昨日の続きになりますが、わたしたちは変なところに依存しかねません。
不安が柱になっていて、そこに寄りかかっている人がいます。
その柱を外すのがさらに不安なのです。
不安に思うことでバランスを保っており、不安がないとどうしたらいいかわからないという状態になっています。
やはり、そこから先に進んだほうがいいのは言うまでもありません。
不安を外して、「委ねること」で、何が起きるかをみてください。
委ねた自分の意思を受け入れて進んでいく、この宇宙の大きさを感じることです。
『家族がしたいことを優先させて、周囲に合わせて自分は我慢している』ことが、はじめに伝わってきました。
50歳代の女性です。
選択は他の人がすることで、自分は口を出すわけではなく甘んじています。
耐えられないような大きな我慢ではありません。
不満はあるのだけれど、今はそれ以外にいい方法がないし、将来もずっとこのままだろうと消極的に受け入れているのが感じられます。
しかし裏を返せば、
『自分で決める責任を取っていない』という事態に陥っていました。
自分で選択し、実行しないかぎり成長していくことが出来ません。
相手に決めさせ、それに従属していくことで依存しているということに気がつかなければいけません。
『真の自分をシャットアウトしている。』
という言葉が降りました。
自分の意志を汲み上げずにいる、思う通りに実行しないでいるということは、真の自分を受け入れてあげていないということです。
このちょっとした気づきが家族の中に変化をもたらし、皆が幸せなバランスが創り出されることになるのではないかと思います。
家族間の問題の解決を解く鍵は、案外手の届くところに転がっているのです。
