私は初老男である。
先回、へんなUpをしてしまった。
しかし、やはり「本音」である。
実は、人間というのは「初老」を名乗るようになれば、俗に言う
「煩悩」
みたいなものは、薄れていくものだと思っていた。
しかし、現実おける「初老」の歳の人間には「人生最大の事柄」が起きたりする。
もちろん、個人的な差というものはある。
だが、どうも私の周りには、まさに「今」その「大事」を迎えている人間がとても多い。
私もいまや、その「人生最大の事柄」に向かっている気がする。
しかし、人間というのは追い詰められた中でも「笑い」もすれば「屁もこく」のである。
実際に私がそうだ・・・・。
余計な話はやめて、本題に入ろう。
日本シリーズの第5戦の中継の、最後のほうだけを見ていた。
最後のシーン。
誰が投げていて、誰が打席に入っていたか?
全く覚えていない。
しかし、その前のバッターがデットボールを受けて「ひっくり返った」のは見ていた。
そして、その時のピッチャーの態度にファイターズ側が激高して一触即発になった。
・・・・・実は、この瞬間に「広島カープのサヨナラ負け」が決まっていたように思える。
日本シリーズに限らず、スポーツの・・・・。いや、世におけるすべてのことには「流れ」というものがある。
「後付け」のように聞こえるだろうけれど、初老男になると「確信」をもって、その「流れ」というものを感じるようになる。
ただ、最後の「ケリのつけ方」が「満塁ホームラン」になるのは、予想できなかった。
私は多分「押し出しサヨナラデットボール」で、ケリがつくと思っていた。
(ちなみに、私の兄は「センター前に渋くゴロが抜けるヒット」でケリがつくと思っていたという)
だから、と言ってはなんであるが私が監督ならこのデットボールが出た時点で「リリーフ」を考えただろう。
第4戦の時に事をUpしたが、やはりこの「続投」も緒方監督の「采配ミス」だろう。
「岡目八目」という言葉は、もう若い人にはわからないだろうけれど・・・・・。
この「続投」こそがそれだろう。
多分であるが、このシーンで「ピッチャー交代」は60~65%に人が、頭をよぎったはずだ。
すべては「たら・れば」である。
結果は「3勝2敗」で日本ハムファイターズが「王手」をかけたという事実だけだ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、瞬時に「判断」できますように。
May
「岡目八目」とは・・・・・縁台で親父たちが碁を打っている。打っている本人たちは「テンパっている」ので最善手が分からない。しかし、脇で見ているやじ馬たちには、それが分かる。脇にやじ馬の方が「八目」得しているって意味。