私は前期高齢者寸前男である。
暑い夏である。
これからは、夏は40℃を超える日が多くなるような予想もある。
前期高齢者寸前男は、ますます外に出なくなるなぁ。
取り繕う気は無いのだが、親父は私に「お前は本当にいい倅だ」と本心からよく言っていた。
何しろ「単純な人」なので、そういうセリフを軽く言ったりしない。
確かに本人が「欲しい」というものは、時を置かずにそろえるし、こまめに悪いところはないか?と尋ねたりと細かく気を使ってはいた。
それはそれはストレスのたまることだったけれど・・・。
ではなぜそんなに気を使ったかといえば。
「親父を大切にしていた」のではない。
「父親(親父ではないです)は大切にしなければならない」と思っていただけだ。
結果的には同じことかもしれない。
だが「大嫌いな親父」にネグレクトに近い対応をするのは「自分自身が許せない」のである。
だが、そんな私が「絶対できない世話」がある。
「下の世話」だ。
私にはどうしても、それは無理だ。
やってみたことはない。
だから、できるのかもしれない。
だが、やっぱり「無理」だ。
親父をグループホームへ入所させたのは、その「下の世話」が目の前に迫ってきたからだ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんもしっかりした「判断の基準」を持ちますように。
May
正確ではないけれど、ここに至るまでの経緯を次回からもUpしていきます。
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