そらみつ みそら file  ~To Provide You With Unity~

こころとからだについて、気がついたことを書いていきます。
『』の中の言葉は、見えない世界から伝わってきたものです。

認知能力の邪魔をするもの 2

2022-12-14 12:44:00 | 癒し
昨日と一昨日書いたことは、太く繋がっている。
適切な言葉を使わない毎日は、認知能力の衰えを大きく前進させてしまう。

脳に大量のアミロイドβが溜まってしまって見かけはアルツハイマー症候群の状態でも、毎日難解な本を手に取り、長年論理的に構成された文章を書き続けた人は発症しにくいというデータは、僕にとって納得がいく話だった。
著述家でなくても可能な習慣だ。
身近な人に向けて書く、あるいは自分しか見ない日記を書き続けるのでも結果は出るのだそうだ。

最近頭の働きが悪いのではないかと不安視する人に、
『文章に起こせ。
漢字を覚えなさい。
頭のリハビリ。』
という言葉が降りた。
漢字はオマケだが、脳に汗をかかせることの大事さが簡潔に示された。

その時同時に伝えた言葉も真剣に考えるに値する。
そこでは
『「断る」が先に来る』
を戒めた。
誘いや依頼を決まって拒否反応で迎えては、脳が創造的に働かない。
その場において
『主体的である』
ことも、脳の滞りと無縁な生活に導き、日常を生き生きさせるための基本だ。
脳は、楽しんでいる時に活性化する。

アミロイドβやタウタンパクが大して溜まっておらず血管障害もないのにパフォーマンスに問題あり、という擬似認知症脳の問題が、今後表面化するのではないだろうか。
考えなくても生活できてしまうという日常の便利さが、我々の大きな武器である知性を奪ってしまうことに気をつけたい。




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