島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

ママは大丈夫。

2009年03月28日 | ファミリー
           毎朝こういう感じで幼稚園へ行きます。だんなが出勤前に送るので、だんなは「早く行くぞ」を連発。息子はこんなふうにおちゃらけながら。



息子ナルは幼稚園の担任マリアが大好き。とっても美人で明るい先生。
しょっちゅう注意を受けるものの、家でお絵かきすると必ず「これはマリアに明日あげるんだ」という。
そして本当に次の日手渡ししているらしい。(連絡帳に「ありがとう」って必ずマリアが書いてくれるので分かります。)

そのマリアが2日前幼稚園をお休みした。
とても心配するナル。
「風邪かなぁ。おなか痛いのかなぁ、どこか旅行行っちゃったのかなぁ」と帰りの車でずっと私に聞くので「明日もしマリアが来たら、どうしたの?って聞いてみなよ」といっておいた。

次の日はどうやらマリアは幼稚園へやってきたようで、ナルが聞いたところ、腰痛がひどくて来られなかったとのこと。
それを今朝説明してくれたのだが、ことあるごとに
「Pobrecita(可哀想に・・・・)」を連発する。
腰痛はつらいが、彼にそのつらさはまだわからないはず。それなのにこの同情。
だんなと「大丈夫だよ」と笑いながら、ついでにいってみた。
「ママも今腰痛がひどいんですが・・・」
Pobrecitaっていってくれるかなぁとちょっと期待して。


すると。


「ママは大丈夫。病気じゃないでしょ?マリアは本当に痛いんだよ。ああ、Pobrecita」

(あたしだって本当に痛いんだけれど・・・・)


つわりがひどかったとき、確かに私は息子にこう説明した。
「これは病気じゃないの。仕方ないんだよね。赤ちゃんがおなかで育ってるから」

今ある腰痛もその一環なわけなので、病気じゃないけれど、こうもあっさりいわれるとちょっとねぇ。

そしてさらなるだんなの一言。
「多分、大きくなって結婚したら、確実にお嫁さんの見方するね」

実際うちのだんなさんは、私とフランシスカがぶつかると、100%私の肩を持ち、後日フランシスカが私に
「ああ、息子なんてつまらーーん」と訴えるほど、母親の見方はしない。
本心がどうかは知らないけれど、奥さんの見方をしたほうが和解率は高い、と思っている節がある。
そんなにしょっちゅうぶつかるわけじゃないけれど、たまにはお互いカチンとくることもあるわけで。
そういうとき、だんなのサポートというのがどれだけ潤滑油の役目を果たしているのか、日ごろ感謝している私ではあるのだが、自分の息子もそうなんの??と思うと、今度はフランシスカの「あーあ」がよく分かる。

ママは強い、と思っているらしいので、これからも丈夫な母ちゃんでいましょう。
本当はそんなに丈夫じゃないんだけれどさ・・・

マスタークラスとカウントダウン

2009年03月26日 | Music
             朝日の差し込むテラス。今週末から夏時間になります。



毎週木曜日、金曜日はコンセルヴァトワール出勤日。
通常は10時からレッスンなのだが、4月4日から7日まであるマスタークラスの準備のため、今日は朝8時出勤・・・・

マスタークラス、というのは、外からProfを招いて集中授業してもらうんですが、多分学校には年度で使える予算というものがあって、その中で、どの科がいつ、誰を招待したいか、などの調整がある、はず。よく分からんが、理屈からいうとそういうことだと思うのだ。
でも、うちの大学はサックス科が幅を利かせているため、ほかの科のマスタークラスは1年にあるかないか。
そしてサックス科、今年で3回目。5月にもうひとつあって、7月にはサックスカンファンレスがタイて行われるため、全員タイへ行くんだよ。もうどれだけ予算使ってるんですか~
でも大学から文句が出ない、ってことは、「行って来い、やってくれ」サインが出てる、ってことなんだろうね。
なにせスペインで一番の最強チーム、といわれている我がサックス科なのです。信じられんことに。平和なバレアレス諸島にこんな一面もあるわけだ。

マスタークラスは必ずしもピアノが必要、というわけではなく、即興演奏だったり、サックスアンサンブルのスペシャリストが来る場合は私はその期間少しのんびりできる。
が、今回のマスタークラスはすべてピアノつき。
12名が、1曲づつ弾くので12曲を準備しないといけないわけでかなりきつい仕事ではあります。

今回の客員教授はJean-Marie LONDEIX。
泣く子も黙るというLONDEIX.80歳の高齢です。
「LONDEIXが4月に来るからよろしく」と担当Profにいわれたとき、「その方、どなた?」と恐れ多くも聞いてしまった私。
だって、まだサックス歴2年弱なもんで、いくら有名っていわれたって分からないわけです。
各地からLONDEIXの公開レッスンを聴きに教授陣、生徒たちがやってくるそうな。すごいね。
サックス界では伝説の演奏家らしいです。なんでもサックスという楽器を今のようなスタイルにしたのはこの方だとか。
数多くの曲が彼に捧げられているし、楽譜も「LONDEIX版」というのがあるくらい。
(こんな難曲ぞろいした超本人なのか・・・・と、いまいましくもあったり)
名前から察するようにフランス人で、長くボルドーで教えていた人なんだって。
げげげ。フランス語・・・・
あんまりよく分からない言語の公開レッスン、というのは、すごーーーく頭が疲れます。
もちろんうちの担当Profが通訳として間に入るのだけれど(みんなフランスで勉強した人たちなので)通訳をつけてから反応しては遅いケースが多々あるのだ。だから耳はダンボにしてなければいけません。

そんなわけで、8時からレッスン・・・という形になったわけですが、久々に6時半に起床。
静まりかえる家をそろりそろり歩き、シャワーをあび、一人で朝ごはんを食べていると朝日が家の中に入ってきて、なんとも気持ちのよい時間を過ごせました。毎日はいやだけれど、たまにはいいね。

このマスタークラスが終わったら・・・・・終わったら・・・・・


晴れて


産休ーーーーー


まだまだ弾ける、と思っていたけれど、主治医に「そろそろ休みなさい」といわれまして、確かに腰は痛いし、最近は疲れると下腹部も少し痛かったりするので、無理は禁物、とお休みをとることにしたのです。

待ちに待った産休。
「あといくつ寝ると・・・」と日々楽しみにしております。

進化したPizza

2009年03月25日 | Food
2年前から作り始めた自家製ピザ。
当初はホームベーカリーで生地を作ったけれど、手でやったほうが好みの生地ができることがわかり、最近はもっぱら手作業。
粉の量もだんだん変化。さくさくパリパリ感を出すために、強力粉と薄力粉の割合も研究。
棍棒で伸ばすより、手にオリーブオイルを付けて伸ばしたほうが食感がよくなることも分かった。
オーブンを担当するのはだんなで、焼き具合を完璧にするために、焼き上がり30秒前に下の段にうつし底をかりかりに。
うちのオーブンはガスなので火力が強く、こういうとき30秒でかりかりになります。

というわけで、どんどん進化した我が家のピザ。
具も色々試してるけれど、定番、そしてお気に入りはゴルゴンゾーラのピッツァ。

ひとつが小さめなので必ず3枚は焼きます。
一枚はゴルゴンゾーラ。
もう一枚はその日によって違うけれど、今日はベーコン、マッシュルーム、ポロネギ。
そして最後がデザートピッツァ。
トマトソースはひかず、モッツァレッラ、ゴルゴンゾーラ、洋ナシで作り、出来上がりに蜂蜜をつけて食べます。
これにはデザートワインが合うんですが、私はお水で。ちっ。

今、だんなの頭に描かれている、さらなる進化ピッツァは釜焼きピッツァ。
いつか、我が家に薪オーブンを作ろう。
そしてそれでピッツァを焼こう。

・・・・店を出すんですか?と思わずつっこみましたが、彼は本気です。
確かに美味しいだろうね。釜で焼くピッツァ。

抹茶ティラミス

2009年03月23日 | Food
先週末、イタリアに5年いたという友人が持って来てくれたのが「抹茶ティラミス」

これがですねぇ。
もう、どう書いたらいいでしょうか。
普通のティラミスをもっとあっさりと、そしてまろやかにした極上デザートだったわけです。目からうろこって感じで。
で、早速レシピをもらって、今日は(今日も?)お客さんがあったので、デザートに今朝作りました。
美味しい上に、準備時間ものの10分。冷蔵庫で4時間以上ねかせ、出来上がり。

大好評でした。
夫婦二人ではちょっと食べきれないので(いや、食べきれる自信はあるけれど、食べてはいけないので)、お客さんが来たときにつくろうね、とだんなと話した矢先、彼がいった言葉。

「誰かよぶ?」

ティラミスのためによばれる次のお客さんは誰でしょうか。
あ、ちなみに、私の血糖値は異常なしでした。ラッキー。
トクソプラズモマイナスなため、調理されていないものはいっさい食べてはいけなく、お酒もほとんど飲めず、この上甘いものまでカットされたら・・と思っていたので嬉しいーー

ワンマンマエストロ

2009年03月22日 | Music
本日のティータイムは、自家製カモミール、ミント、ペドロからいただいたお花(名前忘れた・・・)のハーブティー。
これに、ペドロの実家の蜂蜜をいれ、一服。
ハーブティー用のカップは、ふうちゃんにもらいました。化粧品のクラランスの景品らしいのだけれど、一人分を作るのにとても便利です。

さて。
今日は悪名高き(・・・・なんていったら怒られるけれど)マエストロ・ロリン・マゼールのお話。
マゼールは世界的に有名な指揮者です。もしご存知ない場合・・・・

バレンシアにオペラ座が出来た数年前、この専属オーケストラの常任指揮者にマゼールが着任した。
マゼールが出した条件。
私がすべてのオーケストラのメンバーを決める。オーディションも私のツアー先(それこそ世界中・・・)で行う。
この条件をのんだバレンシアオペラオケ。
それから約1年、それはそれは大変なオーディションが行われた。
私も2回ほどオーディション伴奏に借り出されたけれど、それはマゼールがいる場所へこちらが出かける、という前代未聞のオーディション。誰でも行かれるわけではなく、たいていが有名オケのコンサートマスターだったり、マゼールが信頼する人の推薦状を持った人のみ受けられる。
マゼールがロンドンにいれば、オーディションはもちろんロンドンで行われ、それも彼の演奏会の休憩時間にちょこっと弾き、「はい、ご苦労、でも私のオケにはふさわしくない」とかいわれちゃうわけ。いともあっさりと。

受ける人はともかく、伴奏で付き合う私には、この方法、どうにも納得いかなかった。
一括でやれよ、一括で!と何度思ったことか。

そんなワンマン指揮者ですが、でもやっぱり彼の元で仕事をしたい人たちでオーケストラは無事設立。
それでも、彼の突飛な行動は仕事仲間から色々伝わってきている。もう半端じゃないワンマンぶりです。

最近の「うわっ」という事件、というか、マゼール方式をひとつ紹介してみましょう。

それは、オーケストラのみの公演のための練習に起こった出来事。
なんの曲だったか忘れたけれど、トローンボーンが4本、という、大編成な曲だった。
マゼールが彼らの演奏を途中で止めこういった。
「トローンボーン、そこのフレーズは○小節、ブレスなしで吹くように」

かなり長いフレーズだったらしい。でもマエストロがこういったのだから、それは絶対。
もう一度、同じ箇所を演奏させた矢先、マエストロが再びストップをかけた。

「そこのトローンボーンの二人、今、息継ぎしたよな。な?」

それはそれはニコヤカにこう言ったそうです。顔だけ見てると「そうだよなぁ、こんな長いフレーズを息継ぎなしで吹くなんて酷だよな」といってるようだった、と、後日団員は語っている。

その笑顔につらえ、二人のうちの一人が
「はい、ブレスしちゃいました」と答えた。

即効、マゼールはこういった。
「くび。きみたちくび。ここから去るように」

確かに、マエストロの注意をすぐに聞けなかった彼らに非がある。プロオケなんだし、一回で直せないのは問題だった。
が、これでくび???

翌日がコンサートだったため、マゼールはその場で「至急トローンボーン2名を用意するように」と通達。

一事が万事、こんな感じ。
音楽的に尊敬できたとしても、人間的にはどうなんだろうね。
最終的には人と人が絡んでの仕事、つまり人間関係あっての仕事だから、こういうやり方、私だったらついていけないです。

こんなオケがバレンシアには存在します。

お初・アンティチョーク

2009年03月21日 | Food
毎朝、畑に水をやるのが日課になっている今日このごろ。
去年植えたアンティチョークに花(つまり食べる部分)が咲いているのを発見。
1年目はなかなか収穫できないよ、といわれていて、確かに去年は「どこに実がなるのよ???」と思っていただけに、この発見は嬉しい!!

食べごろはもう少し先みたいです。

病人と生徒たち

2009年03月21日 | 日常
遠足スタイルですが、実は風邪で幼稚園をお休み。だんなも私も仕事、フランシスカは午前中は病院へ行かないといけなかったので、仕方なく私がコンセルヴァトワールへ連れて行くことに。

リュックの中に、ゴルミティ、ミニカー、クレヨン、画用紙を詰め準備万端。
10時からサックスの生徒へのレッスンだったのだが、レッスン室でも意外とおとなしく絵を描いたり、ぶつぶついいながらゴルミティで遊んだり、と、ずいぶんお兄ちゃんになったもんだなぁ・・と思った矢先。

「ママ、ここで聴いてもいい?」と、いすを持ってピアノの隣へやってきた。
普段、家でそうやって聴くこともあるので、その延長なんだろうけれど、生徒は結構びっくり。
「絶対話しかけないでよ?分かった?」と念を押し、隣へ座らせる。

小節ごとに拍子が変わる曲なので、何度か繰り返して同じ箇所を合わせていたりしていたのだが、生徒がストップすると、息子が
「なんで止まるの?」と聞いてきた。

生徒「え・・・・っと、うまくいかないから、つまり間違えたからもう一度やるんだよ」
ナル「分かった」

だんだんコツがつかめてきた生徒、今まで止まっていたところも難なくスルーできるようになり、先へすすもうとした矢先。

ナル「ママ、ママ」
私「(目で)黙んなさい!」

ナル「ママ、ママ・・・・・」
私「(目で)怒るぞ!」

ナル「(小声で)なんで止まらないの?」
私「え???」

ナル「この人、さっきから間違ってるのに止まらないよ」


OH,MY GOOOOOOOOOOOD!!!!!


確かに、完璧ではないんです。だって練習だし。
でもそれを指摘する息子、汗をかく生徒・・・・・
「 Que duro....peor que la madre.....」(きっついなぁ。母親よりひどい!)といった生徒。気の毒に。

私には12人のサックスの生徒がいるのだが、私のレッスンのときには常にレッスン室に3人くらいの生徒が入れ替わり入れ替わり入っているので、自分の絵を見せたり、自己紹介をしたり、と、楽しそうに過ごしていたナル。でも、私の生徒に間違えを指摘するのはやめてくれぃ。

12時にはフランシスカも検診が終わり、コンセルヴァトワールへナルを迎えに来てくれた。金曜日の今日も一応休ませて、咳はずいぶんおさまり、元気になりました。・・・って咳がひどかっただけで、元気だったんだけれど。


ところで、この12人のサックス科。
20歳前後の男の子たちなのだが、幸か不幸か、11月、12月と私のつわりと間近に見てきたため、妊婦対策ばっちりBoysになってしまいました。
空腹時に吐き気がくるため、ピアノの横にはクラッカーだったり、ナッツだったり、果物だったりを必ず常備し、お茶も家から魔法瓶に入れて持ってきていた。
弾いてはなにかを口に入れ、オエオエいう私に、生徒は背中をさすってくれたり、お茶を入れてくれたりしてくれた。

オーディションのある日、さすがにピアノのわきに食べ物は置けない。
3楽章形式の曲を弾いたとき、1楽章が終わった時点で吐き気がやってきた。
私の顔つきで察したのか、なんと、2楽章が終わるときには、黒子生徒が横からチョコレートを差し出してくれたのだ。
「空腹だと吐く」ということを見事に理解してくれた生徒たち。
それを見たサックスの2名のProfが
「おれたちより、妊娠のエキスパートだ・・・」と唸った。
Profの一人はすでに50代、二人の息子のパパであり、もう一人は30代、昨年の夏に結婚したばかり。
20歳の生徒に負けていたそうです。あっぱれ、生徒!!!

はたから見ると彼らは「いまどき」の男の子たち。
でも、息子の相手をしてくれたり、妊婦を介護してくれたり、気持ちのよい子たちです。

そらまめ万歳!

2009年03月19日 | Food
友人ペドロからごっそり自家製そらまめをもらった。
我が家のそらまめはまだまだ実をつけそうにないのに、まったくペドロさんの畑はすごいもんです。

実家、水谷家の春の定番かき揚げは、そらまめ&海老のかき揚げ。
スペインでこの味が楽しめるとは思っていなかったけれど、今日初トライしてみました。
やはりうまい・・・・この組み合わせ、最高です。
ふうちゃんがスペインに来たとき、そらまめがなかったため、似たような味のアンティチョークと海老でかき揚げを作ってくれ、それ以来、我が家のかき揚げはアンティチョークだったのだけれど、やっぱりソラマメ、美味です。
で、水谷家ではかき揚げは塩で食べるのですが、そういうわけでトルテラ家(私たち)も、ずいぶん前から塩で食べる習慣がついている。
写真右の塩、いただきものの塩なんだけれど「ヒマラヤの塩」という名前で、本当にヒマラヤからとってきたかは謎だけれど、塩のみで十分おいしい、我が家の貴重品。今日のかき揚げはこの「ヒマラヤの塩」でいただきました。

そうそう、前菜は、今朝、庭で収穫したニラと、ちっち(我が家の鶏)が産んでくれた卵をあわせたちぢみ。
そのあとてんぷら・・というのは、合わせた方として正しいのかは置いといて、満足な夕食でありました。

おなかいっぱい。動けん・・・

残り物生活

2009年03月17日 | Food
先週まで大量に作って冷凍しておいた煮込み料理、下準備の状態で冷凍したもの、などなどで今週は生きていけそうです。とにかくたくさん冷凍庫にすぐ食べられるものが眠ってます。

今日のお昼はビーフシチューを解凍。
毎度おなじ食べ方では芸がないので、サフランライスを作ってみました。
サフランライスってカレーに合わせるイメージがあったけれど、ビーフシチューでもOKだったよ。

これから息子のお迎え行ってきます。

無言の訴え

2009年03月17日 | ファミリー
日曜日、友人が遊びに来て、食後みんなで畑を耕してくれました。冬野菜は全部食べ終わり、あとはソラマメの収穫を待つばかり。あまりこの冬は畑に手をかけられなかったので、ソラマメはいまいちですが。

苗から育てたほうがいいもの(トマト、ナス、きゅうり、ズッキーニ)を除いたものは、直播に。大根、かぶ、にんじんの種がまかれました。
このほか、小さいプラスチックの容器に、間引きして育てる青梗菜、しその種も撒いたよ。またまた今年の収穫が楽しみです。

昨年大ヒットだった「おくら」の種を送ってもらおうと実家に連絡したら、おくらのほかにゴーヤも送ってくれるとのこと。
ゴーやだよーーー!大好物です。

さて、本題へ。
胎動が始まって久しいのだが、今いるおなかの子は、私がピアノを弾いていると、動くとき、動かないとき、というのがとてもはっきりしている。
たとえば、ヴァイオリンとの曲をさらっているとき。これはもう、じぃっとしているわけです。先週のコンサートのときも微動だにしなかったし。
ところが、サックスの曲、しかも私が「うーーーん、弾けん・・」といっているタイプの超現代曲、これは、激しく動きます。今日も朝からミハロヴィッチという「どなたさん???」と聞きたくなるような作曲家の曲をひーひーいいながら見ていたのだけれど、激しくキックされました。イタイイタイ・・・・

必ずしも、おとなしくしているから「気に入っている」とは限らないし、動いてるときは、もしかして興奮して踊っているのかも(想像ですが・・・)しれない。
でも、多分、これは「なに弾いてんのよ、聴けたもんじゃないわよ」って抗議されてる気がするんだよね。
だいたい、この手の曲をさらうときは、だんなや息子にさえ悪いと思うため、彼らがいる週末はほかの曲をさらうようにしているし、その程度の気は使っているのに、おなかにいるために逃げ場がない、うちの2番目の子。
完全なる犠牲者ですな。

ちなみに、ナルのときは、こういう現代曲とは無縁だったため、クラシックに限っては、「この曲は動く」という反応はなく、「常に」動いていました。
ただ、車の中でだんながよく聴いていた「ペイメント」というグループ(かなりハードなロックグループ)のCDは、100%動いたので、彼なりの反応はあったわけだ。
そして出てきた息子は、胎動と同じく激しく動く子だし、クラシックもまあ聴くけれど、ロックが大好きで、とくに車の中での曲指定は、いまとなってはナル、というような子供なのだ。
やっぱり、おなかの中からの影響ってあるんでしょうね。

あまり胎教とか気にしてないけれど、でもできれば早くこの現代曲シリーズからおさらばしたいです。
本当に胎教に悪そうだし・・・・