封印が解かれるには、二通りあることに気づきました。
一つは文字通り、封じ込められてしまったたましいを、外に出られるように周りから浄化を重ねていき、光で明るい方向へ導くこと。
ときが来ていれば、有象無象の助けを得て、驚くかたちでことは進みます。
もう一つは、そのたましいについて正しい認識がなされるようになることです。
本当はどんな生き方をしたたましいだったのか、知らされていくことです。
”えん罪が晴れてたましいがうかばれる”などと言いますが、世間に通る不当な考え方で、苦しい思いをしているいのちはそこかしこにあります。
ゆがめられてしまった歴史認識があらためられ、そのたましいの本当の生き様が世間で知られるように、情報公開がなされていくことが必要になります。
伝えられた通りにある土地を訪れ、伝えられた通りの順番でことをなしていく中で、作家の方との出会いがありました。
その方がまさに、二番目のやり方で封印を解除している方でした。
おもしろいことに、わたしに伝えられている、封印が解ける時期と、その方が集大成としての作品を世に出す時期が同じでした。