島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

大荒れ天候

2020年08月30日 | 日常
ほんとに降りました。
しかも大雨。




ちょうど四人で街に出ていた時に降り始め、傘は持っていたものの、傘が役に立たないくらいのどしゃぶり。
時計屋の軒下で雨宿り。

前日の絶景スポット経路は木が大幅に倒れ通行禁止になった、とニュースで知ってびっくり。1日でこんなに変わるかね。

さて、週末は兄ちゃんが食事担当。




初めて下ごしらえから終わりまで一人でトンカツを作りました。まずは自分の大好物から始めてもらおう、という魂胆であります。

メインを任せられるので、私は隣で味噌汁を。




去年の9月に仕込んだ味噌が食べごろ。




自家製味噌と自家栽培の韮の味噌汁。

翌日も、本人の好物




ミートソース。ドナのレシピなのでトマトよりも赤ワインメインで煮込むため、時間がかかる。好きな音楽をかけ、丁寧に煮込む。えらいえらい。

今日はまたまた一転、晴れだったのですが、一気に日中の気温が7,8度下がり、最高気温23度。夜も窓を閉めた方がよいかな、くらいの涼しさ、いきなり秋です。

そんな秋になる一歩手前で。
ユイさんの夏の目標が達成されました。








飛び込み。
クラスで自分だけ頭から飛び込めない、絶対この夏マスターする!と意気込み、兄ちゃんに指導を受けていたのですが、お腹をうったり、足が出てしまったり、でなかなかできなかったのが。

いやいや、ほんとにこの人は努力の人、です。よかったね。
明日からは少しずつ新学期の準備。
まずはユイさんの教科書、教材購入。小学校最後の年です。







8月後半

2020年08月28日 | 日常
家族全員がフリータイムになる8月後半。いつも通りのんびり過ごしましょう。

でも!
普段行かないアクセスが面倒な海に行ってみたいかも。




こちら、普段でも行かれる、でも車で1時間遠出のビーチ。




10時前なので人は少ない。
混んできたな、という12時くらいには引き払います。

二日後、子供達はおばあちゃんと他のビーチへ。私達は二日前の遠出ビーチに戻り、そこから徒歩15分くらいの海を目指します。
その前に見た光景。



地元人が輪になって水に浸かっている…日本ではこれは温泉かと…
Nadalに「ウケるんですが」と言うと、「えっ、うちのママも夏の家に居たときは毎朝こうだったよ」と、島あるある情報、いただきました!




海沿いをテクテク歩いて




到着。
全裸のおじいちゃんとか、平泳ぎともクロールともいえない泳ぎで永遠に泳いでいるおばちゃんや、生きてますかーと思わず声をかけたくなるおばあちゃんや、しか居ないビーチ。到着9:30. 

同じ頃、北部の海へ行っていた子供達




平和だ。

子供達はお泊まりだったので、翌日も早朝ビーチ…子供たちが一緒だと朝なかなか起きてくれない、準備に時間がかかる、などなど面倒なのですが、夫婦二人だと朝ごはん食べてから20分で車に乗れる。楽です。

前日は南東に車を出したので、今日は北西へ。






途中の絶景スポットで車を止め写真を撮りながら思い出した。

かれこれ20年近く前にここにじいちゃんと来たよね。




20年前、じいちゃんが一人でマヨルカに来た時。Nadalと三人、よく笑ったマヨルカ滞在でした。この時持ってきてくれたマグカップ(もちろん、ふうちゃんが選んでじいちゃんに持たせた)はNadalの宝物で毎朝コーヒーをそのカップでしか飲みません。割ると怖いのでヒヤヒヤします。
朝、安倍総理の辞任のニュースが流れたので、アンチ安倍だったじいちゃんのことを朝から思い出すドライブになりました。




到着。まだ日が当たらない海。




10時過ぎから少しずつ日が当たり始め、海の色が変わってきます。
シュノーケルで魚の邪魔にならないように静かに泳ぐ。




日が上り始めた頃が帰り時。

明日は雨予報。
ほんとかな?







結果報告とご褒美

2020年08月17日 | 日常
二回目のPCR検査も陰性!
出所おめでとうー
私もご苦労であった…と自分で自分を褒める。

金曜日の正午に検査を受けたので土曜日の朝には連絡が来て、予定通りPollença に行かれるねーなんて言っていたのですが

待てど暮らせど連絡が入らない。
前日の検査は村の病院で受けさせられたのですが55名検査待ちがいたそう。

お昼は冷蔵庫の有り合わせでなんとかして、待つ、待つ。
オーガナイズのPereから、どうする?と連絡が入るも、まだなのよ、他の人にチケット回していいよ、と言ったのですが、ユウコだけでも来たら?といわれ、ナダールにも行ってこい、といわれ、迷う。
だって、万に一つ陽性だったら私だって保菌者の可能性大。そんな疑惑付き人間がコンサートに行って良いのか。

ダメだろう。

が、神様は味方してくれました。
陰性連絡、夜19:00!!
さすがに一泊プランはあまり意味がないと思いそのままキャンセル。でも着替えて外で夜ご飯食べて、そして

コンサートに行ってまいりました!
先週弾いたときは風が通らなくて汗だくだったけれど、この日は涼しくてホッとする。
David Frayでバッハのゴールドベルグです!




椅子が高い…信じられない高さ。

待った甲斐ありの満足演奏会。

翌日日曜日は、何もしなくていいよ、何がしたい?といわれ




朝9時からの海。デイア、です。




あまりの開放感に…(死んでるわけではない)






どこまでも青い海と空。

このあと家でシャワーを浴び






パエリアを。海行ってパエリア。ザ•島人。




夜もナダール担当。本人も自分で動ける幸せを感じたそうです。

こんな中、一応まだ大丈夫といわれていたこの島も渡航はおすすめしませんエリアに指定され、また観光客の足が遠のきます。
マヨルカ危険!みたいな見出しがイギリスやドイツの新聞に出ていますが。
5月まで、ロックダウンの状態のときは国内でも感染者は少なかった。
6月から行き来自由になり、これは増えるな、と誰もが思った。いくらマスク義務でもね。
だからお互い気をつけて行き来しましょう、ということになり、観光地であるこの島は観光客を受け入れ、微々たるものでも経済的に少しは前進したはず。それでも半数以上のホテルは閉まっていた状態。

でもやはりものすごい勢いで感染は広がっていき8月半ばにして再びホテル閉鎖が始まる。
大変だが意外でもない。

で、島人も外部から来る人も、じゃ次どこ行く?という会話をする。
たとえば、スペインだめだからギリシャにする?みたいな会話。
そうじゃないだろう。どこも一緒ですよ。自分達は大丈夫、と思ってるそこが間違ってる。
誰にでもどこでも起こりうる事態、という感覚が身につかない限り、ずっとこの状況は繰り返されます。
イギリスだってドイツだってみんな同じです。

10名以上で集まることも再び禁止になりました。週末夕食会を予定していましたがキャンセル。機会はまた先にあります。

行ったり来たり、の2020年の夏。






忍び寄るウイルス

2020年08月13日 | 日常
毎日暑いですね。
こちら、オーストリアの山でヴァカンス中の村田さん。羨ましい…





さて、テレワークのナダールですが、週一回は出勤します。
8月は夏休みをとる人が多いため、何曜日に顔を出しても良いシステム。

今週は月曜日に出かけていったのですが、11時過ぎに電話がかかってきました。

これから帰ります。
先週出勤した時、ボスもいたんだけれど、ボスの彼女がコロナにかかり、同居しているボスもPCR検査を受けたら陽性反応。無症状らしいが、先週彼と接触した人は検査が義務になり、僕も対象者。
検査は今日の午後。接触時から10日間は陰性でも自宅待機。家庭内ディスタンス。

とうとう我が家にもやってきたコロナ(疑惑).
月曜日の午後検査を受け、結果は翌日。

さて。
家庭内ディスタンスですが。
口で言うのは簡単。でも、これがなかなか大変。
症状ゼロの人を寝室から一歩も出るな、とはいえず、幸いディスタンスはとれても、なるべく行動範囲を狭くしてもらい、何も触らないでいただきたい。

ところが。
結構動くのよー
あっ…とか言いながら。

子供達にも怒られ、私には消毒スプレー片手に追っかけられ(ナダールにスプレーしたい欲求をあえて抑える)誰が悪いわけでないにしろ、面倒極まりない。

そして。
今週末予定していたPollença一泊、コンサート、レストラン、事情を話してキャンセル。

翌日、陰性の連絡が来ましたが、金曜日まで体温を1日3回計り担当医に連絡し、金曜日に二回目のPCRを受けることになっています。
その間、毎日担当医から電話で問診があります。
まだ油断できない状態。

コンサートは招待券をもらっていたので、オーガナイズの人に他の人に回して、といったら、ギリギリまでとっておくよ、といわれ、ホテルの人にも陰性でしたが金曜日に二回目の検査です、と伝えると予約キープしておくよ、といわれ、今のところ望みをキープ中。
ま、まずは陰性であることが大事ですね。

ソーシャルディスタンスと家庭内ディスタンスは意識の持ち方に雲泥の差あり!
緩み始めていた意識をロックダウン時に戻す意味ではいい薬かも。

しかし早く免除してほしい…
朝ごはんもナダールが起きる時間に合わせて出してあげる、という25年一緒にいて一度もやったことないことをやっています。
ナダールもこればかりは頭を下げている…
陰性でありますように。

8月

2020年08月09日 | 日常
まずはユイさんのピアノがやっと夏休みに入りました。




学期末発表会。人数限定、観客なし。ショパンのノクターンで締めくくり。4月から6月はリモートレッスンではなく録音を送って直してもらうやり方をとり、その間だけ私が少しだけ見ることになり、6月から7月末までは通常通りDinaのレッスンを受けました。全く手を抜くことなくよく頑張った!






恒例、お疲れ様会。ユイさんリクエストのレストランで。




8月になり、本番前の練習に出かけたらまさかの隔壁が。
え?コロナ?




ではなく録音、でした。
連絡なしでかなりびっくりしましたが、オケの団員も、そしてなんとソリストも知らなかった恐るべし録音。指揮者の独断?

週末はPollença村に家族で一泊。
この時期、普通だと宿はとれませんが、やはり今年はね。島人、最大利用させてもらいます。






普段は観光客わっさわっさのビーチも地元人でのんびり。
それでも警察のパトロールがありました。密度が高くなる時点で、もう入れません、の表示が出るらしい。ビーチではマスクはしなくていい変わりにこういうシステムになっています。






私はG.Pがあり夜ご飯はカットで会場に入りましたが、三人はのんびり散歩したり食事したり。




夜はコンサートを聴きに来てくれて村の広場にてモヒートで締め。
なにせ本番開始22:00ですから…

8月の日曜日はあえて家にいるようにしている(ビーチは人が多くて疲れるから)のですが、せっかく海の近くにいるんだし、と朝10時前にチェックアウト。村中に市場がでていて雰囲気よくてご機嫌で歩いて




ふと四人で気付く。

…車、撤去されてるんじゃない?

最悪な日曜日の出だしを覚悟したのですが




ぎりぎりセーフな場所に駐車していたみたいで万歳!

ゆっくり市場を見たかったのですが、あまりにも快適すぎた週末に味を占め、来週末も泊まることにしたので来週ゆっくり見る約束をしてビーチへ。




…が、狙ったビーチは車も止められないし、おそらく人数限定で降りれなかったと思われ断念。いくら観光客が少なめでも日曜日だしね。8月末にナダールが夏休みに入るので、そうなったら週末を外して来ることにします。




小さめのビーチだと密度が高くなるので、ロングビーチにするか、と移動。
ナダールを小さい頃から知っているおばさんに会ったり、Jaimeの両親に会ったり、地元あるあるビーチミーティング。

島で島観光。
しあわせですね。