カナダ政府が資源枯渇を理由に北方マダラの操業を禁じてから20年、科学者、漁業者、観光保護主義者の多くがマダラ資源が回復したこ兆候があると発言(6月30日Canadian Press)
セントジョーンズ大学のメモリアル大学漁業生態研究センターの理事George Roseは最近の調査結果からマダラが長生きし大きくなっていることを確認したという。これには温暖水の影響もあるという。「ことしは過去20年間にわたってマダラ資源にマイナスの影響のある兆候が逆転している」とRose氏が金曜日のインタビューであ語った。
「生物学的生態的に大きな転換が起きていて、これはシシャモとマダラを支配している。シシャモはマダラの主食である。これは回復の始まりであると考えている」と。月曜日は400年の歴史のあるマダラ漁業に連邦政府がモラトリアムを行った20周年にあたる。当時ニューファウンドランドの北部東部沿岸は数十年位及ぶ乱獲、管理の不備、環境の変化などでマダラ資源は壊滅的な状況にあった。加工工場は閉鎖され、漁船は繋がれた。ニューファウンドランドの田舎の多くの集落は経済危機に陥った。その年だけで7億ドルが失われ、生活の糧が亡くなった。
モラトリアムがカナダ太平洋側に適用されたため全体的には3万人が失業、これはカナダの歴史において最大のレイオフであったと言える。モラトリアムはあと2年間続けられる予定である。
そして20年後、禁漁がその効果を表した。「我々は5,6歳魚以上のものが生きていることを見出している」とRoseはいう。6月上旬には地方政府がアイスランド海洋研究所から傭船した調査船Celtic Explorerによる6週間の調査航海が行われた。ラブラドル沖合の海水温が一部の海域では2℃上昇、これは海洋においては大きなことで驚異的なことであるとRose氏はいう。同教授は30年間にわたり漁業研究を行ってきたが彼の観測結果は予備的なものであり、マダラの回復も一部海域に限られるものであるという。「しかし一部海域では回復が見られ過去数十年で初めて確認できたものである」と。しかしながら連邦漁業局は慎重であり、科学者らは最新の証拠に注意している。(以下省略)
セントジョーンズ大学のメモリアル大学漁業生態研究センターの理事George Roseは最近の調査結果からマダラが長生きし大きくなっていることを確認したという。これには温暖水の影響もあるという。「ことしは過去20年間にわたってマダラ資源にマイナスの影響のある兆候が逆転している」とRose氏が金曜日のインタビューであ語った。
「生物学的生態的に大きな転換が起きていて、これはシシャモとマダラを支配している。シシャモはマダラの主食である。これは回復の始まりであると考えている」と。月曜日は400年の歴史のあるマダラ漁業に連邦政府がモラトリアムを行った20周年にあたる。当時ニューファウンドランドの北部東部沿岸は数十年位及ぶ乱獲、管理の不備、環境の変化などでマダラ資源は壊滅的な状況にあった。加工工場は閉鎖され、漁船は繋がれた。ニューファウンドランドの田舎の多くの集落は経済危機に陥った。その年だけで7億ドルが失われ、生活の糧が亡くなった。
モラトリアムがカナダ太平洋側に適用されたため全体的には3万人が失業、これはカナダの歴史において最大のレイオフであったと言える。モラトリアムはあと2年間続けられる予定である。
そして20年後、禁漁がその効果を表した。「我々は5,6歳魚以上のものが生きていることを見出している」とRoseはいう。6月上旬には地方政府がアイスランド海洋研究所から傭船した調査船Celtic Explorerによる6週間の調査航海が行われた。ラブラドル沖合の海水温が一部の海域では2℃上昇、これは海洋においては大きなことで驚異的なことであるとRose氏はいう。同教授は30年間にわたり漁業研究を行ってきたが彼の観測結果は予備的なものであり、マダラの回復も一部海域に限られるものであるという。「しかし一部海域では回復が見られ過去数十年で初めて確認できたものである」と。しかしながら連邦漁業局は慎重であり、科学者らは最新の証拠に注意している。(以下省略)