島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

不調クリスマス

2010年12月27日 | 日常

私が一目惚れした積み木セット。どっしりしているので歩き始めの彼女に好都合。かしかしこれで毎日押し歩きしております。成果があるか否か・・・

 

恒例クリスマス行事を終え、ひと段落した2010年12月27日です。
 
毎年、飽きもせず同じことを繰り返しているのであえて記事にはしませんが
今年は一つ新しいことが起こりました。
 
それは。
 
胃が破壊されたこと。
 
 
多分、原因は24日の夜ご飯(フランシスカ亭)だと思われる。
メイン料理を食べたのが夜10時半。その内容がひれ肉のフォアグラのせ(多分買ったものだと思われるが)。
私はその夜に、Nadal,義弟たちは翌日、トイレにて異変に気づく。
 
もよおすのに出ない・・・・
 
消化されない夜ご飯に苦しみながら、翌日、義父亭で子豚の丸焼きなんかを食し、その日の夜は地獄と化した。
 
さらに。
 
翌日もフランシスカファミリーの食事がレストランであったため、私の顔色は真っ青。
目の前に繰り広げられる食事に目をつむり、カモミールティーで3時間過ごした最悪なクリスマス最終日。
 
ま、おかげで、その日の夜は安眠できました。
今日もすっきり爽快。通常通りの食事が食べられ全快です。
 
夜のフォアグラには要注意!

はじめの1本!

2010年12月22日 | ファミリー

「歯がぐらぐらしてきたよ」といい始めたのはこの夏。全然ぐらぐらしていないのに、クラスメイトの歯がどんどん抜けていくのを横目に、彼は自分の歯がぐらぐらしている錯覚を起こした。

それから数ヶ月が経ち、本当に前歯がぐらぐら。

スペインでは、抜けた歯を枕の下に置いて願い事をすると、夜のうちに、小ねずみペレスくんがやってきて、小さなプレゼントを置いてくれる、という風習がある。

クラスメイトから「ミニカーがあったよ」「本があったよ」と色々情報収集していたナル。歯がぐらぐらしてきたその日から、自分で歯を引っこ抜こうとした。

歯は自然にまかせたほうがいいよ、と、方々からいわれ、一応、歯をいじることはやめたが、毎日毎日鏡を見て確認する。

その歯がとうとう、横倒しになったのが昨日。もう抜けるだろう、と思っていたのだが、頑固にも生き残り、今日、給食の時間にぽろりと落ちたそうな。

食堂で、みんなが拍手してくれたんだって。その歯を大事にクラスに持って帰ったら、担任の先生が丁寧に紙に包んでくれて、落ちないようにホッチキスで留めてくれたんだって。

記念の1本になったね。

今日はどうやらどきどきしながら寝についた模様。

最初の1本のほか、今日は小学校初めての成績表ももらってきました。意外や意外(・・・とNadalもびっくり)ちゃんと勉強している模様が伝わる結果で、とりあえず一安心。

明日の朝、どんなプレゼントを手に起きてくるのか楽しみ。(もうかれこれ2ヶ月前から準備していたのですが、なかなか抜けなかったので、すっかりその存在を忘れていた母でした)


頑固娘

2010年12月22日 | ファミリー

最後の近況ネタ。

結、明日で18ヶ月を迎えますが

 

まだ歩きません!!!!!!!!!

家ではほとんど立って行動(つたい歩き)している彼女ですが、歩く意思はゼロ。

保育園では、月年齢でいくと1歳ー2歳クラスなのだが、なんせ歩かないからみんなと一緒に行動できない。なので、いまだに0歳ー1歳クラスにいるのです。といっても、ほかのべべちゃんは本当の赤ちゃん。ずっと寝てるわけで、結さん、赤ちゃんクラスでやりたい放題。それを見かねた保母さんが「ちょっと大変だろうけれど、上のクラスに入れちゃおうと思うんだけれどどうする?」と聞いてきた。

鍛えてやってくださーい!と速答。

私の予想はクリスマスには歩く、だったのだが、これは2011年まで持ち越しか・・・?


2010年12月21日 | 日常
再び友人たまきネタ。

彼女はジュエリーデザイナー。
「漆」を素材に使った素敵な指輪を作っています。基本的に市場は日本だけれど、注文すると、そのときから職人さんが指輪を作ってくれ、海外まで発送してくれる。私も二つほどこの「漆」の指輪、持っています。

で、そのたまきが、先週、彼女のアーティスト仲間と一緒に展示会をやる、というので、初日に顔を出してきました。

そこでこの素敵なお椀を発見。

1年くらい前から聞いていた、漆を使った子ども食器。
その実物を目にすることが出来ました。

いやー素敵すぎる。
手にとって、さらに感動。
この色のほかに、赤基調のもあり、是非是非うちのちびちゃんたちに!と、値段を聞いてみると、これまたびっくり。かなりリーズナブルです。
扱いやすいように、と、あえて本漆ではなく、ほかの素材と合わせて作ったそうな。

こちら、新宿の伊勢丹6階のお子様食器売り場にて販売中だそうです。
出産祝いなんかにもいいのではないでしょうか。・・とちょっと宣伝。


スタミナ補給

2010年12月21日 | Food
これは11月28日の画像。
この日は友人たまきの誕生日、そして私たちの何回目かの結婚記念日。

ちょうどその前々日、たまきから

「チュレトンがあるんですが、食べに来ませんか?」というメールが入る。

チュレトン、というのは、牛肉ステーキです。どの部位かは知らないが、本土の真ん中あたり(有名なのはアヴィラというところのチュレトン)からやってきます。じっくり弱火であぶっていき、レアでいただくのですが、見かけも立派だが値段も立派。そんなにしょっちゅうはありつけない。

練習しないといけないが、どちらにしろお昼ご飯は食べないといけないので、食い逃げになりますが伺います、と返事し、家族でお邪魔しました。

いやー本当に旨かった!たまにこうやってがっつり肉が食べたくなる。とくに仕事が詰まると、魚より絶対肉。

感謝感謝の一日でした。

師走、師走、師走・・・

2010年12月21日 | 日常
                Madridで行った恐竜展より。迫力満点でした。



どうも年末になるとBlog更新を怠る傾向にあるここ近年。
文字通り「師走」であります。

前回からほぼ1ヶ月が経過しているため、それまであったことは記憶の中から薄れつつあるのですが、
ざっと振り返ると。

朝練の成果が現れたか、と思った矢先、夜練が加わった。アンサンブルの仕事なので、全員がそろって練習できる時間は夜。
帰宅夜1時なんてこともあり、それでも翌日は通常通りの仕事。次の日元気な人とくたびれている人、年齢の差をはっきりと感じました。
いわずもがな、私は後者ね。

しかもその夜練、夜に音が出せてピアノがあって・・・という条件を満たしているところは、学校の体育館。
ちょうどそのころ、このマヨルカに寒波が押し寄せ、夜10時に暖房が切れ、次第に足がかじかみ、指が動かなくなり、こんな労働条件が世の中にあっていいのか!というほど過酷な数日間。

その合間に、Madridで仕事。みんながお休みしている連休中だったので、文句をいうこともできたが、マヨルカから脱出、そしてアンサンブルから脱出、仕事さえ終われば夜にビールを飲みに行くことも可能、という条件で即効OKしたこの仕事。
4日間、弾くこと以外はわりとのんびり出来(会場の隣でやっていた恐竜展にも行かれたし)、おまけに最優秀伴奏賞という、ほんとにおまけまでいただいて、ご機嫌な数日間でした。

ほんの数日前、ジャン・マリ・ロンデックス氏のマスタークラスが終了し、晴れて冬休みに突入!
万歳!と思った昨日、ナルの学校からお呼び出しの電話。
「ナル、咳が止まらなくて吐きました」

きっと咳が止まるころ、怒涛のクリスマス家族行事が始まり、知らない間に年が明けちゃうのよね。