読書。
『北海道 地名の謎と歴史を訪ねて』 合田一道
を読んだ。
生まれも育ちも現住所も北海道の僕です。
親も祖父母も北海道人の、何世代目かの道産子です。
そんな僕でも、北海道の地名の由来や歴史はほとんど知りません。
小学校のころに、一年だけ、社会科で自分の住む街の歴史について
学んだことはあります(そのために全国基準の社会科の授業を一年すっとばしています)。
今思えば、自分の街のことは、個人的に勉強すればよかったのではないかと思ったりもします。
その授業では、とくにアイヌの歴史は使わず、和人が入植してきてからの歴史ばかり
やっていた気がします。そんなこともあって、どこかの街中の土産物屋で、
アイヌの神話を扱った、手作りのような冊子を買って読んだこともありました。
子どもの頃の話です。
それで、ちょっと読書の「箸休め」のように、本書を読んでみました。
北海道には、芦別とか士別とか、「別」のつく地名が多かったりします。
また、幌内とか、歌志内とか「内」のつく地名も多いです。
それもこれも、なんだか地形からくる名前のようなんですよね。
川だとか沢だとか、そういうところのアイヌの言葉から取っているみたい。
驚いたのは、北海道そのものの地名も、アイヌの言葉由来のようだということです。
「北海道」の「かい」の部分がそれにあたるようですね。
ただちょっと残念だったのは、札幌の人口を北海道の人口と間違っていたり
(それもちょっと誇張されている数字でした)、
わが町の項では、温泉が無いのに温泉にちなんだ地名だと書かれているのですが、
温泉は20年くらい前に発見されて今でも何度かの閉鎖を経て、経営されていることですね。
10章にわかれていますが、それらのことを許すことができれば、楽しめる本でしょうか。
それぞれの章の最後には、北海道の銘菓が一つずつ紹介されていて、食べたくなったりもします。
しかし、編集者の人だとか、札幌の人口が550万なんて書かれていて、気付かないものなんですかね。
チェックも重労働だと思いますが、もしも版を重ねる場合には、直してほしいなぁ。
『北海道 地名の謎と歴史を訪ねて』 合田一道
を読んだ。
生まれも育ちも現住所も北海道の僕です。
親も祖父母も北海道人の、何世代目かの道産子です。
そんな僕でも、北海道の地名の由来や歴史はほとんど知りません。
小学校のころに、一年だけ、社会科で自分の住む街の歴史について
学んだことはあります(そのために全国基準の社会科の授業を一年すっとばしています)。
今思えば、自分の街のことは、個人的に勉強すればよかったのではないかと思ったりもします。
その授業では、とくにアイヌの歴史は使わず、和人が入植してきてからの歴史ばかり
やっていた気がします。そんなこともあって、どこかの街中の土産物屋で、
アイヌの神話を扱った、手作りのような冊子を買って読んだこともありました。
子どもの頃の話です。
それで、ちょっと読書の「箸休め」のように、本書を読んでみました。
北海道には、芦別とか士別とか、「別」のつく地名が多かったりします。
また、幌内とか、歌志内とか「内」のつく地名も多いです。
それもこれも、なんだか地形からくる名前のようなんですよね。
川だとか沢だとか、そういうところのアイヌの言葉から取っているみたい。
驚いたのは、北海道そのものの地名も、アイヌの言葉由来のようだということです。
「北海道」の「かい」の部分がそれにあたるようですね。
ただちょっと残念だったのは、札幌の人口を北海道の人口と間違っていたり
(それもちょっと誇張されている数字でした)、
わが町の項では、温泉が無いのに温泉にちなんだ地名だと書かれているのですが、
温泉は20年くらい前に発見されて今でも何度かの閉鎖を経て、経営されていることですね。
10章にわかれていますが、それらのことを許すことができれば、楽しめる本でしょうか。
それぞれの章の最後には、北海道の銘菓が一つずつ紹介されていて、食べたくなったりもします。
しかし、編集者の人だとか、札幌の人口が550万なんて書かれていて、気付かないものなんですかね。
チェックも重労働だと思いますが、もしも版を重ねる場合には、直してほしいなぁ。