ガーナは毎年Ghc250 million(およそ5700億円相当)を魚や水産物の輸入に費やし供給の拡大を図っている(8月21日GHANAWEB)
この国はGreater Accra 地区からVolta を経由して西部地区までの海岸線を有しているにもかかわらず漁業者等は魚の消費に応じた十分な供給をすることが出来ないでいる。
James Townの浜の漁業者等はJoy Newsにたいして、この魚の供給不足の主因はこの国の混合燃料の常態的な不足と灯火利用漁業の活動にあると批判している。このために現金を稼ぐことが出来ないでいるという。1ガロンの混合油の価格はGhc7 であり、一回の出漁には30ガロンが必要という。(210Ghcはおよそ5,900円)仮に彼らが海に出る燃油を自前で燃油と潤滑油を調達しようとするとガソリンスタンドの価格は2倍となり彼らの収入を減らすことになるという。
漁業者等は中国漁業者らの活動を非難する。彼らは税金を払っているため活動停止の要求を拒否しているという。借金をして漁業を行うにも金融業者らは貸し倒れが起きるのではと容易に金を貸さなくなったという。こうした状況から家族の健康や教育のための支出が困難になっているという。彼らは政府にたいし混合油の安定した供給と違法な灯火利用漁業の停止を求めている。