そらみつ みそら file  ~To Provide You With Unity~

こころとからだについて、気がついたことを書いていきます。
『』の中の言葉は、見えない世界から伝わってきたものです。

屋久島 4

2015-08-30 06:00:32 | 旅の記録

宮之浦から西へ。

前を走る軽トラは全くのマイペースで、ごくゆっくりと走っていたかと思うと何もない場所で急停車したり、そんな車が何台もあるのですが、自分たちの体内にも島の時間が流れ始めたのか、同乗する全員がそれを大らかにみています。

ただ、そんな状況なので交通量の割には案外事故は多く、夕方には直線の道路で脱輪している自動車も見かけました。

 

左側は濃い緑色の山々、右は急峻に切り立った崖が、息を飲むほど青い海に落ち込んでいます。

ウミガメの産卵地でもある、永田浜に向かいます。

屋久島に行くように伝えてきた場所が草津温泉と箱根という、火山のエネルギーが活発な場所だったので、今回の屋久島行きもすぐ隣の口永良部島の噴火が連想され、島を見ながら祈りたいという思いをもちました。

永田浜からなら口永良部島はバッチリ見えるだろうという情報でした。

 

静かな海でした。

岸からすぐに深くなるのが屋久島の海だと聞いており、波があるようなら気をつけてと言われていましたが、この日の海は沖まで優しいエネルギーで満たされていました。

しかし、こんな晴天なのにガスのせいで残念ながら口永良部島は見えません。


時間を充分にとっていたので、一時間ほど海につかり、魚を追い、贅沢な時間を過ごしました。

 

突端まで行けば口永良部島も見えるかもしれない、と岬まで車を走らせました。


島からの距離は永田浜からとさほど変わらないながら、一番近い場所までは行っておきたいと、灯台の裏側にまわって眺めます。

茫洋とした海の、空との境界もはっきりしない中にうっすらと島が浮かんでいました。


かすんでいる大きな島は直線距離では15キロもないのに遠いままで、土地の息遣いまでは感じられず、人がいなくなった寂しさが迫ってきます。

 

『ここは明け渡すから。

435。

相似形をとる。

 

エネルギーは従順なかたちで出た。

吉である。

間もなく端境期。』

 

地球の営みとしては『吉』であっても、ここに暮らす方々の苦痛ははかりしれません。

『人が住む島』

として認められているところです。

無事の生活再開をお祈りしています。

 

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屋久島 3

2015-08-29 08:39:27 | 旅の記録

降り立った屋久島の空気が、飛行機に乗った大阪空港のそれとは全く違うのは明らかで、身体全体に作用する開放感がありました。

「一ヶ月に35日雨が降る」とも言われる屋久島ですが、爽やかな好天で、山がのんびりと滑走路からすぐ近くに構えています。

 

まずは益救神社に参拝します。

屋久島の中心地、宮之浦の近くにある、延喜式に名神小社として記載されている古社です。

ご祭神は彦火火出見尊。

神武天皇の祖父に当たる、皇室の祖先神です。

山幸彦の名で知られる神様で、お兄さんから借りた釣り針を失って困っていると塩推神(しおつちのかみ)が現れて竜宮城に案内されて鯛のノドに刺さっていた釣り針を見つけ、そこで海神の娘、豊玉姫をめとります。

 

実際の屋久島の歴史では、聖徳太子の時代にはすでに中央政府との交通が行われていたようです。

遣唐使船の往復に伴い、大陸との航路上重要視された場所で、古くから航海者たちの目印であり、停泊・給水地であったと神社の由緒書きに書かれています。

 

神社入り口から鳥居を眺めるだけでも、南国の雰囲気漂う空間です。


ご神木ではないようですが、大きなガジュマルの木に自然に目がとまります。


小さな社を見ても、周りの植生のせいか新鮮です。

 

神前に立つと、この島自体が、脳内のスイッチが入り、回路が切り替わる場所であることが伝わってきます。

『ここは神の集まりたもう場所。

神の定めに従って入る。』

『人は生き残れた。

これから解凍する。』

 

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屋久島 2

2015-08-28 11:29:17 | 旅の記録

島でまわる場所を選定します。

メッセージは多く出て来なかったのですが、Mさんに対して『ウミガメの来る場所』と伝えてきたのと、『杉』が出てきたので意識していました。

Sさんが以前会っている屋久島のガイドさんがおり、その方からアドバイスをもらうことになりました。

宿泊場所を勧めていただいた上、8月4日に予定が空いていたので、ガイドをお願いしました。

 

7月上旬に屋久島で降った雨は、これまで体験したことのないほどの量だったそうですが、その際に島の西側の西部林道の一部が陥没し、島の一周ができなくなっていることがわかりました。

残念には感じましたが、こんな制限も導きの一つです。

時期を限定されて呼ばれて行くのですから、何も気にする必要はなく、逆に選択肢が狭められることで予定を決めやすくなる利点があります。

 

一日目の8月3日はウミガメの産卵でも有名な「永田浜」で海に入り、対岸の口永良部島を見て祈るという大まかなプランを立てました。

翌日は「白谷雲水峡」をガイドしていただくことにし、コースの詳細はプロにおまかせです。

 

 

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屋久島 1

2015-08-27 08:54:59 | 旅の記録

屋久島に行くように出てきたのは今年の2月か3月頃、毎月お会いしているUさんが、

「みそらさんは屋久島に行った方がいいみたいです。」

と伝えてくださったのが初めてでした。

 

わたし自身にはっきり聞こえたのは6月3日、草津温泉の白根神社ででした。

『あまりにも密度が濃い。

飛び出さん限り。

屋久島に行ってほしい。』

という言葉でした。

 

続いて6月16日に箱根神社で、

『屋久島、水の入り口。

龍神、最高のところ』

と、細切れの言葉ながらこちらもはっきりと出ました。

 

自分の中であたためながら様子を見ていると、必要なエネルギーをもつ人がそろってきました。

『8月か9月には行くように』

としぼられてきたのでそれぞれに相談すると、すんなり8月3日から5日の旅程が作られました。

 

 

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