私は初老男である。
寒い!
11月中旬の気温だという。
なんでこんなに早足で季節は過ぎていくのだろう・・・・。
さて、プロ野球はCS(クライマックス・シリーズ)のファイナルステージが始まった。
セ・リーグの巨人が負けたことは、無視して話を進める。
このブログの数少ない読者の方は、覚えているかもしれないが・・・・。
私はこのCSというのが、いまだに許せない。
といっても、大体プロ野球に対する興味がずいぶん薄くなってしまっているが。
サッカーのJ1も、昨シーズンから同じようなシステムのチャンピオンシップを行っている。(「金の目途」が立ったので、来シーズンから廃止らしいけど)
対して今月始まったばかりの「Bリーグ」は、地域別に分けた形でプレーオフ制(名称は違ったかもしれない)が行われる。
これに対しては、私はある意味「当然」と思っている。
この違いは何なのか?
単純に言って・・・・。
「チーム数」と「地域制」
の確立である。
プロ野球には「セ・パ」の二つのリーグがある。
しかし、その所属チームは6チームずつでしかない。
12チームしかないプロで130試合以上を行った末に優勝したチームが「そのリーグの代表」になれないってのは納得できないのである。
逆に言えば、勝率が5割を切るチームが3位になって「下剋上」で「日本一」になるなんてもの許せない!
アメリカのようにメジャーからマイナーを含めて30チーム以上が、あるのであれば「ある意味」プレーオフ制は納得できる。
日本のプロ野球のように「2軍」という扱いと微妙に違うマイナーリーグがあるのも。地域制を重視する意味で納得できる。
アメリカのバスケットリーグも、ほぼこの体系で行われていて、ある意味この形式でないと不公平が起こりやすい。
日本に「BCリーグと四国アイランドリーグ」というプロ野球リーグがあるが、これはアメリカの「マイナーリーグ」と似て非なる代物だ。
ある意味、プロ野球というものは成立からして「歪(いびつ)」なものであった気がしてならない。
運よく「衰退」を上手に乗り切って「ローカル化」に成功した。(北海道・福岡・千葉等々)
しかし、これだけ「高校野球」が盛り上がる国でプロ野球チームを増やせなかったことが結果的に今の納得できない「CS」になってしまった気がする。
以前に記したが、セ・パ両リーグにもう2チーム、ないし3チームずつ増やすことで「地域制」を導入し地区優勝からリーグチャンピオンシップを経て「日本シリーズ」に進む。
ないし、3リーグ制にして「勝率」によるワイルドカード1チームを加えたプレーオフ制を導入なんてのもいいと思う。
とにかく「プロ野球ファン=巨人ファン」という構図が、少しずつ崩れてきているのは「とても良いこと」だと、初老男は思うのだ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも本当に面白いプロ野球を追求し続けますように。
May
セ・パ両リーグともシーズン上位が大勝したらしい。ほーら、CSの意味ないでしょ!・・・・なんとなくだけど、大谷翔平の表情に「いやらしさ」を感じてしまう初老男なのだ。