いや~~毎日暑い!! 言いたかないけど暑い。おかげで1号旦那は朝から汗に溺れている。そしてこうも暑いとゴルフの練習すら行く気にならない。かといって日が暮れてから練習に行くかというと、それも無い。そして暑いとやたらと眠い(寒ければ寒いで眠いのだが)。そんなこんなで結果的に毎日ぐーたらしてしまうデブ夫婦である。
しかーし! 先日ひさかたぶりの遠出をしてきたのだ!
行き先は相変わらずの秋田&岩手。2号嫁の母が持っていた着物を1号旦那の叔母さんの家(旧家で3つも蔵があるw)で何年も預かってもらっていたのだが、それを取りに行くのがメインの目的である。デブ夫婦の愛車『角さん』で行こうかとも思ったのだが、なんせ着物用のダンボールで9箱くらいあるのと、なんぼなんでも角さんではガソリン何回入れればいいのかが恐怖なので、今回もレンタカーを手配♪
旅のお楽しみ・レンタカー。今回は新型セレナ♪ しかも『エコモード』なる機能もついていてこれは楽しそうだ! というわけで、高速道路の深夜割引のために寝ないで夜中の1時半頃に出発。東名から首都高に入り、初めて大橋JCTから東北道へ向かってみた(ナビの指示通り)。いや~~大橋経由だと東北道ってこんなに近いの!? と思うくらいにすぐ川口までたどり着いてしまった。真夜中というせいもあるかもしれんが、今までのようにぐるーっと東京を回って行くことを考えると近い近い♪
そして蓮田SAで早くも一回目の休憩(* ̄m ̄)プッ
途中、セレナの中で仮眠したり朝ごはんにパンを買ってもそもそ車内で食ったりしたが、そんなに休憩はしなかったのにもかかわらず、やたら時間がかかったのは・・・『エコモード』のおかげである。せっかくなので『燃費チャレンジ』をしてみたのだ。普段だったら絶対にやらない行為である。1号にしては珍しい『クルマに優しい運転』をしてみたところ・・・なんと最高でリッター17.1㌔まで到達! 冷静に考えると『角さん』の6倍近くである。つくづく、角さんで来なくてよかったと思う2号嫁である・・・。
車内から見た早朝4時頃の朝焼け♪ 走りながらなのでピンボケでございます。でもいい朝日を拝むことができて、眠いながらもいい気分でドライブできたよん。
そして北上JCTから秋田自動車道に入り、初めて西仙北SAの出口で下りる。着物を取りに行くのが目的ではあったのだが、今回は1号旦那のじいちゃんばあちゃん(姑の実家)の墓に行くということも目的のひとつだったのさ♪2号は、初めて訪れる場所である。1号ももう10年くらい行ってないのだとか。高速を下りて10分ほど走って到着。ああ、田舎ってこうだよな~と思えるような静かな町並みの中に本家があった。その横にお寺があって、境内の入り口にひときわでっかい墓が。そこでじいちゃんばあちゃんと初の対面である。
こんな嫁でございます・・・。カワイイ孫なのに不本意かもしれませんがどうぞよろしく・・・。
1号旦那の母親は、今では考えられないし誰も信じないのだが、若い頃は病弱であった。なので、入院したり調子が悪かったりするたびに少年1号は秋田に預けられていたそうな。彼は立派にヨコハマ生まれのヨコハマ育ちなのだが、それでもココは『行く』のではなく『帰る』という感覚の方がすんなりくる。1号にとっては『故郷』というか自分の原点でもある場所なんだよね。
家の前の商店街(とはいえ今では閉まっている店がほとんど)を自転車で走り、駄菓子屋(ここもなくなっていた)でお菓子やおもちゃを買い、悪いことすると蔵に閉じ込めるぞ! と脅かされて・・・そんな話を聞きながら、少年1号に想いを馳せてみる2号嫁であった。
いいよね、田舎があるって。2号嫁も数十年ぶりに母の実家周辺に行ってみたくなったぞ。
そんなこんなで墓参りを済ませて、叔母の家を目指す。が、途中にはなーんにもナシ・・・。ファミレスはもちろん、コンビニすら無い。いや覚悟はしてたんだけどさ。
でもこんなにキレイな風景がありましたよ♪
一面の田んぼと青い空に、東北らしいもくもくの雲。
こんな田んぼの真ん中の道を延々と走り、1時間弱で無事に叔母の家に着き、着物を積みこんでいるといきなりの雷雨!! で、急いで一関に向かうことにしたのだが・・・、素直に高速道路を使えばよかったのだが・・・デブ夫婦はお昼ご飯を食べていなかったので、下の道で行ってみようかとナビに『一般道優先』で目的地案内を設定した。
しかーし!!
これが間違いであったヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆
行けども行けども店らしい店などなく、なぜかどんどん山道をのぼっていく。山道というよりももはやアレは峠道である。そして窓から見ると、ものすごい谷。落ちたら間違いなくサヨウナラの勢い。けれどナビ通りの道だし、しかもこの峠道がなんと国道なのである。しかもしかも三桁の国道なので、ごく最近に造られたのであろう。なのにヘアピンだらけの峠道・・・。雲がどんどんどんどん近くなってきて、しまいにゃ手が届きそうなほど・・・。いったいどれだけ上ってきたのだろうか・・・。頂上付近にはオートキャンプ場みたいなのがあったせいか結構クルマは通っていて、それだけが不安なココロを何とか奮い立たせてくれた。あとはお腹が減ってきた時に、持参していたコスコのトレイルミックスが非常~~に役に立った。
そして上りきったなら後は下るだけだろう! ともう一度不安なココロに喝を入れてみるが、下りも長いしカーブ続きだし・・・。そしてようやくふもとに下りたかな? というところで・・・前方に見えたのが『災害通行止め』の看板!!!!
工工工エエエエエエェェェェェェ(゜Д゜)ェェェェェェエエエエエエ工工工
ここここここまで下りてきて、またあの怖ろしい峠道を戻るんですか!? そしてガソリンもほとんど無し! 血圧がぐぐっとあがるデブ夫婦!
しかし迂回路の看板があったので、ビクビクしながらもそれに従って走って行くと、これまで優秀に道案内を続けてきたセレナのナビから信じられないコトバが!!
『この先、土砂崩れのため通行止めです』
ウソ━━Σ(-‘Д´-;)━━ン!!
どどどどどうしよう!?と、さらに血圧上昇のデブ夫婦! でも前にも何台かクルマが走ってるのでついていったら・・・なんとか普通の道に出たε-(´∀`*)ホッ・・・で、よくよく見たらいつも2号嫁の両親の墓に行く道に出たのであった。前にも書いたが、2号嫁の両親の墓は『樹木葬』という形をとっているので、山の中にある。その山は岩手県と秋田県の際あたりに広がっている。てことは、両親の墓がある山を反対側の秋田県側から延々と上って下りてきたことになる・・・。いやはや(;´ρ`) グッタリ(しかし1号旦那は『あれくらいガソリンがあったら、峠に戻っても何とかなる』と思っていたそうな。頼もしい)。
そんなスリルあふれる出来事もありつつ、夕方に何とか一関市街に到着。駅前のホテルにチェックインしてからまずは遅すぎる昼ゴハンを食べ、ビールやおつまみやデザートなどなどの買出しに出かけ、後は部屋でのぼのぼとすごしておりました。ホテルの1階にコインランドリーがあって1号が夜洗濯しに行ってくれたのだが、そこで多分被災地に行くのであろう人たちが明日の打ち合わせをしていたそうな。ホテルの人に聞いたら、一関周辺は被災地へ行くボランティアや土木関係の人たちの拠点になっていて、ここから南三陸や陸前高田、南相馬方面に向かうのだとか。中には2ヶ月もココに泊まっている人も居るんだって。東北でも内陸の方は震災の影響をさほど感じなかったが、やはりこうして動いている人たちは居るのだなあ。
その夜はビールを一缶飲んだだけで10時前にはばったりと寝てしまった(*^^*ゞ
さて翌朝。10時前なんぞに寝たせいでデブ夫婦なのに7時に目が覚める♪ ホテルを出て30分ほどで無事にお墓に到着。山に入ってお花を供えて、今回は両親にとってはうれしいであろう報告をして、帰ってきた。
そんなこんなで往復1500㌔の旅でございました。おかげで走行距離が100㌔程度だった新型セレナが一気に1500㌔超えのレンタカーになってしまった(*^^*ゞ
それにしても、結婚して、お互いの親やじいちゃんばあちゃんのお墓に行くってのは結構不思議なことなんだなあと改めて思ったりもする。家族が増えるっていうのはこういうことなのかなぁと。お墓参りをしたり、育った町や毎年夏に遊んでいた場所をふたりで訪れることで、お互いの少年少女時代を話して、ちょっと懐かしくなったり淋しくなったりする。これって結構楽しい。改めてそんなことを思った旅でありました。
スゴいですね~
大きい(重い)はずなのにね。
昨日はラーメン食べながらだったので
ヒソヒソ声ですいませんでした(笑)
田んぼの写真、スゴく良い!
夏休みの思い出みたいでイイ!
そう!エコモードで1号が懸命に気を遣って、
『クルマに優しい運転』(あくまでも地球に優しい運転ではない)に
努力した結果の17キロ♪
でも、ホントはもっと走るはずだったらどうしましょう!?
先日はどーもザワザワしてると思ったらラーメン屋でしたか(⌒∇⌒)
失礼しました(*^^*ゞ
おかげさまで全部いただきました♪
ご馳走様でした~。
田んぼの写真、これはクルマの中から見ていて、
撮らずにはいられなかったのです。
『ぼくのなつやすみ』みたいでいいっしょ?
すっごく癒されました。
こういう写真は、仕事づけの私にとって
とっても清涼剤になりますぅ。
かつカレーの写真も癒されましたが(笑)
私は両親共に幼い頃に東京や川崎に出てきてしまった口なので、「いなか」と言うものがありません。
夫も、父親の田舎は広島なので何も無くなり、母親の実家は隣町なので…
だから、結婚した時には独身だった私の弟に期待が集まり…「あなたね、お付き合いする時には最初に出身を聞きなさいよね!」とか「北海道の牧場のお嬢さんが良いわ」「いや、長野のスキー場のそばの民宿の娘さんが!」とか無理難題を押し付けていました~笑
結局、金沢の人と結婚して、「蟹」が送られてきたりしたのが妙に嬉しかったりして~笑
知らない土地、それも山中でガソリンが少ないと本当に不安になりますよね。
かなり前ですが、夫が一人で北海道に車で渡ってドライブしていて、阿寒湖だかで道に迷い、灯りが全く無い道を何時間も走った後に、遠くに街の灯りが見えた時、正直涙が出そうだったと言っていました。
でも1号さんと一緒なら…何となく「絶対に上手く行く」って言う安心感があるような気がします。
ほら、反対の人っているでしょ?
やたらと悲観的なオーラが出てると言う…笑
でも1号さんは「とにかく大丈夫!(根拠は無いけど…笑)」みたいな♪
親孝行な旅になって良かったですね。
空の上で、ご両親やおじい様、おばあ様が笑って見送ってくれているような気がして、何となく嬉しくなったオバサンです。
癒されましたか。よかったです(⌒∇⌒)
でも、1号旦那が『なんで??』と言ってます。
こういう風景が当たり前・・・というか、
こういう風景しか無いところで育ったので、
逆に不思議なようですo(*^▽^*)oあはっ♪
『東京の空が狭すぎるんだよな』だと。
ヨコハマ生まれのくせに何を言うかって感じですが(*^^*ゞ
カレーの写真にも癒されますか!
近日また癒しの写真掲載予定ですよ!
ウチも横浜生まれ横浜育ち同士なので、
田舎というのは『親の実家』なんですよね~。
ただ1号の場合、秋田で過ごすことが
多かったので未だに自分の田舎、という感覚が強いみたい。
迷い道は、まだ明るい時間だったので
助かりました・・・。
なんせ峠越えですもの。
これで暗くなってきてたら、
ホントに泣いてたかもしれん・・・。
おっしゃる通り、根拠は無いけど大丈夫! という男ですね、1号は(。・m・)クスクス
そのせいか、ワタシも今まで以上に
楽天的になりつつあるようで怖いw
両親が生きている間は、
ワタシは親孝行なんぞしなかったしする気もなかったのですが、
こういうことくらいは、できる間はしないとな~と、
なんとなーく思ってます。
笑ってくれているのかどうかはわかりませんが、
そんなのは生きている人間の自己満足でいいんだよな~と。
写真、お褒めいただきありがとうございます。
皆さんがほめてくれたので、
いい気になってプリントして部屋に貼っときました(〃^∇^)o_彡☆あははははっ