完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

「意識」を伝えることのむずかしさ。     ~「失言」が目立つ~

2016年10月16日 | 時事ネタ


私は初老男である。



瀬戸内寂聴という人が「殺したがるばかもの」なる発言に謝罪していた。



当たり前の話だが、これが「近所のおばさん」が言っていたのでは大した問題にならない。



というより、町中・国中で誹謗・中傷で満ち溢れている。




それはそれで大変な問題だと思うのだが・・・・。




しかし、ある程度の社会的地位にある人はその「発言」に責任が発生する。




まあ、寂聴氏という人を、どうゆう人捉えているかによってその意味はだいぶ違ってくるのだろうけれど。



そうした意味では高齢でもあるし、言いたいことの意味が分からなくもないので・・・・まあ、失言だったなぁって感じ。




そして、先ほど見つけた記事が




「武蔵野大学の男性教授が『残業100時間を超えたくらいで過労死するのは情けない』などとインターネット上に投稿していた」



                             というもの。




61歳の男性だという。




まず、疑問。



この人は「100時間の残業」をやったことがあるのか?



23歳の時に「電通」という会社で・・・・。



単純な計算だが、



休日出勤をしないとした場合。(まあ、そんなことはありえないけど)


月に20日勤務で100時間の残業は、1日5時間平均になる。


通常の会社の大抵の退社時間は5:30くらいだろうから、つまり10:30までの勤務である。


さらに、この100時間という数字はあいまいで、多分もっと多かったと推測できる。


そして、家に持ち帰っての仕事もあったと考えるべきだろう。


亡くなった彼女の記したものには「もう4時だよ・・・」らしき記述があったと聞く。


それは「PM」のことではないだろう。




組織というものは、どうした物であろうと「閉鎖的」にできている。



その「閉鎖性」は、やはり経営者の意識によって決定している。(のだろう・・・)



現実の経済活動の中で、他社と同じことをやっていて生き残れない。



それはわからなくはない。




しかし、やはりこの「100時間」という数字の意味を考えるべきではないだろうか。



さらに言えば、人間の意識とし気力の充実しているのなら、この数字を半分くらいに感じることもできるかもしれない。



だが上司から「20時間の残業代が無駄だった」なる発言があったらしきことも聞く。




彼女を・・・・追い詰めるように、追い詰めるようにことが進んでいっている。





そうしたことがあった中で、学生を社会に送る出す側の「大学教授」が、61歳の人間が・・・・。



こうした発言をする。




たしかに「100時間の残業」に耐えて「出世」する人間もいるだろう。



しかし「それを基準」にしては、いけないのだ。




「組織が閉鎖的」になるように、人間の「精神も閉鎖的」になり「逃げる」ことができなくなる。





人間には「最終的な逃げ道」を、残しておかなければならない。




そして、それは絶対あるし「死ぬ」のであれば「逃げた」方が良い。



「死んではいけない」のだ。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「イザというときは逃げる」ことができますように。




                  May




「電通」には、組合があって「36協定」も結んでいたという。それで、こうしたことが起こるのに驚きを隠せない。






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変わらぬ「おもしろさ」を維持している。    ~「ルパン三世カリオストロの城」を見る~

2016年10月14日 | テレビ


私は初老男である。


私は「リピートする映画」しか、DVDとして購入しない。



・・・・まあ、あたりまえか。




ゆえに、わたしの持っているDVDは




「スターウォーズ1~6」「マトリックスシリーズ3部作」「地獄の黙示録・ディレクターカット」


                                      などである。




事実これらのDVDは、気が付くと平均年に3度くらいは「再生」している。






そして、今テレビ放送されている




           「ルパン三世 カリオストロの城」



                              も、その中に含まれている。




そして、もしかすると私の中の「再生回数最多」を誇るのが、この作品かも知れない。







最初に、私のアニメに対する一つの観方の鉄則を記しておく。




   「アニメは『アニメでしかできないこと』をやらなければ意味がない」



                                 ってこと。




ざっくり言うと「そんなわきゃないだろ!」って描写は「アニメでこそ」許される手法だ。




これに唯一対抗しうるのは「ハリウッド映画の特撮」だけであろう。




つまり映画のファンタジーは「大金をかける特撮」vs「時間と技術を積み重ねるアニメ」との対決である。





そう「アメリカハリウッド映画」と「アニメ大国日本の技術と発想力」のライバル的構図だ。




この「そんなわきゃねぇだろう!」ってことの意味を、良くわかっていたのが




            「宮崎駿」



                        という人物である。




どうやら、長編アニメからは引退したらしいけどね。





ということで、この「カリオストロの城」は、その宮崎駿監督の初監督作品なのである。




宮崎駿という人は、最後まで一貫した「意識」の中でアニメを作り続けた人だ。



それは「アメリカ的正義感の否定」だろう。



簡単に言うと「アメリカンヒーロー」と対極にある主人公たちを取り上げるのが得意だ。




その記念すべき第一回作品が「ルパン三世」ってとこが、いかにも彼らしい。






本当~~~~~に懐かしい。



声優たちも完全オリジナルで「山田康雄のルパン」「小林清志の次元大介」「井上真樹夫の五右衛門」「納谷悟朗の銭形警部」そして「島本須美のクラリス」「石田太郎の伯爵」「永井一郎のジョド」なんてのは、垂涎のキャストだ。



よく聞くと「西ドイツのマルク札」なんてセリフが、出てくるのは「1979年」の公開作品であることを意味する。(なんと「37年前」である)




これだけの時が刻まれても「おもしろさを持続し続ける」ってことは、いかに「コンゼプトがしっかりしているか」ってことの証明だろう。



これからも、このDVDは何度も見ることになるだろう。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、何度見ても変わらぬおもしろさを感じるものを見つけますように。




            May




と、ここまで褒めておいてなんであるが・・・・。このストーリーは、本当に支離滅裂である。最初にばらまいた「偽札」の「原版」をなんで「盗みに行くのか?」とか、そのことと「クラリスを助ける」ことに関連は全くない気がするし、なんでそんなに「伯爵と敵対しなければならないのか?」ってことの意味が全然分からない。・・・・・まあ、いい映画ってのはそうした物なんだろうぅ。




さらに追伸。様々調べてみると、この映画をルパンファンの中には「認めていない人」も多いらしい。


しかし、私のイメージでは、ほかのどの劇場版よりこの作品が「ルパンらしい」

宇宙に飛び出したり、化学を駆使したボスキャラや怨念・祟りに満ちた敵役は、少なくともテレビシリーズにいた「ルパン三世」のイメージじゃないやい!












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その手があったのね。    ~ボブ・ディランノーベル文学賞受賞~

2016年10月13日 | 時事ネタ

私は初老男である。



見方によっては・・・・・。




余程


       「村上春樹」



               にノーベル文学賞をやりたくないのだろう。



って思える。




ノーベル賞のなかで平和賞よりちょっともだけ、選考基準がはっきりしているような気がする「文学賞」であるが・・・・。




このディランの受賞で、より選考基準が分かりにくくなった気がする。




村上春樹のことは、いくつかその作品を読んでいるがノーベル賞をもらうようなものなのかどうかは「よくわからない」




ただ、間違いなくこれからのノーベル文学賞はかなり「なんでもあり」に近い形で選考されるだろう。




選考委員会は、歌の歌詞も「文学だ!」って言いだしたんだもん。





「井上陽水」とか「吉田拓郎」「松任谷由実」が受賞することだってあり得るってことだよね。




可能性は「0」ではない・・・・。





今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「賞」というものの価値を考えますように。




                 May





ディランの歌を初めて聞いたのは「ハリケーン」だった。
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面白くもなんともない。      ~プロ野球CSに対する嫌悪感~

2016年10月12日 | スポーツ


私は初老男である。


寒い!



11月中旬の気温だという。




なんでこんなに早足で季節は過ぎていくのだろう・・・・。





さて、プロ野球はCS(クライマックス・シリーズ)のファイナルステージが始まった。




セ・リーグの巨人が負けたことは、無視して話を進める。



このブログの数少ない読者の方は、覚えているかもしれないが・・・・。




私はこのCSというのが、いまだに許せない。






といっても、大体プロ野球に対する興味がずいぶん薄くなってしまっているが。




サッカーのJ1も、昨シーズンから同じようなシステムのチャンピオンシップを行っている。(「金の目途」が立ったので、来シーズンから廃止らしいけど)




対して今月始まったばかりの「Bリーグ」は、地域別に分けた形でプレーオフ制(名称は違ったかもしれない)が行われる。




これに対しては、私はある意味「当然」と思っている。





この違いは何なのか?





単純に言って・・・・。




              「チーム数」と「地域制」



                               の確立である。





プロ野球には「セ・パ」の二つのリーグがある。




しかし、その所属チームは6チームずつでしかない。




12チームしかないプロで130試合以上を行った末に優勝したチームが「そのリーグの代表」になれないってのは納得できないのである。



逆に言えば、勝率が5割を切るチームが3位になって「下剋上」で「日本一」になるなんてもの許せない!




アメリカのようにメジャーからマイナーを含めて30チーム以上が、あるのであれば「ある意味」プレーオフ制は納得できる。



日本のプロ野球のように「2軍」という扱いと微妙に違うマイナーリーグがあるのも。地域制を重視する意味で納得できる。



アメリカのバスケットリーグも、ほぼこの体系で行われていて、ある意味この形式でないと不公平が起こりやすい。




日本に「BCリーグと四国アイランドリーグ」というプロ野球リーグがあるが、これはアメリカの「マイナーリーグ」と似て非なる代物だ。



ある意味、プロ野球というものは成立からして「歪(いびつ)」なものであった気がしてならない。



運よく「衰退」を上手に乗り切って「ローカル化」に成功した。(北海道・福岡・千葉等々)




しかし、これだけ「高校野球」が盛り上がる国でプロ野球チームを増やせなかったことが結果的に今の納得できない「CS」になってしまった気がする。




以前に記したが、セ・パ両リーグにもう2チーム、ないし3チームずつ増やすことで「地域制」を導入し地区優勝からリーグチャンピオンシップを経て「日本シリーズ」に進む。



ないし、3リーグ制にして「勝率」によるワイルドカード1チームを加えたプレーオフ制を導入なんてのもいいと思う。



とにかく「プロ野球ファン=巨人ファン」という構図が、少しずつ崩れてきているのは「とても良いこと」だと、初老男は思うのだ。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも本当に面白いプロ野球を追求し続けますように。





               May




セ・パ両リーグともシーズン上位が大勝したらしい。ほーら、CSの意味ないでしょ!・・・・なんとなくだけど、大谷翔平の表情に「いやらしさ」を感じてしまう初老男なのだ。
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思った通り、このチームは弱い。    ~ワールドカップ最終予選vsオーストラリア戦~

2016年10月11日 | スポーツ


私は初老男である。



vsオーストラリア戦を見ている。



「やっぱり」である。




先制点を見逃してしまったので、ある意味「ぬか喜び」をせずに済んだ。





当たり前であるが、この最終予選Bグループで首位のオーストラリアは「簡単」に勝てる相手ではない、



まして、アウェイ。



しかし、4位である日本は「勝ち」にいかなければならない。




本田の1トップ、香川のボランチとイラク戦とかなり違う布陣で臨んだ。




この布陣は「後半に交代」を、前提としたものに見える。




試合勘の戻らない本田・香川を使うということは早めの選手交代で後半の最後15分に勝負をかけるものと私は思っていた。





先制点を奪った原口は、見事だったけれど・・・・。





こうした試合で一番やっていはいけないプレーをやった。




           「不用意なファール」



                         である。




しかも・・・・。





              
            「ペナルティーエリア内」


                             で。




たしかに「きびしいジャッジ」ではあるが、倒された選手はゴールに背を向けていた。




その体制からはシュートは打てないはずだ。




そうした選手に、きわどいタックルをしたのは「不用意」としか言いようがない。




「点を取ったこと」と「PKを与えたこと」・・・・・。




「帳消し」っていいたいが「マイナス面」の方が少しだけ大きい。




あのファールで、全体の流れが完全にオーストラリアに行ってしまったのだから。




思った通り、前半の終わりごろから本田のうごきが鈍くなる。




決まったと思ったシュートは、キーパー正面。




以前の本田なら決めている。




結局、後半終盤に交代枠を次々に使ったが・・・・。




流れは取り戻せなかった。




この引き分けを「勝ち点1を取った」とみるべきか「勝ち点3を失った」とみるべきか・・・・。




少なくとも、私にはゲームプランをしっかり遂行すれば「勝てた試合」におもえる。





今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、今のに日本代表に足りないものが何なのか、考えますように。




            May





返す返すも「初戦UAE戦」を落としたのが惜しまれる。























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ずっと「朧気」なこと。   ~平凡初老男の防衛感~

2016年10月10日 | 時事ネタ

私は初老男である。


急に寒くなった。



10月初旬というには、そうなって不思議はないのだが。。。。



精神的な「ダメージ」の方が大きい。



ついつい「雪」が来ることを「イメージ」してしまうから・・・・。




昨日「相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ」を放送していた。


チャンネルを変え変え見ていただけなのだが、最後の30分ほどを見て今の私の「疑問」そのものが表されていた。




★★★★ネタバレあり!注意です!★★★★















杉下と甲斐が、収監している神室に面会に行き会話を交わす。



そして最後に神室が




       「あなた達は平和ボケという病にかかっている」



対して杉下



 
      「貴方こそ、病にかかっている。国防という流行病に」




と返す。






初老男となるまで、ずっと「朧気(おぼろげ)」になっていることがある。




この




          「防衛に対する日本の体制」



                           である。




この体制の中には「政治」「国民の意識」「他国の対応」などが、全部含まれる。





     ★★★★ちょっとブレイクします★★★★


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やはり、このチームは弱い。      ~ワールドカップ最終予選vsイラク戦~

2016年10月08日 | スポーツ


私は初老男である。


少々、時間が経ってからのUpで申し訳ない。



ワールドカップ最終予選の話。



結果はご存知の通り。



しばらくぶりに



         「興奮するゲーム」


                   を見させてもらった。



以前、李忠成がアジアカップで優勝を決めたボレーシュートをほうふつとさせる山口蛍のボレーシュートだった。



展開的にも、これほどいろんなことが詰まったゲームはなかなか無い。



結果的に前回のワールドカップまでの主力「本田」「岡崎」「香川」の3人の誰もいないピッチで、アディショナルタイムで決着した。





・・・・・・・・・・・・・しかし。




この結果は、残念ながら50%以上の「ラッキー」がもたらした結果に見える。



すでに、様々なメディアが報じているように、今の日本代表は「爛熟から低迷の時期」に入っている。



何事においても「創成期」⇒「成熟期」⇒「絶頂期」⇒「爛熟期」⇒「停滞期」⇒「低迷期」そして「創世期」に戻る。




韓国戦での「木村和司のフリーキック」でプロでなかった日本代表が、一番ワールドカップに近づいたのが創成期。



ラモス 瑠偉が「神様・・・」とつぶやいた「ドーハの悲劇」から、中田のシュートのこぼれ球を岡野が決めた「ジョホールバルの歓喜」のフランス大会。


そこから前回のブラジル大会までが「成熟期~絶頂期」である。



その間、中田・中村・名波らの選手がヨーロッパの有名クラブで活躍するようになる。



それからも本田・香川・岡崎・吉田・長友たちが続くことで、この成熟~絶頂期を支えてきた。



しかし、見ての通り。



前回のワールドカップの主力であった「本田・香川・岡崎」が、所属チームでの出場機会が減ったことで、そのパフォーマンスを下げていき・・・・。



それが今の日本代表のパフォーマンス自体を下げることになった。



そうした意味においても、監督の起用法にもむずかしさがあったのも確かだ。




つまり、こうしたことが「停滞期~低迷期」に入ったことの証明である。




もう3日後に「アウェイでのオーストラリア戦」を迎えるが・・・・。



残念ながら今回の「このイラク」に「これだけの苦戦」をする日本代表が、勝てるとは思えない。


頑張って「ドロー」というところだろう・・・・。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、サッカーが「文化」として日本に根付かない限り「本当の意味での強豪国」になれないことに気づきますように。




               May




これは、サッカーだけの話ではない。人の世の「すべての事柄」の共通した話なのだ。・・・・日本代表においては「久保 建英」の成長を待つしかないかもしれない。
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初老男が思いつめる。     ~寂聴さんの「死刑制度廃止」の発言~

2016年10月07日 | 時事ネタ



私は初老男である。


人間が50年以上も生きていると、究極的な疑問に「答え」を出すようになる。



といっても、自分の中で「なんとなく『正解』じゃないかな」って言う程度の答えだが。



瀬戸内寂聴という人には、私はほとんど興味が無かった。



作家であり出家であることや、説法がおもしろいらしい。



その年齢における「人生経験」は、調べてみると「壮絶」ともいえるのだろう。





しかし、日本弁護士連合会のシンポジウムで死刑制度を批判し、





         「殺したがるばかどもと戦ってください」




                         と発言したらしい。




まあ、これだけの騒ぎになっているのなら、まず間違いはないだろう。





話の趣旨として、彼女が言っている「殺したがるばかども」というのは、死刑制度を制定している人達を意味している。って言ってる。



基本的なことであるが・・・・。



「死刑廃止論」自体を、私はどうも受け入れがたい。



極論的に言えば100,000,000,000,000人殺しても、犯人は生き続けることになる。




まあ「死刑廃止」してもいいけれど・・・・・。




「死なない程度の長期間の強制労働」みたいな刑罰を作るべきと思う。



なぜなら、昔あった小学校へ乱入し子供たちを次々に殺害した「付属池田小事件」の犯人宅間がこう発言したからだ。


「どうも死刑にしてくれてありがとう!、裁判長さん。 感謝するわ!わし、もうはよう、死にたい思うてたから、ほんま助かる。やっと死ねるんやなーと思うとほっとしたわ」



こうした意識の人間を死刑にしたのでは、犯人の「思うつぼ」なのではないかと思うからだ。



こういう話をすると、加害者の「人権」みたいなことを言う人がいる。



じゃあ、殺された人の「人権」はどこに行ったの?





日本には昔「仇討ち」という制度があった。




これはある意味、苛烈な制度だ。




自分で「恨みを晴らす」チャンスがあるが、逆に「返り討ち」ってことも多々あるからだ。




そして、ごく最近まで日本人はこの返り討ちのリスクのない「仇討ち」の代わりが「死刑制度」だと思っていたのではないだろうか。




しかし「刑法」というものは単純に「法律」であり、そこに「被害者の意識」を反映するようにできていない。




そして、最近は弁護士団体が「虚言を弄して」死刑廃止を主張している。




「光市母子殺人事件」をご存じだろうか?




この事件の弁護団の言っていることは、少なくとも私には「虚言を弄している」としか思えない。



そこには「死刑廃止」を勝ち取るなら「虚言を弄してもいい」と思っているところに、逆に「死刑廃止を絶対してはいけない」と私は思ってしまう。





こうした重大な問題は「徹底した討論」で「死刑続行論者」を、納得させてこそ「弁護士」というものだろう。




寂聴氏の言いたいことも分からなくもないが、先ほどの宅間被告や光市事件の犯人を「死刑にしない理由」を発せず「殺したがるばかども」は無いだろう。




・・・・・個々事件の遺族を納得させられる「言葉」があるとは思えないけどね。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、人が殺されることとその罪を犯した者の処遇について考えますように。




           May




本当のところ簡単に「死刑」を執行していいとなんて、もちろん思っていないです。しかし「死刑」を「こんな簡単に」無くしてもらっても困るのである。










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歳を取ると「臆病」になる。     ~台風情報の「勘違い」~

2016年10月05日 | Weblog


私は初老男である。


昨日から腰が痛い。



1年前まで頻繁にやっていた作業を「年に2~3度」だけでよくなった。




先週の日曜日にその作業をやったのだが・・・・。



それが悪かったらしい。



トイレに行ってもお尻が拭くことができない。



このレベルの腰痛は久しぶりだ。



我慢の日々が続く。




ということで「台風18号」が、久しぶりに我が地域を横切る予報だった。




スマホで、午後にちょこちょと台風情報をチェックしていた。



午後3時で「風速4m」⇒6時で「7m」⇒9時「10m」⇒12時「12m」となって3時「5m」となっていた。



我が地域では、こうした「予報値」の3倍が「瞬間最大風速」だと思っていてほぼ正しい。



ということは・・・・。




夜中に「風速36m」の突風が吹く!?




まんじりともせずに朝を明かすことになるのかぁ・・・・・。




しかし、夜が更けても大した風にならない。



まあ、それなりに風が吹いてはいるけど・・・。





そして、いま午前0時なのであるが・・・・。




ほとんど風が吹いていない。




おかしい。天気予報は、確かに当たらない。




しかし、これほど外すのは珍しい。




もう一度スマホを見直すと・・・・。



「予報地域」が「富山県富山市」になっている。



そういえば、昨日海岸端はどんな感じなんだろ?って思ってこうした設定にしておいたのだ。




・・・・・・・歳を取るということは「こうしたこと」が「ひんぱん」に起きるのである。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも年齢を重ねる「むごさ」に寛容でありますように。





            May




約束を「完全に」忘れて、数日後に思い出すってのも、珍しくないからね。




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果たして「UP」か「DOWN」か?      ~車のビームの「正解」は~

2016年10月03日 | いま興味のあること



私は初老男である。



交通事故は悲惨だ。



私の母も、父の運転する車の助手席に乗っていて事故死した。




私自身もトラウマになった事故を経験している。




だから、疎かな運転を見ると無性に腹が立つ。



スマホをいじりながらの運転する馬鹿・シートベルトをしない馬鹿・ビールを飲みながらの運転する馬鹿・・・・。



そして「対向車が来ているのに」ハイビームをやめない馬鹿。





しかし、今この「ハイビーム」が問題になっているらしい。




車のヘッドライトを「ハイビーム」にした方が、歩行者を見つけやすい。なんてことを実感しないドライバーはいないだろう。



ただ、逆に対向車や後続車の「ハイビーム」が「眩しくて」起きた事故は少なくないのではないだろうか?



こうしたことのデータは、あまり聞いたことが無い。




対向車のハイビームのちょうど真ん中に入ると、人影が消えてしまうって知ってます?




そして、最大の問題なのは「基本は」の意味を「分かっていないドライバー」が意外に多いってこと。






確かに、私のような地域に住んでいる者にとっては「こまめな切り替え」当然なのだが、都会に住んでいるドライバーは、車の交通量が多いから、そんなことはやっていられない。



というのは、理解できる。



「だから常にハイビーム」ってのは、やはり「マズイ」ですよ!



そして「だから常にロービーム」っても「マズイ」



分かりますよね。




今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんは、ちょっとした気遣いが事故を防いでいることを認識しますように。






            May




・・・直線の道路で「本を読みながら運転する」なんて、とびきりの馬鹿もいる。なんとおばさんだったけどね。

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