今川駅(近鉄電車南大阪線)の近くにある蕎麦屋『燕堂』に行ってきました。香川県の銘酒『悦凱陣』の元杜氏が始めた蕎麦屋ということなので、どんな日本酒が用意されているのかが気になるわけです。もちろん、蕎麦前にも気になりますが…。古民家をリノベートした店はこんな外観です。
まず日本酒をオーダーして、ちびりちびりやりながら、メニューを隅々まで吟味するというのは、食事前の一番の楽しみなんですが、店主のお任せ(5品コース)で下駄を預けることにしました。まずは滋賀県の笑四季です。せっかくだから悦凱陣を飲めという声があることは聞こえてきそうですが、それは最後の楽しみということで…。
蕎麦前のコースなので、蕎麦は別にオーダーする必要があります。また、当日は対応できない場合があるので、出来れば前日までに予約してほしいとのことです。また、複数名でのシェアは控えてほしいとのこと。また、店主のお任せに日本酒ペアリングのオプションを付けることも可能だそうです。
先ずはこちら。八朔の白和えなんですが、白合えと言いつつ胡麻豆腐なんですかね。胡麻のいい香りがします。八朔の酸味は控えめな感じではあるんですが、胡麻の香りに負けずにしっかりと主張してきます。
上から右回りに、長芋豆腐、ポテトサラダ(自家製酒のへしこ入り)、大豆の醤油豆です。醤油豆が旨いです。大豆の焦げ目と醤油の焦げた味が相乗効果な感じ。長芋豆腐も、舌先に残るサクサク感が良い感じです。
日本酒。二杯目です。岩手県の酒です。
茄子とにしんの炊き合わせです。茄子もにしんも薄味だったので、ちょっと意表を突かれたりはしましたが、逆に、それぞれの持ち味がしっかりと楽しめたように思います。
低温調理した鶏胸肉。
海老芋と牛蒡。
日本酒はもちろんこちら…。ここまではそれぞれ一合だったんですが、さすがに四合飲むのは辛いという防御反応が働いたので、五勺ずつ二種類にしてもらいました。
日本酒が少し残っているということで、サービスで出してもらった酒粕クリームチーズです。
さらに追加で、合鴨の田舎風パテ。
蕎麦です。もりにすべきか悩んだんですが、今回はかほり(大根おろし、かいわれ、茗荷)にしました。そばに右手にあるのが漬けだれなんですが、漬けだれとしても良し、ぶっかけても良しと言うことだっので、前半は漬けだれ、後半はぶっかけて楽しみました。左手側にある容器に入っているのは、そば湯です。
(参考)