完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

弁護士という名の厚顔無恥な面々  ~光市母子殺人事件の犯人弁護~

2007年05月24日 | 時事ネタ
私は中年である。

昨日、亀田興毅の試合があった。

8回TKOで勝ったという。

決してボクシングファンではない私だが、歴代のチャンピオンの試合は見てきた。

そうした中でも、これほど「バランス」の悪いボクサーも珍しい。

ボクサーというのはどこまでいっても「ボクサー」なのだ。

「肉体」に自信があればあるほど「知性」を身に付けないと尊敬されない。
尊敬などされたくない。といいそうだが、尊敬されないというのは「バカ」と
みなされることだ。

それも物事に真剣に取り組んでいるという意味ではなく、まさに「頭が悪い」と
言う意味で・・・。(この場合本当に頭が良いかどうかは余り問題ではない)

亀田一家が全員そうであるなら、なぜ回りにそれを諭す人間が居ないのかが
私には不思議でしょうがない。良くも悪くもTBSあたりが本当の「商売」に
するつもりなら、そうしなければ最終的には「嘲笑」しか残らないと思うけど。


今日ある事件の差し戻し控訴審が始まった。

            「光市母子殺害事件」
                       である。

この事件はあまりにも有名だから、知らない人は居ないと思うけど
24日付けのニュースが溢れているの読んでほしい。

弁護士が21人になったという。

依頼したわけでも無いのに(個人名を挙げて被告が依頼したとは思えない)
なぜこれほどの弁護士が集まったか?

どうやら「死刑廃止」を世間にアピールするためらしい。


最近、法律関係のバラエティに個性豊かな弁護士タチが登場しているが、
どうやら「弁護士」というのは「職業」であり、やっぱり人間がやっていることに
かわりがないと分かってきた。

それでも私の感覚としては、弁護士という人たちは「頭の良い人」の代名詞の
ように思っていたのだが、結構「バカ」で「人の心」が読めない人たちらしい。

これだけの事件に、21人の弁護士が集まれば「裏に何かある」と考える方が
自然で、本当に裁判に勝つ気ならなるべく目立たない方法を取るべきだろう。

しかも、この事件の本質と関係のない「死刑廃止論」を前面に出すとすれば
事件そのものを「冒涜」していないだろうか・・・。

この事件を利用した「売名行為」にも、私は感じる。

この21人がいかに時間を使って論説を尽くしても、被害者の夫であり父である
本村さん一人が話す数分の話の方が説得力がある。

逆に言えば「法律」がどうであっても、この加害者を一般市民は「感情」として
許せないのだ。

あなたは許せますか?自分の妻を強姦し絞殺し隣で泣いていた娘を床に
叩きつけて殺した犯人を。法律で「無期懲役」とかにされて許せますか?

何とかして復讐したいと思いませんか?もし、この犯人がそうなったら・・・
私は何年かかっても探し出して「処刑」することしか考えないだろう。

この犯人を様々な「虚言」を弄して「弁護」すること。また事件の本質と関係ない
「死刑廃止論」を抱き合わせようなどと考えるなど「弁護士」という職業を
世間的に貶める行為以外の何物でもない。

21人全員が「本当」に加害者の犯行が「傷害致死」であると考えているとすれば
逆に「恣意的なもの」を感じざるを得ない。

・・・少々興奮して書き綴ってしまったが、この事件には随分前から
「思うところ」があり注目してきたため支離滅裂になってしまったかもしれない。

このブログを呼んでいる皆さん、注意深くこの事件を注目していて欲しい。
「法」などというものは元々「不備」にできているのだ。そのことをカバーするのは
人間の感情であり、それが集まった「世論」や「裁判官の意識」なのだ。

「一般世論」としていい加減な「判決」を許してはならない。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが、「法律」などという脆弱なものでなく、犯罪の「本質」が
見抜けますように。

8年の間、苦しみ続けてきた本村さんに対して、この弁護士達は恥ずかしく
無いのだろうか・・・。

                             may

追記
 
 少々調べてみたが、今回の21人の弁護士は「裁判制度」そのものに対して、
 今回の裁判の手順にたいして、法律上の間違いがあると主張し、更に
 マスコミが死刑を焚きつけている、と言いたいらしい。

 しかし、である。そうしたことを主張するにしては余りに人間としての
 「ある部分」を刺激しすぎる事件ではないだろうか?
 (まあ、だからこそ主張するのだって逆説もあるけどね)
 
 「未成年・性犯罪・乳児殺害」の問題点だらけの事件だが、やはり「本質」を
 見誤ってはならない。そこに「感情」が介在するのは仕方の無いことだと
 思う「中年」である。

  





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