私は中老男である。
日曜日の昼前。
まったりしているのである。
テレビのワイドショーに「反田恭平」が出演していた。
基本的にはあまり出演しないであろう「お笑い系」ワイドショーで、彼の周りだけ空気感が違う。
会話のやり取りも、ある意味まるでリモート出演のように見える。
そして、マズルカを披露した後。
サプライズでもう一曲。
本人から説明があって「猫のワルツ」が演奏される。
実は私、ショパンコンクールの模様をみていない。
故に彼の演奏を聞いたのは数年ぶりだった。
であるからなおさら・・・。
彼の演奏が「力強くなっている」のがよくわかる。
以前にLIVEで聴いた時の「カミソリの切れ味」的な演奏に、意識的に増やした脂肪と指のしなやかさによって「力強さ」が加わっている。
本人も言っていた通り機械的な鍛え方で筋肉を増やすと「音が硬くなる」という。
なんとなく頷けるなぁ。
「おじいちゃんおばあちゃんの手が良い演奏ができる気がする」と言いそれを目指しているという。
未来の姿をしっかり見据えた「新しい姿のアーチスト」としての彼のこれからの活躍が楽しみだ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「新しい姿のアーチスト」の成長を見届けますように。
May
そこでも言っていたが彼のお父さんは、彼がピアニストになることを「勉学から逃げている」と言って許していないという。
まあ、さすがにショパンコンクール準優勝したら許してくれるじゃないかと思うけど。
まだ許さなかったりして。
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