島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

決壊

2016年12月22日 | 日常
マヨルカ、国内ニュースでもトップになるほどの大雨。
二日目には我が家のすぐそばにある急流が決壊。
雨が引いた今日もまだ通行止め。



雨に弱い島なのです。

村中浸水という箇所もあり、こちらの急流では



おいっ
という映像も。
ここも普段は水がない所なのです。知人提供ですが、この人物は知人ではない。

さて、終業式です。冬休みです。
午前中は買い出しに市場に行ったのですが、まず駐車場が満車。
やっと入って買い物するも、普段のゆるゆるな市場が殺気立っている!
やはり一番大きなお祝い事なのよね。

これより自宅練習の日々に入ります。
待っている楽譜はベートーヴェンとシューベルト。信じられないけど、本当。こんな嬉しい譜読みは久々です。

ウララケーキ解禁

2016年12月18日 | 日常
我が家のキッチンには共同カレンダーというものがあり、相方に影響のあるプラン(今日はいないよ、とか、この日は子供のお迎えがいついつだよ、とか)を記入するようになっています。ま、もっぱら私が書きこんでいるのですが。



12/18Kuchen!!
Kuchenとはドイツ語でケーキ、という意味。

8日待ってから食べるように、といわれたドイツのクリスマスケーキが食べられる日、なのです!
この場合、相方に影響ありはまったく適切ではありませんが



いかにもドイツのケーキらしく、ずっしり、そしてスパイスが効いていて、美味しい!
絶賛のスペイン家族!

週末はユイさんの発表会がありました。



来年の4月に合わせて取り組んでいるモーツァルトのロンド、仕上がりが早い、ということで、この発表会に弾くことになり、人前で弾くにはギリギリ、な感じで悪戦苦闘しましたが、本当に素直な演奏で、ホロっと来ました。
どこまで意識しているのか、または無意識なのかは定かではないのですが、やはり応援していきたいな、と改めて思った本番でした。

子供達の終業式まで残すとこ4日。
私はあと3日。
しかも今年の仕事納めはベートーヴェンの第九のソリスト合わせ。
ベタベタな仕事納め…

年越し準備

2016年12月14日 | Food
今年の年越しは島。

大晦日には天ぷらそば、元旦にはお雑煮を食べないと年を越した感じがしないんだよなあ、

というのは、うちの旦那さん。

ま、確かにそうなのだが、君が言うのは不思議。葡萄食べたらいいんじゃないの⁇

お餅は島では手に入らず、海外へ注文。



ロンドンから年越しグッズ届きました。
ポンドよ、いつまでも安くいてください…

ついでに底をついてきた紅茶も注文。
これはフランスから。



自分で払っているのに、気持ちが高揚。
不思議。

ドイツの香り

2016年12月11日 | 旅行
夜中にはコンサートを終えたクリスチャンが帰宅、こういうところも陸続きを感じます。車で3時間だそうです。
島人には天文学的数字です。30分くらいの距離を遠い!と言い切りますので。

女の子三人はウララおばあちゃんと



こんなクリスマスケーキを作ったそうです。ユイの分はナルにも、ということで大きなケーキ…しかもこのケーキ、8日間は寝かせてから食べるとのこと、はて、どうやって持って帰る?

クリスマスマーケットでクリスチャンが買ってくれたこの時期にしかでない栗のペーストを毎朝ドイツパンにたっぷりつけていただきました。



あきこさんには会えずにマヨルカに帰宅です。クロアチアでのコンサートは大成功だったとのこと、よかった!

駅まで送ってくれたディアシュタインファミリー。



また近々ね!
大好きなファミリーです!

空港では水より安いビールを飲み



いざ、帰宅。たった1時間半で、20度の島へ。

帰ってから早速フライブルクで買ったクリスマスツリーの飾りを取り付けます。



ブレッツェル好きなゆいが、ブレッツェルのオーナメントを選び



大満足。これはドイツにしかないよねえ。



眺めて楽しいクリスマスツリー。



クリスチャンの素晴らしいパッキングドイツ人らしい、文句無しののおかげで、ウララおばあちゃんのケーキも無事に到着。


明日からまだ学校はあるし、私も少し仕事が残っているのですが、いい休暇でした。

冬に寒いところに行く、というのは正しいのかもしれません。

ストラスブールへ

2016年12月11日 | 旅行
土曜日はクリスチャンがルクセンブルクでコンサート、あきこさんはクロアチアでコンサート、にて不在。
私たちはストラスブールまで足をのばそう、と計画していたのですが、ユイはお姉ちゃん達とフライブルクに残りたい、とのことで、クリスチャンのお母さんのウララおばあちゃん宅へクリスマスケーキ作りに出かけて行きました。

というわけで小旅行はユイ抜きの3人で。

ストラスブールには今シーズンからストラスブールオーケストラのコンサートマスターになっている長年の友人サミカが住んでいるので、待ち合わせ。



街はクリスマス一色!観光客もフライブルクの比じゃない!











もう、どこを見てもかわいいのですが、クリスマス市の内容はフライブルクの方が良かった。ストラスブールは観光化されすぎ。
ですが、ヴァンショー=フランス語でホットワイン、は、ストラスブールの方が香り高く、こちらに一票。

サミカが予約していてくれたオペラ座近くのレストランでランチ。



前菜の自家製フォアグラと自家製ブリオッシュ。



名物、鴨肉のロースト、オレンジと蜂蜜のソース。

美味しくて美味しくて、なるも目を細めて絶賛!

初めての経験ですが、このストラスブール、テロ警戒のため、あらゆる橋が遮断され、警官が荷物チェック、異様な光景でした。半端ない警官の数に、テロの身近さを体感。実際、同じ日にイスタンブールで、翌日にはカイロでテロがあって多数の死傷者が出ています。

とはいえ、それで街がひっそりしているか、といえば全くそんなこともないところが陸続きのヨーロッパ。

私たちも荷物チェックを何度もくぐり抜け、運河散策。プチフランスと呼ばれる地区です。







一日ストラスブール散策。1時間半でフライブルクへは帰れます。

続く…

冬旅行

2016年12月11日 | 旅行
寒さを求めて
クリスマスマーケットを求めて

フライブルクへ!





まずは懐かしの市内へ。
クリスマスの雰囲気はやっぱり北国よね。まったくスペインとは趣が違う。
そして寒い‼︎

懐かしのクリスマスマーケットはやはり賑わってました。



老いも若きもグリューヴァイン。
ホットワインです。







ディアシュタイン家でのウエルカムディナーはラクレット!



外が寒いので北国特有、ベランダが冷蔵庫。







いやーよく食べた。焼きチーズを野菜にかけてひたすら食べる、食べる。

翌日は四人で市内へ。



夏とは雰囲気が全く違う。



ソリなんかも普通に売ってる。

あまりの寒さに帽子を買ってくれ、と兄ちゃん。



ドイツ人は、前週よりあったかい!と言っているのですが、島人には極寒。





市場でお決まりウインナーパン!

この日は夜ご飯を丘の上のレストランで食べ、そのあと準備していたトーチに火を灯して帰ってきました。40分くらいの極寒夜間散歩。島ではまず無理。火を灯した段階で山火事警報、警察が来る!







なかなかドイツチック。
貴重な経験でした。

続く…

和の宅配

2016年12月04日 | Food
バルセロナに移った上山シェフ。
有機豆腐屋の後継者になり、豆腐、がんも、厚揚げなどを扱うお店を経営しています。

島にも宅配してもらえることになり、しっかり者のMちゃんが全てを仕切ってくれ、手元に手作り豆腐が届きました。

海外で手に入る豆腐は大概にして常温保存パックに入った粉でできた豆腐で

はっきりいってマズイ。

かれこれ20年以上海外にいますが、美味しい豆腐には出会ったことがない。
無類の豆腐好きなわけでもないので、なければないで過ごせるのですが、やはり手作りと聞くと食べたくなるところが日本人。



絹豆腐、焼き豆腐、キムチ、京がんも。

届くことを見込んで、週末はすき焼きです。



いやーこれは海外にいるとかなりテンションが上がります。





豆腐があまり好きじゃないナダールまでが美味い美味い、とお代わり。
一丁じゃ足りなかった…

送料はかかるけれど、これは頼む価値大有りです!

12月突入

2016年12月04日 | 日常
瞬く間に師走。
今年は帰国しないので、今月は長く感じるだろうなあ。

引き続き学期末テスト。
小学校ではなかったので、ペースをつかむのに時間がかかっていた様子。
何科目あるのかよく分からないけれど、さすがに終盤はぐったりしてました。
こんなにやる意味があるのかは謎です。うちの子がとくに要領が悪いのか?と思っていたら、どうやらみんな同じらしく、母達首を傾げていた数週間でした。
最終科目の生物学は、わりと得意科目のはずが、頭が真っ白になったらしく、あまり書けなかった…とはいっていましたが、ガッカリ感を出したのはほんの数秒で、終わったことの喜びの方が大きかった感じ。
よいよい、それでよい。
平均を下回ると再試験があり、言語と数学を再試験で落とした場合は留年という現実があるのですが、ま、ポジティブに考える息子の前であーだこーだいっても仕方ない。

終わったと同時に友人宅で誕生日パーティー、サッカー大会。



私も月末から実技試験の仕事が連続。



こちら、ユーフォニウムの試験前。
楽器ケースが場所取りすぎ…

打ちあげも相変わらず楽しく、打ち上げをやったにも関わらず忘年会もやる。
さすが、タフな金管。

今日はこれからトランペットの忘年会。
トランペットは主任が二人いて、2クラスあるのですが、主任通し仲が悪いので、忘年会も二つある…まとめろ!
二つ目はおそらくパスだろうなあ。皆勤賞は無理です。