島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

お役所っていったい・・・・

2009年01月30日 | 日常
                 人様の家で、なぜか床に座って眠る息子
                   (本文とは関係なし)


今日は、たまげた日本のお役所仕事の話題。
じいちゃん(父)からのメールを無断拝借!

じいちゃんの名前は水谷登志一、と書いて、ミズタニトシカズっていうだが、さて、さて。
(ここからは原文のまま)



さて、今日は税務署のおじさんと電話でこんなやり取りがあった。「お名前をどうぞ」といわれてね、
当方「水谷登志一、です。水谷は普通の水と谷(普通はこれで相手は、ハイハイといって話は先に進むのだが)」
先方「そうすると、谷は谷川なんかに使う谷でしょうか?」
当方「そうです。(ほかにどんな谷があるんだー?言ってみろよ)」
先方「トシカズはどう書きますか?」
当方「トは登山のト(普通はこれで相手はハイハイ、となる)」
先方「トザン?トザン、トザン(とくりかえし)、トザンとは?」
当方「山に登る登山ですよ。ノボルですよ」
先方「山に登るですか。えーと、ああ、登山ね。そうするとノボルですな」
当方「そう(さっきからそういってんだろうに)」
先方「その下はどう書きますか?」
当方「ココロザシ、のシ、それと横棒の一(普通はこれで、ハイ、分りましたで終わる)」
先方「ココロザシ?ココロザシ、ココロザシ(と、また繰り返し)、そうするとえーと、武士のシに
   下にココロと書くあれですかな?」
当方「そう、(他のココロザシをいってみろ!しかし、ここまでの事務手続きは親切に教えてくれたので怒らず)」
先方「えーと、この2文字でトシカズと読むんですか」
当方「(なんだとー)、それじゃトシでしょ、それに横棒の一加えてトシカズです。」
先方「はー?一を加えて、ああ、これでトシカズですか。ハイ、分りました」
当方「(オメー、日本人か?、外国人の臨時職員か?それにしてもこんなオッサンはじめてだ)」

というものでした。日本にもスゲーのがいるよ。



私も決して漢字は強くないんだけれど、まだ私のほうがマシかも・・・・
ちなみに住まいは茨城県。

謎なダンナくん

2009年01月27日 | ファミリー
先週、絶対安静だったとき、だんなが作ってくれた煮込み料理。
器用な彼は一度に2回分の料理をこのように仕込んでくれました。
手前は豚肉とキャベツの煮込み。ベースはマヨルカの郷土料理なんだけれど、なんやかんやとアレンジして彼風な煮込みに。
これは絶品。また作って!とリクエストしたほどうまかった。
奥は、チキンとニンジンとトマトと、あとはなんだか忘れたけれど、いろいろスパイスが入っていて悪くはないのだけれど、ニンジンがでかすぎて、ニンジン自体をあまり好まない私には拷問料理(作ってもらってこの発言。悪妻だ・・・)
彼いわく、冷蔵庫にあるもので作ったからなぁ・・・と。14年間一緒にいて、ニンジンが苦手なんて初めて知った、といわれたけれど、ニンジンが食べられないのではなく、こうもでかでかと「ニンジンを食え!」といわれると、だめなんですな。


と、まあ、それはさておき、性別の話ね。

かなり高度なエコー検査があったとき、だんなも一緒に行ったのだけれど、モニターをみながら、エコーの先生が
「性別知りたい?」と聞いてきた。
もともと知りたかった私たちなんだけれど、いってるそばからくっきりはっきりと見えたのよ。

木の葉が。

なので、「知りたいんだけれど、もうはっきり見えてるじゃないですか!」といったら、先生も笑いながら「そうだよね。ここまではっきり写ると間違いないよね。ね?だんなさん?」

画面に見入るだんな。
「本当にねぇ。ここまでくっきりと。男の子ですよね?」(まじめにいってるところが怖かった・・・)



は?

今、なんと????

横になっていた私、耳を疑いましたよ。

ドクターも、「は?」「なにか見えましたか?」

どうも外した・・と察知しただんな。
「ああ、いえいえ、女の子ですよね」
言い直すのもかなり間抜け。

女の子ともう一度確認したあと、帰りの車で
「どこをどう見て男の子っていったの?ナルのときにチロリーンと見えたの、覚えてない?」と聞くと
「なんか動揺しててさ」

なにに動揺するんだーーー
謎なダンナ。

男の子がほしかった、というわけではなく、どうも今回のYUKOの様子を見ると、ナルのときと違うので、女の子かな、と思っていたらしく、女の子であったことは嬉しいらしい。ほっ。

でも、一番喜んでいるのは・・・・

うちのナル。

最初から妹だと断言していたうちの予言師。
すでに名前(ほぼ決定している名前があるんだけれどね)で呼びかけるくらい、妹に執着していたので
「妹だよ~」と伝えると、文字通り
「ヤッホー」と。
よかったね、未来のお兄ちゃん。

実は妊婦

2009年01月27日 | 日常
実は・・・というほどのことでもないけれど、10月から妊婦やってます。
昨年の「体調不良」というのは、「つわり」だったわけです。
6月26日が予定日なので、折り返し地点に立った今、妊婦上半期をふりかえってみようと思い、とりあえず現時点の写真を。
ちなみに、腹の出方はナルのときとまったく違う。こんなに下半身がでぶったのは今回。ナルのときは7ヶ月まで妊婦と気づかれなかったくらい、小さなおなかでした。

ナルのときにはまったくなかったつわりがやってきたのは10月末。
つわり、というのは、病気じゃないし、毎日あるので慢性といえるが、吐いたら終わりなので一過性ともいえなくもない。
だから仕事は続行していた。
11月にはなぜか遠征コンサートが多く、一番のピークはセゴヴィアでのコンサート。
ゲネプロ(コンサート前の会場でのリハーサル)では、ライトの調整とピアノをちょろっと触っただけで、あとは体力温存・・・とずっと横になっていた。共演者には「本番中は絶対吐かないから安心して」といっていたのだけれど(なぜかピアノを弾いてるときは吐き気が止まるのだ)このときは、ちと様子が違ったため、舞台袖にバケツを用意してもらった。
万が一の場合、トイレまで走る余裕はなさそうだったのでね。
で、案の定、やりました。本番中(もちろん1曲終わるたびに、だけれどね)3回もバケツのお世話に。
スタッフはバケツリレーを3回もやらされ、それでも頑張れエールを送ってくれ、感謝の嵐。

そんなつわり時期も終わり(つわりのときは終わりが来るのか・・・という恐怖もあるのよね。でも必ず終わります)ほっと一息したクリスマス前。
息子の風邪がうつり、咳で夜、眠れなくなった。
薬は飲めないし、仕事はあったし、これまた最悪。
私の数少ない長所(だと思う)に、ネガティヴモードを引きずらない、というのがあるんだけれど、だんなに文句をいう日々が続く。
いわれたってねぇ。困っただろうね、まったく。
穏やかなだんなでこれまた感謝。
(ほとんど聞いてなかったと思われるけれど、「うんうん、そうだね、大変だね」と毎回いってくれた。それだけで救われるのよ。単純なので)

咳が治まり、もう大丈夫、と思ったら、血液検査の結果がよくなく、まあいろいろあり、先週は絶対安静に。
これを乗り切ったら、なにかいいことがあるんだ、と言い聞かせ、今日は検診があったのだけれど、結果良好、順調だよ、といわれて、ほっと一息。


こんな上半期でありました。
まあ、一人の体ではないのでいろいろあるのは重々承知しているけれど(これからもあるだろうけれど)やっぱり無事に9ヶ月過ぎて、健康な子供を授かるように、これは祈るしかありません。

で、いいこと、ひとつ。

性別が判明!


ふふふ。どっちだ????


女の子でしたーーーー!

妊娠発覚の時点で「今回は女の子がほしい」と思った私。
でも、つわりやら、なんやらがあって、もうどっちでもいい、健康で生まれてくれれば・・・と願うこのごろだったのだけれど、やっぱり女の子、といわれて、嬉しい気持ちは隠せない!

で、この女の子判明の話題、次にいきます。

風速100km/h

2009年01月25日 | 日常
                       無残に折れたアルガロボ


昨夜からとんでもない強風がバレアレス諸島、カタルーニャを襲っている。
あまりの豪風、怖くてあまりよく眠れなかった。とにかくすごい音がするんです。
だんなも何回か起きたらしく、「あの木が倒れたら・・・あの木が折れたら・・・」と気が気でなかったらしく、やはり眠れなかった模様。

そう、我が家の敷地には木が多くて、こういう豪風のときは結構怖い思いをする。
といっても、年に1回あるかないかの強風なので、すべての木をばっさり・・という決断はできないのだけれど。
やしの木が家の上に倒れた場合、家宅保険がおりるそうなんだけれど、やしの木は、まあめったに倒れない。
問題はほかの木。とくに「アルガロボ」という木は枝ぶりがいいので、木は倒れなくても枝が折れることはよくあるのだ。

朝、起きて、敷地内を見回ったら、写真のアルガロボが真っ二つになっていた。
このアルガロボは駐車場から車をバックで出し、Uターンするときにいつも私がぶつかりそうになって、ぶつくさいっていた木なんだけれど、こうも無残な姿になると、やはり気の毒。
ニュースでは、風速100キロと報道している。半端ない。
カタルーニャのほうでは、この風の影響で悲惨な事故も起きていて、人事とは思えない。

でも一番驚いたのは・・・

週末の買い物へ出かけ、お昼過ぎに車で家へ向かうと、家の前の通りが通行止め。そしてほぼ我が家の目の前と思われる場所に警察の車が数台、そして消防車も出ている!!!

まさか、我が家の木が折れて通りに出てしまい(かなり難しい確率だけれど)通行中の車を直撃したのでは・・・
だんなが慌てて車を下車、作業中の消防員へ聞くと、それは、我が家の敷地へ入るときにあるアルガロボの大木、そしてその大木はうちのお隣さんの敷地からにょきっと出ているので、お隣の木なんだけれど、それが倒れ、道路をふさいでいる、という。
この大木が倒れたときに通行中の車がなかったのが幸いだ。
完全に車はぺちゃんこになるくらいの大木なんだよ。

水害があり、風害(??)があり、この次にはなにがくるんでしょうか・・・
かなり狂っているここ数ヶ月。

午後は外でインラインの練習しようといっていたのだけれど、とても外に出られる状態じゃないし、また木が倒れたら・・・と思うと怖くて外に出られなくて、家でまったり過ごしました。
まだ風はやんでません。

インラインデビュー

2009年01月21日 | ファミリー
昨年から行き始めた音楽教室は毎週月曜日5時半からレッスンが始まる。
幼稚園へのお迎えは4時半。そこから車でパルマ市内まで行き、20分ほど教室の近くで時間をつぶす。
教室の隣に広場があり、ここではインラインホッケーの練習が見られる。
ちょうど私たちが行く時間帯は、10歳未満の子たちの練習で、トレーナーはなぜか英語を話す。そのあたりで知り合いになったお母さんに聞くと、彼らはカナダ人で、スペイン語も話せるけれど、ホッケーの練習は母国語の英語でやるとのこと。
ホッケーをやりながら英語も上達するんかい、一石二鳥の習い事よね、と話すのは母親たち。ふと横を見ると、金網を飛び越えんばかりの食いつきで練習風景を見入る息子がいた。
はっきりいって、その目の輝きはチェロの比ではない。

ホッケーを見始めて数ヵ月後、とうとう息子が
「ママ、来年からは僕はホッケーをやるよ」といいだした。
基本的に習いごとは息子がやりたい、というものをやらせたいので、あえて反対はしなかったけれど、問題はインライン。
トレーナーに聞いてみると、最初は滑れなくてもだんだん慣れていくから大丈夫、っていうんだけれど、インラインって私はやったことはないが、そんなに簡単じゃなさそうだし、息子の性格からすると、まわりのみんなが出来ているのに、自分はゼロからスタート、となると、やる気がなくなる可能性大。

というわけで、年が明けたらインラインやってみる?とはいってたわけです。

年が明けまして、その提案をしっかり覚えていた息子。

この月曜日、近くのスポーツショップに息子と一緒に見に行ってきた。
ここで数個の問題発生。
まず、彼の靴のサイズがない。しかも一番小さいサイズに到達するのには、あと数年かかりそうなくらい差がある。うちの息子はかなり小ぶりで、足も小さいのだ。
体重も「20キロから」と書いてある。
これもあと数年かかるくらい息子は軽いのよね。

でもですよ。目の前にあるインライン、ここで「あなたの靴のサイズは小さいからだめよ」といってもそんなことを聞く人じゃないし、なぜかヘルメットをすでに選んでかぶってるし、靴が脱げなければいいか・・と、ためしに履かせてみる。

いけなくはない・・・気がしたので、とりあえずそのへんを徘徊してみることにした。もちろん手をつないでね。

が、しかし。予想通り、簡単ではないのです。本人もへっぴり腰で「ママ、難しいねぇ」とギブアップ寸前。
それでもよほどやりたいと見え、たいていのことは「こりゃ難しい」と思った時点で投げだすんだけれど、店内を2周。バランスがとれてきたので、購入することに。

すでに帰宅時間が遅かったので、明日、外でやろうね、といってあったのだが、夜ご飯を食べたあと、室内でやるという!!
こんな「やる気」と見たのは、夫婦共々初めて。
リビングでインラインデビュー。
もちろん「滑れる」ところまではいかなかったけれど、満足そうな息子。

夜中に前から出ていた咳が悪化し、今日の午前中は病院へ行ってきたのだが、帰ってくるなり、「インラインやる」という。
ま、室内だし、いっか、とやらせたら・・・・

もうバランスとってるし!
一人でインライン履いてそろそろ滑るし!

インラインって難しいんじゃないの?????

第二の習い事に向けて特訓中の息子です。自分の意思なので見ててなかなか頼もしいです。


手打ちうどん

2009年01月19日 | Food
これがそのうどん。
手前の空っぽの鍋の中には雑炊(卵雑炊)が入ってました。すでに胃袋の中。

ちなみに今回の鍋は卓上コンロというか、簡易キッチンというか、要するに2つガス台があるものをTが持ってきてくれ、鍋は我が家にあるマヨルカ製土鍋を使用。
十分、これでいけました。

海外に住みながら和食を、と思うと、やはりいろんなものが足りなくて、日本では簡単に手に入るものを、なにかで代用したり、手作りしたりする。
今回のうどんといい、餃子の皮、人によってはラーメンも作るし、やろうと思えばなんでも手作りできるものなんですね。
問題は、この「やろうと思えば」というところにあるんですが。

鍋で新年会

2009年01月19日 | Food
食べ物ネタが続いてます・・・・

本日も晴天なり。

今日は日本人&スペイン人だんな、Kidsによる新年会を我が家でやりました。
暮れから「新年会は鍋で・・」という話だったので、野菜と鳥で水炊きを。

But!

ただの水炊きじゃありませんよ~
まず、たれ。友人Tの手作りのたれは絶品!レモンの香りが効いていて淡白な鶏肉をぐっと引き立ててくれました。
野菜は、白菜、大根、にんじん、青梗菜、きのこ、ほうれん草と豊富。

そして、なんと手打ちうどん!(製作T)

事の発端は昨夜。
一応、明日の材料をチェックしておこうと家にあるはずのうどんを探すことしかり。
ない、ない、ない!
締めはうどんと雑炊、と決めていたので、これはまずい、というわけで、友人に連絡をとったのだけれど、誰もうどんを持っていなかった。海外生活哀し・・・・

で、どういう流れからか、Tが「作ればいいんですよ」と言い出し、うちでみんなで作るんだろうと思っていたら、なんと家でちゃんとうどんを打ってきたのだ!信じられん。

このうどんがですね・・・・うふふ。うますぎてうますぎて。
どうして鍋のあとのうどんや雑炊ってあんなに美味しいんだろうか。
日本文化万歳。

スペイン人のだんなたちも絶賛。
この週末はサン・アントニオという聖人の日があり、火を焚き、バーベキューをやるのが習慣なんだけれど(去年は私たちもやりました)、だんないわく「来年からは鍋だな」と。
鍋に軍配あがりました。
あたりまえです!

元気の源

2009年01月17日 | Food
8時過ぎ、だんなと息子が出かけたあと、ラジオを聴きながら最低30分はかけてゆっくり朝食を食べます。
これが一日の元気の源。
ご飯に納豆、味噌汁の日もあれば、パン食の日も、それはさまざま。
今日はホームベーカリーで焼いた食パン、それからはちみつ、ジャム、サラダ。
このはちみつ、友人Tのだんなさんの実家(Murcia)で作っているもの。もともとはちみつは大好きなのだけれど、このはちみつは半端じゃなくうまい。
ジャムは去年の夏に作りおきした自家製ジャム。
アプリコットとプルーンをそれぞれ作って代わる代わる食べているんだけれど、1年は持ちます。買うより美味しいし、なにより経済的!

ツアーなどに出かけても、ホテルでの朝食は誰よりも早く起きてゆっくり食べる。
スペイン人って結構チェックアウト前にばたばたと食べる人が多いので、「絶対に」朝ごはんの待ち合わせはしません。
一度やって5分しか食べる時間がなくてえらく不機嫌になったことがあるのでね・・・

朝食って大事だよね。

晴天

2009年01月15日 | 日常
            晴れてこそマヨルカ。手前は息子の愛車「Laufrad」


本土ではマイナス何度・・・大雪で学校閉鎖、など毎日ニュースでいっているけれど、ここマヨルカはここ3日間、ごらんのように青空が広がり気持ちいい天気。
ドイツのケルン近郊に住む友人によると、マイナス25度を記録・・とか。
くわばらくわばら。

こういう天気の日は洗濯物を外に干して、庭いじりをしながらお茶でも飲むのが最高なのだが、そうは問屋が卸さない。
今日は前から恐れていたある仕事の初顔合わせ。

ピアノとサックスとオーディオのためのトリオ。

オーディオ・・・・・?

うわさには聞いてたのよね。現代音楽ではオーディオがよく使われるってこと。
そして昨年の夏、友人岡部氏の家へ遊びにいったときに、その摩訶不思議な楽譜も見せてもらった。
彼女はいとも簡単に「ほら、ここがオーディオでさ、これはこうやって弾くわけよ」なんてデモストレーションしてくれたんだけれど、興味深かったとはいえ、自分にはまったく関係ないものなんだ、と思っていたのだが・・・

やっぱりサックスに関わっている以上、こういう日が来ることは避けられなかったらしい。くすん。

それはまったく不思議な光景でありました。
ホールにピアノが置いてありまして、わきにサックスさんがいらっしゃり、はるか遠方のガラス越しにオーディオ担当のお兄さんがいるわけ。
「あわせ」というものは、たとえば、ここ、もう一度やって、というときに、相方は手の届くところにいて、すぐにコンタクトがとれるわけなんだけれど、ミスター・オーディオさんは、手が届くところにはいないため、マイクで意思の疎通をはかる。
しかも、こちらのミスで「あ、ごめん、もう一度」といい、○○の箇所からもう一度、といっても、すぐに音が出ないこともある。みたい。今日知った。

だからなるべくミスらないようにしたかったのだけれど、なにせわたくし、ビギナーですからね。
自分でなにやってるんだか、まったくわからない状態で2時間が経過。
くたびれた・・・

思うに、こういうのって、数学的要素、それから野性的勘(相対する要素みたいだけれど)が必要とされる気がするんだけれど、どうでしょうか、岡部先生。
ちなみに野性的勘はかなりあるほうだと思うけれど、「数学的要素」は皆無なので結構大変です。楽譜が色鉛筆でメリーゴーランド状態よ。