこでネガティブな反応に向かわせる可能性が低くなる。

うまくすれば、いつもと違う反応で返すことができるだろう。

 

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