島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

感涙

2016年02月29日 | Music
バッハロ短調ミサの本番一夜目。
かなり冷え込んだ昨晩。
暖房が入ってもなかなか暖まらないはずの教会も超満員の熱気でポカポカ。





一言でいうと

素晴らしかった。ほんとに。

この手の曲はホールで聴くのと教会とでは、言わずもがな、残響のために曲のまとまりが全く異なったものになります。
石造り、高い天井。超一流ホールもこれは出せません。もちろん普通のコンサートを教会でやるときはこの残響が邪魔で厄介なのですが。
こういう時は、あーヨーロッパだ~と有り難みを感じます。

ソリストの見せ場も多いこのミサ曲。
オーケストラのソリストもかなり質が良かった!地元のオケの中で弾いてる時より良かったのは気のせいか?
オケの人ではないが金管は特にブラボーでした。フルートソロにも拍手!

とにかく、全曲隅々まで暗譜してしまったので、あっという間の2時間強のコンサートでした。休憩なしなのでアーティストは大変ですが。

いい経験でした。幸せ。
コメント

バッハ

2016年02月26日 | Music


何ヶ月弾いているのか。毎朝7:30からレッスン時間までの間を使って練習、アナリーズ、歌詞の暗記。
いやいや、やはりバッハは素晴らしい。
しかもロ短調ミサ。
今までクリスマスオラトリオ、マタイ受難曲、ヨハネス受難曲をコレペティしてきて、その都度曲の素晴らしさに感心してきたけれど、それらを超える難しさ、美しさを持っているのがこのロ短調ミサ。おそらく膨大なバッハの曲の中での最高峰ではないでしょうか。

まずはオーケストラの音が正しく書かれているかボーカルスコアに自分で音を入れたり、あまり聴こえてこない音を省いたり。
で、その後、合唱の稽古に付き合い、先々週はカンファレンスのアシスタント。





Lluis Vilamajo。ジョルジュ•サバイグループの一員のテノール歌手による全曲分解講座。
これがですね。超満員の観客の前で、楽譜なしでこの方アナリーズしていくわけ。
で、その時に音出しするのは合唱団ではなくクラヴィノーヴァの前の私。
「ホルンのモチーフがテノールのテーマと交差してうんちゃらかんちゃら」の脇で音出し。なにせ公開だから、えーっとちょっと待ってください、何ページでしたっけ?なんていえない。

でもこの準備はえらく大変だったけれど、一方では至福の時間でした。
難解なパズルをやっている感じ。でも最後にはなにが描かれているのか、鮮明に分かる。結構単純なものが描かれていてやられたー!っていうのもあったりね。

で、昨日、フランスからソリストが到着。
最後のコレペティをして終了。

あとはオーケストラの仕事になるので私は観客席でミサを聞いてきます。

コメント

笑顔

2016年01月15日 | Music
かなりバタバタ準備したものの、無事、年明けコンサート終了。

ユーフォニウム奏者のSteven Meadがイギリスから到着。コンサート当日の数時間前にリハーサルをして本番。
共演者は奥様のMisa Mead,私の同僚のJosep Balaguer.





いやー上手すぎて、楽しすぎて、終始笑顔だったそうです、私。
なるも来てくれたのですが、「楽しかったね~楽しかったでしょ?」と今朝言われたくらい。



またまた訳わからん畑に入っていってる感じですが、明らかにサックスよりは楽しい…
でも、結局は楽器はなんでもいいのです。同じ感覚を持って仕事ができれば。
もちろん、どれか選べと言われたらヴァイオリンと歌を選ぶけれどね。



Misaさんは日本人。30歳!若い!
けれど、かなりの実力者です。

Mead夫妻からCDをいただきました。
これが素晴らしい!



またまた新境地。
コメント

いつだいつだ

2015年08月09日 | Music
椿姫の稽古中。



今日は第三幕から。
なかなか死なないヴィオレッタ…タフすぎるよ、ヴィオレッタ!
コメント

New season

2014年10月02日 | Music


今週から新学期。
新入生3名、計14名でシーズン2014-2015がスタートです。
すでに熱い雰囲気で盛り上がってます…
一年間、健康に健康に。
コメント (2)

体力テスト

2013年06月02日 | Music
一年で一番体力を要する仕事が終了。

学年末試験。

1年生 課題曲&自由曲 一曲✖1名
2年生 課題曲(デニゾフ...)&自由曲二曲✖7名
3年生 セミリサイタル40分✖2名
4年生 リサイタル✖1名

これを二日間に分けてやるのね。
学校外の仕事とは体力の配分が違うのでその辺が大変。





審査員は今年はフランスから二名、バレンシアから一名、学内から一名。
私もロドリーも審査はしません。
なのでロドリーも緊張。

無事金曜日の14:30に演奏終了。
審査発表がありそのあとは....

恒例サックス科無礼講!

15:00から夜中の3:00まで飲み屋のハシゴ。
運転は始めから諦めていたので安心して酔っ払い...

翌日は究極の二日酔い。

シーズン2012-2013、体力テスト合格。

週末は家族とのんびり、ピアノなし!
これで残り1ヶ月半頑張れる!
コメント

Torresの曲

2013年03月08日 | Music


終わった...初合わせ。
あードキドキした。

一度合わせると目処がたつしどこが個人的に弾けないのか分かるし先が明るくなる(または暗くなる)。
手にはまだ限界があるので長時間は弾けないのだが、その分、頭はバリバリ冴えているらしく、これぞ怪我の功名??

写真はパーカッションのパート譜ですが、こうやって色分けすることで頭の整理がつくそうです。
4色に分かれているのだが、なるほど、分かりやすい。
このアドヴァイスはあっこちゃんのだんなさんのCristian Diersteinのものだって。私も色分けしてみよっと。

コメント

祭りの後

2012年04月05日 | Music

3月31日から昨日の4月4日まで第4回マヨルカサックスフェスティヴァル開催。

4回とももちろん講師として参加しているのだが、今年は企画から携わったため、その疲労たるやら、いつもの5倍なみ。予算も大幅に削られた中の開催となり、途中、開催中止か?ともいわれた緊迫感。それにも関わらず受講生はうちの生徒以外も本土から例年以上の集まりで、始めは嬉しいものの、その気配りたるもの、未経験の私には完全にキャパを超えた仕事量となり、食生活から改めて望んだこの1週間。

初日。張り出された予定表を念入りに見る受講生たち。とにかく、フリー時間なしのスケジュールとなるので、彼らも大変。

 

まずはメインイベントとなるJ.M.Londeixのマスタークラス。午前中は高校生クラス以外は全員マスタークラス聴講が義務となるため、会場は楽譜片手にメモをとる生徒でいっぱい。今年も82歳とは思えない巨匠のレッスン、初日は私も緊張です。

その合間に高校生以下の受講生が、うちの卒業生、同僚ロドリーの個人レッスンを受けます。

 

お昼前に毎日カンファレンス。これも必須科目。

お昼ごはん後は、現代音楽のマスタークラス。今年は作曲家のC.Laubaを招いて行われました。

 

で、夜は毎晩コンサート。私も月曜日に登場しましたが、企画をしながら弾かなくてはいけない、というのは神経の使い方が違うせいもあり、疲労も月曜日がピーク。

日曜日は私の所属する合唱団とのコラボでコンサート。教会でのコンサートになったのですが、通りまで人が溢れるほどの盛況。

 

毎晩Prof陣、スタッフ、受講生と食事をし、ビールで乾杯し、11時過ぎに帰宅。子供たちがなにを一日していたかは夜Nadalのメモを見て把握する始末。

で、昨日最終日。クローズドコンサートはフェスティヴァル始まって以来初めての試みのジャズコンサート。卒業生率いるジャズグループを招いて一般の人も入れるコンサートにしました。

 

もうサックスのサの字も見たくない。無事終了したことを祝してこのあと関係者で打ち上げ。お馴染みジントニックで明け方4時まで無礼講。

今日から春休み。子供中心プランで数日過ごします。

でも、とりあえず沢山寝かせて・・・

 

コメント (6)

暮れのご褒美

2011年12月23日 | Music

仕事終了!と浮かれていて年末入っていた仕事を忘れておりました。

この世で一番嫌いな、仕事です。

録音の音源チェック・・・

ライブ録音をベースにするのですが、ライブ録音ならもうとってるじゃないか、もう弾いちゃったんだからそのままでいいよ、と思うのは少数派(私もこちら)で、もうそれは重箱のすみをつつくようなちまちまとした長時間の作業です。

途中眠くなり、実際うとうとしてしまったのだが、ま、年内中に全部チェックが終わったのでよしとしましょう。

これで本当に終わり、です。

で、家に帰ったら・・・

 

じゃーん。

Bachのヨハネ受難曲の楽譜が届いていました。

来年、カタルーニャバロックオーケストラとやるヨハネ受難曲のコレペティです。いやいや、ずっと現代音楽に浸かっていたので久々の「ノーマル音楽」やっぱり単純に嬉しい。

かれこれ9年ほど前、マタイ受難曲をイングリッシュコンサートというイギリスの室内オケ(指揮はピノック)が来た時にコレペティしたのですが、このときより楽譜がまだ薄い。それでもボーカルスコアなのでずっしりしていますが、アリアを含めた全曲を歌詞も含めすべてマスターしなければいけないので、相当時間がかかる作業なのですが、もともとこういう作業が大・大・大好きなのです。

なので、暮れにご褒美をもらった感じ。

ご褒美といえば、Nadalが「お疲れさま」と昨日これを抱えて帰ってきました。

イベリコ豚の生ハム。

家族みんなで万歳三唱、です。

来年は勝負年になりそうなので、気合いれないと!!!

コメント

卒業生

2011年07月04日 | Music

このBlogを始めて間もなくして勤務したコンセルヴァトワール。所属はサックス科。

ちょうど4年前だった。右も左も分からない科、楽器に慣れなくてはいけなくて、気がついたら現代音楽にどっぷりつかっていた。

そんな私と一緒に成長した5人の4年生(入学時は7名いたのだが、2名昨年落第、退学)が、先週の日曜日、月曜日に卒業演奏会を終え、無事卒業。

打ち上げは夜の2時まで、食って飲んで食って飲んで。

長いような短いような4年間でした。

彼らはみな本土の子たちなので一旦実家へ戻りますが、優秀だったこの4年生、すべての子が海外の大学院へ入ります。

スイス2名、アメリカ1名、フランス1名、ドイツ1名。

頑張れ息子たち!!!

コメント