島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

味王

2009年06月15日 | Food
友人たまきの家で、冷やし中華をご馳走になったのは、10日ほど前。
ゴマダレが美味しくて、どうやって作ったのか聞いたら、「味覇」という調味料が入っているという。
日本では最近、これ使って中華作るみたいですよ~と教わり、さらに「これがあれば、家でラーメンができますよ」と聞く。

私はラーメンが大好き。
日本では絶対だけれど、ヨーロッパでも大きな都市に行くとラーメン屋を探すほど好き。
スープがうまくとれるか自信がなかったので家でトライしたことはなかったのだ。

この「味覇」があればラーメンができるのか!

今週の木曜日にふうちゃんがマヨルカへやってくる。
色々日本から持ってきてほしいものがある(主に食料品)ので、リストを送り、先週航空便が二箱届いた。
「味覇」は、重そうなので、リストにはいれなかったのだが、なんとこの航空便の中に、頼んでない「味王」が入っていたのだ!
「味覇」と「味王」。缶は似ているのだが、名前が違う。ネットで調べたら「味覇」は牛ベース、「味王」は豚、鶏ベースだとか。
ま、どっちでも本格中華の素をうたっているので、似たようなものなんだろう、と、早速、冷やし中華にチャレンジ。

麺は中華食材屋でかなり美味しいものがあるので、それを買い、胡麻を炒って半擂りし、醤油、お酢、味王・・など混ぜて作ってみた。
たまき宅の真似で蒸し鶏を作り(我が家は電子レンジで作っちゃいます)、薄焼き卵、きゅうり、トマトをのせ、まさに夏の定番、冷やし中華。だんなも息子も大喜びでした。

でもまだラーメンが・・・・やっぱり食べたい。
このくそ暑い中、ラーメンか!といわれそうだが、暑さより食欲が勝ってしまい、汗かきのだんなに「今晩、汗をかくラーメンを作ってもいい?」と聞くと「どっちにしろ暑いんだからいいんじゃない?」といってくれたので、早速ラーメンスープを作ることに。
よく分からなかったので、味王の出汁にねぎの青い部分、しょうが、醤油でスープを作ってみた。
トッピングは畑でとれた青梗菜とえびの炒め物、ねぎのみじんぎり、炒り胡麻。

かなり本格的な味がしました!海外にいると、こういう些細なこと(主に食事)に幸せを感じます。

できれば冬に食べたほうがいいんだろうけれどね。
「味覇」「味王」万歳!

リアル菜園

2009年06月11日 | 日常
こちらはちゃんと世話をしてるほうの菜園。

去年、畑のかなりの部分を侵食したかぼちゃ。今年はつるを上に伸ばして育ててみようと、竹で囲いをだんなに作ってもらいました(写真一番奥)
いまいちなのが大根。水遣りが足りなかったのか、水気のない大根が出来、これからも期待薄。

真ん中部分に、終わりつつあるグリンピースとソラマメがあるので、これらを引っこ抜き、その後にリベンジ大根を植える予定。
大根おろしはやっぱり水水しい大根じゃないとね。

今、毎日収穫できるのは青梗菜、二十日大根、ルッコラです。


正体

2009年06月11日 | 日常
すいか・・・・なり!


確かに、夏は友人たちと外ですいかを食べることもありました。

種をぺっと外にはきだしたこともあったかもしれません。

でもさーー
それですいかが育つって誰が予想する????

もうすでに花壇じゃないし。
かわいくないし。
そのうち、このすいかたちは(一個じゃないのよね、これが・・)でかくなって、ナルのお花たちを踏み潰すのよね。

外ですいかを食べる際は、気をつけましょう。

謎の植物

2009年06月11日 | 日常
この花壇、これはナルの持ち物(・・にしたんだけれど)。
お花も自分で選び、自分でスコップを持って植えて、水遣りをし、雑草をとり、という作業をさせています。

植えた当初は2種類のお花のみだったのだけれど、遠足に行ったときにもらった、という花を植え、バランスが悪くなったと思いきや、今度は植えたことのない「瓜系」の植物が生えてきた。

「ママーーー、ナルのお花のところに、おばけが出てきた」といった息子。
雑草ではなさそうなので放置していくうちに、その植物はどんどん芽を育てていき、

きゅうりか?
かぼちゃか?
ズッキーニか?

と、謎は深まる。植えた覚えはないので、種がどこかから飛んできた可能性大。
かぼちゃの種は飛ばないぜい。

どんどんおばけはでかくなり、すでにナルのお花たちの領域を侵食。
もうすでにこれは、花壇ではなく、菜園・・・

で、その正体は・・・

名誉挽回のひよこちゃん

2009年06月10日 | 日常
前回、寒さで弱って死んでしまったひよこたち。
今回は、見ての通り、元気いっぱいで育っています。
体温って大事なのね。

よく食べるし、寝るときは、まるで号令がかかったように、みんなでちっちの後について一緒に寝ているので温かいらしい。
その側でじっと彼らを見守るぴっぴ。

鶏にも「家庭」というのもがあるみたいです。

舞台風景

2009年06月10日 | 日常
私のカメラではこれが限界。
一応、雰囲気だけ・・・・
かなり大きなホールなのだが、親やじいちゃん、ばあちゃんで開場前は長蛇の列ができ、開場してからは席取り合戦。
おなかが大きい私を配慮してくれたフランシスカが「私が席をとってくるわ!」と走ったのだが、戦いにあっさりやぶれ、こんなに後ろの席しか確保できませんでした
でも座れただけも感謝感謝。

さて、あとやることは一つだけ!
ふっふっふ。

学期末お遊戯会

2009年06月10日 | 日常
こちらでは、年度始めは9月、年度末は6月。幼稚園も6月19日に終了します。そこから9月の半ばまで長ーーーーーい夏休みが始まるわけ。

今日は息子の幼稚園の年度末のお遊戯会。
これが見たかったのよね。だからおなかに向かって毎日「まだ出てこないでね」っていってました。
毎年テーマが決まっていて、去年は「ディズニー」がテーマ。
ナルのクラスは「ダンボ」ということで、象さんの格好をしてのお遊戯だった。
何度もこのBlogに書いてきているけれど、踊ることが大、大、大好きな息子。ただ、振り付けどおり踊ることは、いまいち好きじゃないため、去年のお遊戯会はかなり派手な創作ダンスが織り込まれ、会場爆笑になったほど。なにせ、観客に自分のはいているパンツを見せましたからね・・・・・

今年のテーマは1960年から80年の音楽。
それぞれのクラスの担任が曲を選ぶのだろうけれど、ナルのクラスはビーチボーイズの「サーフィンUSA」
担任の先生、マリアから聞いた話によると、「今年はこの曲で踊るよ」と、クラスでビーチボーイズの音楽をかけたら、「これ、知ってるーーー。ビーチボーイズ」と息子はいったそうな。彼にとってはビギナークラスですね、ビーチボーイズなんて。

衣装は男の子は水着、白のTシャツ、白い靴。それにサーフィンボード。
やはり年中さんになったためか、今年は創作ではなく、わりとまともに(??)踊って、女の子をエスコートしたりしてました。

だんなも仕事を30分早く抜けて見に来たのだけれど、二人で感動したことが一つ。
この幼稚園はダウン症の子供受け入れ枠、というのがあって、ナルの学年に一人ダウン症の子がいます。
同じクラスではないけれど、中庭で一緒に遊んだりする機会はあるので、ナルもその子のことは知っているのだが、去年のお遊戯会は周りが踊っている中で一人だけ棒立ち状態で、そのうち舞台で「パパーーー!」と親を探し出す一面もあったりしたのだが、今年は見事なお遊戯を披露してくれました。
実は、昨日息子から「ホアン・ルイス(その子の名前)、すごーーく上手だよ」と聞いていたのだ。
どうやら、昨日、合同練習があったらしく、ほかのクラスのお遊戯も見られたみたい。ホアン・ルイスのクラスの音楽はABBAの「マンマ・ミア」。最近の映画でも使われたので、ほとんどの子がこの歌を歌える(スペインでは少なくとも・・・・)くらいヒットしている曲なんだけれど(もちろん原曲は80年にヒットしたんだけれど)、音楽が完全に体に入っている踊りで、見ているこっちの体まで動いてしまうほど、それは見事な出来栄えだった。
自分の子供じゃないけれど、その成長ぶりに感動した私たち。実のご両親(お父さんは一生懸命ビデオを撮ってました)も感無量でしょう。

写真は、お遊戯会前に着替えたナルと、一番仲のよいクラスの友達。
この子、ホアンというのだが、毎朝きっちり七三に髪をとかしてくるらしく(だんな談)、とてもナルと仲がよくなるタイプには見えないのだが、この二人、ないものを共用しているようで、かなり息の合う友達らしい(担任マリア談)。ナルに感化されることが多いらしく、スターウォーズのテーマソングを歌いながら下校して親がびっくり、という話もあったり。
ナルはなにを感化されているのか・・・・親には分かりません。


週末 外食編

2009年06月08日 | ファミリー
最後。外食編。

「会えるうちに会っておこう」
「外食できるうちに行っておこう」

出産はそこまで大変なものじゃないのだが、なんとなく気分的に「今のうち」モードなここ数日。

日ごろからお世話になっている上に、ここ最近は運転手も引き受けてくれ、すっかり頼りっぱなしのフランシスカを招待して、私たちのお気に入りのパエリアのお店へお昼に行ってきました。

写真はおなかいっぱいでご機嫌なおばあちゃんと孫。