そらみつ みそら file  ~To Provide You With Unity~

こころとからだについて、気がついたことを書いていきます。
『』の中の言葉は、見えない世界から伝わってきたものです。

食べないこと

2020-02-18 07:39:00 | 癒し
健康に近づくために第一に何をなすべきかと問われたら、僕は真っ先に「食べないこと」を挙げる。
本格的に考えるなら何日もかけての断食ということになるが、そこまでは僕もやったことがないし、まずは日常できる簡単な話から。
普段から小食にするのが理想だが、手軽でお勧めするのが具合の悪い時には食事を抜くことだ。

具合が悪い、熱っぽい、風邪をひきそうなんて時には迷いなく食べないことにする。
そんな時にはまず腹が減っていないから食事を抜くのはそう大変なことではない。
「少しだけ食べよう」と考える人もいるだろうが、食べ始めると体はすぐに食べる方向に向かうので案外いくらでも食べられてしまう。
そして食べた方が元気になるような気がして止められなくなるのだ。
この点動物の方が人間より優れていて、具合が悪くなれば食べずにじっとしていて速く治してしまう。
犬は道端の草を食んではゲーゲーやっている。
人間の場合、食べ物を欲しがっているのが胃ではなく脳のことが多い。

一食抜くことで何が起きるかというと、消化に向けられていたエネルギーが体に溜まった毒を出すことに向けられるので、体がスッキリするということだ。
ちょっと調子が悪いくらいならそれで済むし、もう少し症状が進んでいるなら思い切って一日何も食べずに過ごす。
食べなければ回復が速い。
ただし、水は普段以上に気をつけて取るべきだ。

具体的な病気になって長期的に向き合わなければいけない場合はどうか。
ある程度の期間に渡っての断食ならば専門的なところに任せるべきだが、免疫力アップ、健康回復に向けてもっと手軽にできる方法がある。
それは「半日断食」といって朝食を抜くだけという簡単なものである。
病気の人だけでなく、日常の健康維持を考える人にもいい。

やり方は甲田光雄先生という医師の書いた「奇跡が起こる半日断食」という本から。
理屈としては、午前中は排毒に適した時間なので消化に労力を振り分けないで済むよう朝は何も食べないというもの。
我々は知らず知らずのうちに食べ過ぎてしまっているので、腹が空いた時間を作るという目的のためにも朝は抜くと決めてしまえば達成がたやすい。
このやり方でも水はよくとるというのは同じ。

例えば食べすぎて溜めた毒は血管内のドロドロになり血栓の大きなリスクになる。
小腸から吸収した栄養分を使い切ると体は血管内のドロドロをエネルギーとして使い始めるという。
単純に食事を抜くだけで血管のリスクを減らすということだ。
体型もスッキリすることになる。

癌や糖尿病、その他いろいろな病気に苦しむ方も注目してほしい。
精神的疾患にも関係は深いとみられる。

ざっとやり方を言うと、前夜に食事をしてから18時間空けてから食事をすると言うだけ。
午後6時に夕飯を終えていたら正午に食べ始めていいと言うことになる。
ただ、これだと夕食の時間が不規則な人にはハードルが高い。
僕にしても深夜に食事をしていることもあるから、それを守ると一日の初めの食事が夕方になってしまうという事態も起こる。
それは不都合なので、前日の夜が何時に終わっていても翌日の一食目は正午以降にということにしている。
もちろん、そこで腹が減っていなければ食べない。
また、その日の都合で正午以降のまとまった時間が取りにくい場合は11時ぐらいをめどに緩やかに考えることにしている。
半日断食についての詳しい理論と方法は甲田先生の本を読んでいただきたい。
この先生も18時間を厳密に当てはめる必要はないとしている。

僕はこれを2年半ほど続けている。
結果はどうだったか。
はじめた数日後から違いが出た。
食べすぎると下痢することがよくあったが、それが全くなくなった。
それまではほぼ毎日あった排便は数日おきに変わったのだが、便秘感はなく不快ではない。
もう一つ、腰のところの皮膚を薄くつまんだ時に昔はなかった痛みが若干あるようになっていたのが気になっていたが、それがなくなった。
その二つはインパクトがあった。
もちろんそれ以外、体感として身体が軽いと感じられるようになったのはもちろんである。

やってみて大変ではなかったか。
全然。
実践が大変だという人がいるのだけれど、それらの人に共通しているのは食べなければどうしてもダメなんじゃないかという頭があって、ちょっとの空腹で食べてしまうことだった。
「半日断食、やってます?」
と聞くとやっているというのだが、よくよく聞くと
「力が入らないような気がして少しだけ口に入れている」
とか、
「ヨーグルトだけにしている」
とか。
やると決めたらその通りにやってしまうと大変でもなんでもないのだけれど。

一度、初夏の朝に草刈りを1時間半ほどしたことがあって、後半太陽に晒されたのだが、この時は具合が悪くなりかけて躊躇無くコンビニでソルティライチを買った。
山に登る場合なども僕は午前中何も食べずにいけるのだけど、この時ばかりは勝手が違った。
自分の命の危険を感じるまでは追い込まないでください。

また、医療の範囲で食事のコントロールをしなければいけない人は基本的にそちらに従うのが良いだろう。

しかし一般に言われている栄養学を鵜呑みにしていては身体は守れない。
栄養学も医学も薬学も経済を通じて結びついているところから現在の常識が作られている。
みんなが食べずに健康になったら経済が回らなくなって大変なことになるだろう。
逆に言えば社会の大変革のために必要な鍵の一つなのだ。

最後にコロナウイルス対策として一言。
『甘いものに注意』
である。

甘いものをやめられると健康度合いはもう一段階アップする。
甘いもので疲れが取れるというのは幻想だ。
その場で元気になったようには感じるが、疲れが取れるわけではない。
横になって呼吸を使い身体を緩めるとウソのようにリフレッシュできる。
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ウイルスにどう対するか

2020-02-01 07:12:09 | Weblog

新型コロナウイルスの報道が加熱している。

短期間にこれだけ感染が拡大した上、有効な治療法がないというのだから仕方のないことである。

しかし、これが本当の脅威なのかどうかはよく考えてほしい。

気をつけるべくは厚生労働省も周知しているように高齢者や基礎疾患のある人であり、彼らは感染した場合重症化する恐れがある。

高齢者といっても全てではなく、免疫力が弱っている人を主に指すとみて良い。

若い人はかからないか、かかっても軽く済むというのは新聞にも書いてある事実である。

 

新型と言っても『古い時代のもの』である。

分からないは怖いに通じるが、分からないままではなくいずれ解明されるものだ。

 

有効な治療法がないとは、裏返せば静かに休んで放っておくしかないということだ。

それは一般的な風邪やインフルエンザの治し方と同じということになる。

インフルエンザなど、病院でもらった薬を飲まなければいけないように報道されるが飲んだところで熱が下がるのが一日か二日早くなるだけだ。

風邪もそうだが薬を飲まずに充分に発熱すれば浄化して毒を出し切り、体の中がすっきりするものでもある。

ワクチンを打ってもインフルエンザにかかる人が変わらずいるし、ワクチン、薬にそれなりのリスクがあるのは言うまでもない。

ましてや抗生物質など簡単に飲んではいけない。

というか、簡単に処方しないでほしい。

 

風邪もインフルエンザも、絶食して水をよく飲み暖かくしてよく休むのが一番健康的で速い回復を見込めるものだ。

なお、よほど高熱が続くなどの場合は薬での処置が必要になる場合もあり一律ではない。

甘くみず様子をよくみるのは大切なことだ。

 

インフルエンザと同様に一人の感染者からの感染は二人から三人ということで、感染するかどうかは単純に免疫力の問題になる。

どれだけインフルエンザが蔓延していても感染しないという人は周りにいるだろう。

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