それまでは原因の知れない症状のオンパレードです。
身内に対し断固とした怒りを発散させたその日から喘息の症状が治まりました。
心身ともにこれまで感じたことのなかった健康な一週間ののち、右腕に痛みが走るようになり、途中までしか上がらなくなりました。
一方で、今まで出したことのなかった怒りを出したことで、自身に対する気づきが得られるようになりました。
指摘された『頑固さ』というものが存在していることをそれまでは頭でも理解できないでいたのが、すんなりと体感されました。
それは右腕の痛み以外の体の問題をさらに解決していく気づきでした。
腕の痛みは苦しいものでしたが、わたしからみると今まで明確にされておらず焦点を当てることができなかった心中のやるせない思いが表面に出てきたことであり、進行具合としては好ましいといえました。
この痛みに対しては、
『感情を噴出させる機会がこれから先にあるから、自然にそれを出しなさい。』
という言葉が降りました。
安心して感情を噴出させること、噴出を許すこと。
あえてそういう状況にしようとしなくても、自然に出したくなる機会が与えられるから、そのまままかせなさいということです。
自然に何かがパンと破裂するようなもの、という表現が付け加えられます。
必ずしも怒りのような強い感情ではないのかもしれません。
その際も
『結果を気にしてはダメ。』
と伝えてきます。
「こうしたらこうなる」と思考を介在させると、感情の解放は中途半端に終わります。
経過、その瞬間を大事にして、すべきことをするだけ。
でないとやり残してしまうのです。
そのように話しているうちにも、肩の可動域が広がり、初めより右腕が上がるようになりました。
身体の面からいうと、腕の痛み、腕が上がらないという症状は、腕や肩だけの問題でなく内臓の強張りが胸や肩を自由にさせていないことが原因です。
そしてそのタガを外すには心の動きが必要になるのです。