完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

こういうことだったのね。      ~年寄りが「子供に帰る」の意味~

2019年09月01日 | 家族・肉親



私は初老男である。





猛暑の夏が突然終わった。





話はお盆の時の話。







毎年兄が帰省して、父親と私で飲む。







父親は86歳。





充分な高齢者である。






特に昨年末から今年初めにかけて衰えが目立つ。






元々おしゃべりな人である。






残念ながら昔から「意味のあること」をあまりしゃべらず、ただ言葉を「垂れ流す」人であった。








いまもその「垂れ流し」を続けるのだが、息子の私でも2割程度は何を言っているのか分からない。








3人で飲んでいる中で、近年特に3人共通の話題というモノが極めて少なくなっているが・・・。






その中で「東池袋の事故」の話になった。






丁度事故の当事者である運転手と父親はほぼ同年齢である。







以前のUpで記したと思うのだが、私の母親は父の運転する車の運転ミスでコンクリートウォールに激突する事故で亡くなった。








そうした彼に聞いて見た。







          「あんた、車の運転できる?」








すると






               「今でも、充分できる」






                            と答えたのだ。






軽度の認知症というのもあるが・・・。











つまり「高齢者が子供に戻る」というのは「阿呆」になる言うことなのだ。(まあ、それが認知症か)








だが、本人の人間性を親子であるからよく知っている。







認知症の部分を除いても、彼はそう答えたはずだ。








それこそ、若い時から人間性が良く子供である私たちに尊敬されるような人物であれば、その「阿呆」を許容することもできるのであろう。







しかし、彼はそういう人ではない。







ただただ呆れ、腹立たしく、自分がいずれなるその歳になる時の教訓にしようと固く思った。








今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「阿呆」になる覚悟をしますように。







                May





私も車では辛酸をなめてきた。免許なんて今すぐ返納したいのだ・・・。



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