そらみつ みそら file  ~To Provide You With Unity~

こころとからだについて、気がついたことを書いていきます。
『』の中の言葉は、見えない世界から伝わってきたものです。

いやされていく範囲

2007-05-27 15:46:30 | 癒し
いやしとは、まず個人的な経験です。
自分の中に感情の変化、体調の好転、悩みの解決が起きてきます。
具体的な問題の解決ではなくても、「自分はこれでいいんだ」と思えるようになったと語ってくれる人もいます。

個人的にある程度のことが進むと、今度は自分のまわりの人たちに変化が起きてきます。
周囲の人を巻き込んでことを起こそう、と見えないいのちが動き始めるのを感じます。

はじめは自分の病気で手一杯だった方がいます。
医学的に見て大変難しい状況でしたが、いくつもの治療を経た上で、自分を見つめ直すしかない、と腹をくくりました。
するとまず病気から解放され、体力をつけて安定していく過程で、今度は親族を導く言葉が降りてきました。

人のいのちとはそうなっているものだ、と思います。
自分が幸せであれば、まわりの人を幸せにしていく。
そして、自分の住む地域も浄められていく。

難しいことを考える必要はありません。
幸せに生きるだけで、人や社会の役に立つことが出来るのです。
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情景と涙

2007-05-24 07:59:08 | 癒し
セッションを受けて自然に涙を流す人が大勢います。
自分のたましいと心、肉体とが一致していくのを、感情の解放を通して感じていくことができるのでしょうか。
自分が流す涙の意味を理解している場合も当然多いのですが、なぜ涙が流れるのかわからない、というケースもあります。

はじめてセッションを受けたその女性に、2ヶ月後にふたたび来るようにお伝えしました。
その理由は分かりませんでしたが、仕事がいそがしいので疲れがたまるのだろう、とわたしも漠然と考えました。

2ヶ月後にやって来た彼女は、体こそ、そこそこ疲れていましたが、流れがとにかくよくなってきた、とにこにこと話してくれました。
最近の経過を聞きながらなごやかに始まったセッションでしたが、途中から伝えてくる言葉が変わってきました。
古代の日本でしょうか、山と平野、そしてそこに出入りする人々の描写が始まったのです。
情景から始まったその話は、一つの部族のストーリーに発展していきました。
調和から反目へ、別離と再会、そしてとけなかった誤解。
溝が埋まらぬまま、時代の流れとともに、部族の歴史は誰も知らないものになりました。

変化が起きたのは彼女もいっしょでした。
情景の描写が始まっただけで、涙がどっとあふれ出したのです。
彼女の変化には気づいていましたが、言葉は次々とおりてきます。
話が終わると彼女の体も心もすっきりとしていました。
そして、『溝は埋まった』という言葉がおりてきてセッションは一段落したのです。
後で聞くと、涙は出てくるばかりで止めようがなく、なぜ出てくるのか分からなかったそうです。

2ヶ月後、と設定された日にちも当然意味がありました。
その間に彼女は転勤で、自分に縁の深い場所に赴任して、感情に変化が生まれてきていました。
その土地が、過去生とも関わりのあった場所のようです。

自分の知らない間に、見えない世界ではいろいろなことが用意されています。
自分でしようとして出来るものではありません。
このようなことを経験すると、ただただ信頼し、まかせて生きるしかないと思うのです。
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