セビリアへまずは飛び一泊。
翌日レンタカーでDon Benitoという所で開催されるピアノコンクールへ行ってきました。
ここに行くまで、まずは録音審査がYouTube でありました。14歳までの部、18歳までの部、25歳まで、と3つのカテゴリーがあり、各カテゴリー16人という予選スタートです。
着いた日から会場近くの音楽学校の練習室が使えるようになっていたので行ってみると…
聴こえてくる曲はほとんど高校、大学レベルの曲。お兄さん、お姉さん、すごいねーなんていいながら指鳴らしするユイさん。
が。
コンクール当日判明したのですが、その時聴こえてきた曲を演奏したのはユイと同じカテゴリー。ユイは今回も最年少。イメージしていたコンクールと違う…
このコンクール、分数制限はありますが、選曲は自由。
というわけで、予選でプロコフィエフの3番、7番!、ショパンのバラード、スケルツォなどが当たり前に聴こえてきたわけです。
嘘でしょ…何歳なの貴方たち…
というのが正直な感想。
そんな中ユイさん、ど緊張の末、バルトークのルーマニア舞曲とドビュッシーのアラベスクを弾き終わり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/6d/fbf9499e0b83363880f09549caec0298.jpg?1652031881)
予選を弾き終わりました。これが予備予選通過者。ここから8人のファイナリストが選ばれます。
ありました!ファイナリスト。
よくあのモンスター達に並んで通過したなぁと思いましたが、やはり用意してきた曲を全部弾けるというのは嬉しいものです。
翌日本選。オールショパンプログラムで望みました。のびのびした演奏でこちらもリラックスして聴けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/9d/6ee1808395a2efaa2184836885c9d1a3.jpg?1652032182)
結果はやはり16歳勢が受賞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/47/ffbc74996b3d7657d99db652baad7eae.jpg?1652032218)
これが全カテゴリーのファイナリストたち。みんな素晴らしい演奏でした。どうしてそんな難解な曲をその歳で弾くのか、という疑問は残りましたが、それもコンクール。
ユイにもいい刺激になったはず。
自由時間もあったので観光もでき有意義な5日間でした。その記事はまた後日。
帰ってきてから早速新しいレパートリーの譜読みと睨めっこなユイさん。勉強は続きます。