毎日のブログ更新がぱったり止まってしまい、そうなると再開になかなか戻れない重い腰を持つ僕であるが、健康状態を懸念するメールまでいただいてしまったので、少しずつでもまた書いていく気持ちになった。
ご心配いただきありがとうございます。
おかげさまで全くの健康体で元気に過ごさせていただいております。
先日、なぜ子供が新型コロナウイルスに感染しにくいかという話で、子供は頻繁にひく風邪の際に免疫をどんどん更新して強くさせているからだと聞いた。
充分ありえると思う。
風邪って悪いものではなく、自分の身体をちょうどいいところに調整しようとするありがたい作用だ。
風邪をひきそうでひかず、ずっと体調不良に悩まされる方が健康的には悪い状態だと断言できる。
風邪をひく元気もない、ということだ。
風邪をひくことで免疫更新が起きて身体を強く保つことができるというのならば、風邪をひいたときには薬を飲んではいけないということになる。
風邪の作用を存分に発揮させるためには、化学の力で熱を下げたり咳を鎮めたり鼻水を止めたりなどするべきではない。
熱を十分に出し切り、鼻水や痰で体内の不要になったものをせっせと排出していき、自然の治癒力で回復していくのが一番だ。
そもそも風邪をひくということが治癒力の一環とも言えるだろう。
水分だけはよく摂りながら絶食し、身体を温めて治癒力を援護し、呼吸の力で回復を促す。
それが一番早い回復の方法だ。
みんな風邪をひいたら体力をつけるために食べなければいけないという近代栄養理論の呪いにかかっているから、一番速い回復方法の対極にはまってしまうのだ。
絶食して回復したときの体の快適さ、軽さはとても幸せなものだ。
余分なものが身体からなくなったという実感が得られるから。
熱を出すのなら、あの快感を得ないともったいないです。
ぜひ一度実践してみてほしい。