島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

爽やかな5月

2019年05月20日 | 日常
誕生月だから、ということもあるのだろうけれど、この暑くもなく、寒くもない、マヨルカでは貴重なこの時期は何をしていても気持ちがよいです。
朝、外に洗濯物を干すだけでも幸せ。

週末はフルートくんと本番。



二月のプログラムをベースに新しい曲も二曲入れたのでまた集中練習、かと思いきや、3ヶ月ぶりにあったとは思えないフィーリングのおかげでほとんど合わせなし。
一回合わせて、お互い「うん」「そう」しか会話なし。楽だ…

7月に本番があるのですが、本番の前日にしか会えないので、今譜読みしちゃおう、と翌日も家で合わせ。
でもこの日はInmaとBlancaが遊びにきていて、夜ご飯を持ってきてくれていたので合わせの後が楽でした。ありがたい!



Inmaの特製カレー。おかわり続出。

この二人は9月に結婚式を挙げますが、予約していた古民家が急遽キャンセルになりパニック。私たち四人とも招待されていたのですが、島の友人はともかく、本土やイスタンブールから来る家族、友人はすでに飛行機のチケットは取ってあった状態。
マヨルカの9月にウエディングパーティーでこれから会場をおさえるのは不可能。

で。

我が家の庭でやることになりました。
参列者、約60名。

フルートくん、「YUKOの周りって面白いよね」

確かに飽きないです…
家には絶対入らない。ワゴン車でクッキング、仮設トイレも外に設置。どこで式を挙げ、カクテルはどこで、ディナーはどこで、ダンスはどこで…などの打ち合わせを昨日終え、来週はコーディネーターと庭師が打ち合わせに来ます。
庭師大歓迎!

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2019年05月15日 | 日常
いつも5月は忙しいのですが、今年はさらに激務。

なので、誕生日のお祝いディナーとかは6月になってからね。

といっていたのですが、10日くらい前に、土曜日のランチとかなら時間作れない?とNadalにいわれ、しかも、せっかくの誕生日ランチだし、夕方練習したいから飲まない、とかは勿体ないし、朝早くから練習したら?といわれ、ここまで計画性を持った誕生日企画はあまりないので、言うことを聞くことにしてみました。

なかなか予約できないところで14:45に予約が取れたんだ。

変なレストランです。

頭の中では、あそこかな、と予想し車に乗っていると、見覚えのある通りに縦列駐車。

ここは…

カメラマンのInmaのうちの近く。
InmaのパートナーのBlancaの誕生日が私の誕生日の1日前なので、NadalとInmaがサプライズパーティーを企画したのでありました。



そういえば去年も一緒に祝ったよね。



15名集まってケータリングしたパエリアを食べていると…



Blancaの娘がイスタンブールからサプライズ到着。これもInmaプラン。
Denizと言う名の26歳の娘。普段は離れ離れなので驚き泣き喜ぶ母Blanca. 嬉しいよね。
Denizというのはトルコ語で海、という意味を持つんだそうです。


InmaとBlancaはこの夏結婚式を挙げます。

誕生日は昨日でしたが、家族全員がそろったのは夜。



朝から休みなしで仕事だったのでケーキはLluis Perezで。



また一つ楽しく歳を重ねました。
みんなで笑いあえることに感謝です。


再び日本④

2019年05月15日 | 旅行
都内へ。
防具持ってスーツケース持って…結構ハード。

最後の宿泊先は帰りの羽田を考えて浜松町。ここに4泊。マイステイズプレミアム浜松町だったのですが、同じ通りに



変なホテル?



レセプションにロボット。
不思議です。一度泊まってみようかな。

この日は築地でお寿司を食べ、銀座で買い物をし、そして…

なんと立川へ。

本厚木から帰ってきたばかりなのに、東京の真ん中から端っこへ移動。
というのも、1か月前から決まっていたのですが、外囿さんが計画した飲み会があって、方々から20人くらい集まるからねーといわれ、方々とは?と聞くと

香川からも参加者あるよー

か、香川?
日本はそんなに狭いのか!

何故に立川かというと、外囿さんの自宅近くに美味しい焼肉屋があるから。
外囿さん、立川遠いよ…

でも香川から来てる人がいるのだから浜松町なんてね。
小一時間かけていざ立川の飲み会へ。
しかも旦那、子連れ。

これが…異常に盛り上がった飲み会になりました。
焼肉も絶品だったし、常連の外囿さんが持ち込んだ数々のお酒たちがうますぎた!実家が鹿児島で今朝ついたよーとかいう芋焼酎があってついついグラスが進み

おまけに自分で注いでる場合はコントロールきくのですが、管楽器特有のグラスには酒が入っているものシステムのため、何杯飲んだかわからない状態。

自己紹介、みたいなのもあって



初日本語自己紹介。ちゃんと通じてました。素晴らしい。
ナルもユイももちろんやったのですが、ナルは「僕の夢は剣道の国際試合で日本人に勝つことです」といい、みんなに、すげーぞーカッコいいぞーとはやしたてられ、お酒はもちろん飲んでないけど日本の飲み会デビュー。

で、香川のご夫婦。外囿さんが「こちら、優子の先輩だよー」というので共通の話題でさらに盛り上がり始めたら、なーんと奥さんの淑子さんは芸高、芸大で私の恩師、砂原先生と一緒で仲良しだったことが判明。

もちろん速攻電話です。
いやいや、日本は狭い。そして音楽の世界は狭すぎる。
明日会おうよ、といって電話を切ったところまではそんなに酔ってなかったのですが、ここから先の記憶がおぼろげ。
久々に、しかも立川で、しかも子連れで、飲みすぎました…

写真掲載不可能❌

ちゃんと立川から浜松町まで帰り当たり前だホテルに着く前に「ママは今日は変なので変なホテルに泊まります!」と敬礼してたよ。と翌日聞かされ、わたくし、覚えておりませんと何度も謝る。ママが酔っ払ったとこ初めて見た、とユイに言われれば、Nadalがいつもこんな感じだよ、と答える。息子に至っては、中央線で7回くらい「私の携帯はどこでしょうか」って
聞かれてバッグに入ってますと7回答えた、と怒られ、

地獄の翌日。
もちろん二日酔い。先生にやっぱり今日は無理…とお断りし、翌日はおとなしく過ごしたのでありました。
といってもせっかくの都内宿泊。ずっと寝ているわけにもいかず、新宿伊勢丹行ったり紀伊国屋行ったりしたんだけどね。

この他




恵比寿の小籠包のお店であーちゃんとさとしくんと合流したり



麻布十番商店街をゆっくり散歩、買い物したり


ふうちゃんも一度東京へ出てきて一緒に鰻を食べに行ったり

帰る直前まで遊び倒したのでありました。

じいちゃんはこの後杖で歩けるようになり



このように回復しているらしいです。

Nadalの体重も回復しつつあり。

帰国報告、でした。

再び日本 ③

2019年05月10日 | 旅行


さて、滝澤先生の道場「思斉館」での稽古です。

思斉館は本厚木にあり、アーバンホテルに4泊しました。
本厚木、わりとなんでもあるそこそこの都会。飲食店も充実していて困ることなさそう。

ということをチェックしたあと、道場へ。
初日は伊豆の叔父が見学に来てくれました。伊豆のおじちゃん、は、じいちゃんの弟で、Nadalを山葵大好き人間にした人。日本滞在中は毎回伊豆で採れた新鮮な山葵、わさび漬けを実家に送ってくれます。今回は専用のおろし金まで添えてくれ、毎日山葵が食卓に上がりました。


初日の稽古はわりと緊張していた兄ちゃん。日本での初稽古だしね。


稽古の後はホルモンの店へ。



となりのテーブルは会社の送別会で大盛り上がり、そして酔っ払い達。このあと何度も見ることになるこの光景に最初はNadalも「なかなかヨーロッパでは見ないよね」といっていたくらい。この人達は翌日満員電車に乗って定時出社するんだ、ある意味すごい体力かも…と私ですら驚いたほど酔っ払い集団と遭遇しました。

稽古は夕方からなので、中華街へ遊びにいったり、美術館へ行ったり、周辺でのんびりする時間も作れました。二日目からはナルはホテルから道場までバスを使い一人で通うようになり、その間私は滞在中の洗濯に明け暮れる。アーバンホテルは長期滞在用のものがすべてそろっていて快適です。



七段以上の師匠が9人いるこの道場。休むことなく稽古が続き、稽古が終わると一人一人批評をもらいに並びます。
これはスペインにはありません。真剣に師匠達の日本語に集中する兄ちゃん。



みっちり、温かく指導してくださった滝澤先生。
「ナル、早く飲めるようになれよ。稽古後のビール、一緒に飲もうな」といわれ「パパとママと同じ人種だ…」と苦笑いする息子。







こんな昭和なお店にも行きました。とりあえず大盛りご飯を注文する剣士。



ユイの熱いリクエスト、ドラえもんミュージアム。
これが予想以上に面白かった。





ここから徒歩30分くらい、生田緑地の中にある岡本太郎美術館。







分かってはいたけれど、Nadalハマりまくる。



雨上がりの新緑。
ほとんど誰もいなく、久々に時間をかけて美術館を楽しみました。

剣道メインだったわりに、しっかり観光もし、盛りだくさんだった数日。
これから都内に戻ります。

続く…

再び日本②

2019年05月09日 | 旅行


乗ってはないが最寄駅で見かけたSL. 数年前までのナルだったら絶対乗りたいと言っていたはず。いや、今回も興奮して何枚も写真撮っていたけれど。

日光は寒かった…まだ雪が残っていた…

よって



華厳の滝がしょぼい!
雪解け水がないから、でしょうか。
それでも子供達は口を開けて見ていました。

あまりの寒さに温かいものを食べてすぐに下山。



まだGW前だったので人もまばらな東照宮。






徳川家康のお墓。ここまで登ったのは初めて。

修学旅行コースだけれど記憶も定かではなく、すべてが新鮮。世界遺産であることも納得。



この神橋、前から橋を渡るのは有料だった?記憶にないのだけれど、橋の上からは橋は見えないわけで、私たちは外から写真を撮りましたが、私たち以外でもほとんどの日本人は外から写真を撮っていて、橋の上で記念撮影をしていたのは外国人。そして有料…

偶然入ったレストランがあまりにも美味しくて翌日のお昼もリピートしたのですが、マスターがランチに作ってくれた麻婆豆腐は、今まで食べた中でダントツの一位。中華料理店ではなく、小洒落たカフェ、みたいなお店なのだけれど、昼も夜も満員でした。

翌日は晴天。汗ばむほどの暑さ。極端な日光。

この日は二荒神社と、輪王寺へ。
輪王寺は初めて入りましたが、東照宮よりも私は長い時間をかけて歩きました。









崇拝していた祖父の家康を超えないように家光が配色も天に昇る龍の数も抑えて作ったらしく、東照宮が白と金が基調なのに対し輪王寺は黒と金が基調。なので重さが増している気がします。華やかさでは東照宮なんだけれど。

日光を十二分に満喫し、荷物を取りに一度実家へ戻り、そして





再び取手へ…
翌日からは兄ちゃんの剣道の稽古のため、神奈川県へ移動です。

続く…

再び日本 ①

2019年05月07日 | 旅行
ちょうど一週間前に島に帰ってきました。乗り換えのフランクフルトでは



ちょうど退位礼正殿の儀が生中継。
見上げていたのは私たち四人だけだったけれど。

今回はやっと四人で、の帰国になりました。
入院していたじいちゃんのお見舞い、ナルの剣道の稽古、がメイン。が、5年ぶりの日本になるNadalもいるので観光も少し。



着いた日は品川泊。
せっかくなので翌日近所の泉岳寺まで散歩したり





品川品達でラーメンを食べたり


した後実家へ。私はその日はふうちゃんと仕事帰りのあーちゃんとじいちゃんのリハビリ応援へ。
普段意識せずに歩いたり階段を上っている人がほとんどだと思うのですが、改めて歩行訓練を目の当たりにすると脳が身体の各所に信号を出して身体が理解して初めて一歩が出るんだ、ということを再確認します。階段にいたるとさらにややこしい。
頑張るじいちゃんのリハビリを家族で見学し、病室ではあるけれど久々の家族四人での世間話(にしては難易度が高かった...声もでかかった...)を楽しみました。

翌日はNadalも子供達も病院へ。
やはりリハビリを見て、「すごいね…」とつぶやく孫たち。
その夜は恒例の居酒屋へ。





升酒ラバーのNadal。
日本にいる間は何食べても飲んでもいい令を出したら、ほんとになんでもかんでも飲み食いし、4,5kgリバウンドした模様。ありえん、ゆるせん。
(ただいまマヨルカで再びダイエット実行中)
また来週きます!と予約して帰宅。日本に行ったらマストだよねーといううちの家族。マストが取手の居酒屋でいいのか…!でもここは美味しいお酒と北国ものメインのおつまみが揃っていてなかなかの穴場です。

で、翌日はじいちゃんが退院!
実家滞在中に退院が実現してよかった!



家がいいよねー
この時はまだ車椅子でした。

で、週末からは近場の温泉へ。
東武線で鬼怒川温泉へ。
まだまだ時差ボケマックスのこの二人は道中爆睡。


鬼怒川温泉かぁ、結構廃れてるよ、とじいちゃんからバブル期からの転落話を散々聞いていたのですが。
それは本当でした。ゴースト宿、というものを初めて見たかも。宿泊した宿自体は盛り上がっていたし、お風呂も食事も良かったので大満足ですが、街は異様な雰囲気をかもし出していました。



常にご機嫌。
翌日は日光に移動。

続く…